討伐帰りの報告
ああ、小説書く前にメガネのツル閉めよう思ってその間も一旦綺麗にしよ思って外したらめっちゃちっこいパーツが飛んでって大変やった...!
うあ〜、やっと帰って来れたわぉ。めっちゃ色んなことあったせいで心が休まる暇がなかったし...
取りえずギルドに報告入れてペンダント返したら速攻宿に帰ってうまい飯食って寝よ。
・
・
・
チリンチリン
『踊る氷剣』を先頭に帰ってきた時受付の人や以来に行っていた人怪我を負って依頼を受けられなかった人全員からの視線が集まってきた。
「ゴブリンはどうなりましたか!?」
「ああ、全ての討伐に成功した。ただ報告すべき事がある。会議室は空いているか?」
「はい、今は空いております」
「ではそこを使わせてもらう」
「はい、分かりました。すぐに準備致します」
この会話の後ギルドにいた人達の視線が鋭くなったのを感じた。
みんな分かっているのだ、ここで報告できないという事はそれなりの自体が起こった、あるいは起こっていると。
その後しばらく待ち、会議室に通されたあと事情を説明すると。
「...そうだったのですね。そんなことになる前に気ずけなかった我々もどうかとは思いますが、私達ギルドが責任を持ち領主様に報告を入れておきます」
「そうか、それは助かる」
「ささやかですが、後々領主様からさらに大事になる前に食い止めたことに対する報酬が払われることでしょう」
報酬が上がるのはいい事だ。だが事情が事情だけに皆喜ぶようなことは無かった。
あ、嘘ついたわ。『漆黒の鉄人』のメンバーだけはみんな薄ら笑っとる。...ほんまこいつらクズやなぁ?
「さて、報告は終わりでいいですか?」
「ああ、他に報告すべきところはない」
「では下に降りましょう。ここからは報酬に加え、討伐した数に応じて追加で報酬がギルドから払われます。ここにいる全員で一気に、という訳にも行かないので順次お呼びします。それまで少々お待ち下さい」
はあ、報酬の話するとなんかやっと終わったって感じするわ。これまでは何となく帰ってる間も以来の途中って感じして緊張がとけへんだからなぁ。
まあ報酬って聞いて安心するってのもおかしな話やって自分でも思うけど...
なんて思ってる間に気づいた。そう言えば2人とも全然喋らへんなぁ?チラッと見た感じやといつもの、って感じやけどようみたらすんごい暗い顔してる。
なんか明るい話題ってないかな?あ、そや!
「2人とも、流石に今日は疲れたから勘弁して欲しいけど、明日依頼受けんのやめて服屋行かへんか?ほら、前行きたいって言っててなんか有耶無耶なって結局いかんだやろ?」
「それはいい考え、ぜひ行くべき...!」
「そうね!いつまでもこんなこと考えてられないわ!あたしも明日買う服どんなのか決めとかないと。そう考えると報酬が気になるわね...」
ホッ、良かった。暗い顔からいつも通りの明るい顔に戻ってくれた。まあ、エリスは何時もあんまり顔には感情が出やんタイプなんやけどな?でも最近は何となくエリスの表情も読めるようになってきたんやで?まだ5割当たったらいいほうやけどな。
その点サリアはすごいわ。お姉ちゃんやからかエリスがどんな感情になってるか自分では言わんけど分かってそうやし。てか絶対わかってるわ。
さて、約束してしもた以上明日は絶対服買いに行かんとな!報酬期待しとくか!なんせゴブリンやけどめっちゃ倒せたしな!大体30匹位か?頼む持ってくれ!僕の財布!
この小説サイトから注意を受けてもてな?22話やと思うねんけんどもR18やぞって警告されてもたわ。
運営さんごめんなさいっ。調子乗りましたってね...