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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
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ゴブリン討滅作戦!...会議

 お詫び投稿最終日

「ではこれよりゴブリンの集落襲撃について作戦会議を始める!」

「質問については作戦の説明が終わり次第受け付けますのでそれまでお待ちください」


 ついに作戦の発表が始まった。僕自身こんなに大掛かりになるとは思ってなかったんやけど、いつも酒場になってる所にコルクボードがあってそこに作戦の説明が分かりやすく図になってるみたいやな。


「今回参加することになった冒険者の数は38パーティー、数にして67人になるそこにギルドの武闘派職員が10人加わり、合計77人になる」

「今回Bランク以上が所属しているパーティーが三組、11人おり、そこに今回集落を発見した冒険者達が集落の襲撃チームになり、それ以外の方はゴブリン達が逃げないように包囲する係となります」


 ...ホンマに僕ら合わせて4組だけでゴブリンを全滅させられるんかな?めっちゃ不安なってきた。


「では次に出発する時間ですが、明日の昼の鐘がなる時間に西の門に集合し、事前に聞いていたパーティー名を私ども職員に伝えてもらい全員そろい次第、出発します。この時1時間ほど待ちますが来なかった場合依頼を破棄したという扱いになり、そのまま出発します。この場合後日ペナルティが課せられます」


 なるほど、じゃあ明日は1回ギルドに行かんと直接門に行けばいいんやな。


「最後に今回襲撃するパーティーを紹介しておきましょう。『踊る氷剣』のリーダー、Aランク冒険者のミシェルさんです」


 ほえぇ。なんかちょっと冷たい感じはあるけど結構美人な女の人やな。大体二十歳位か?


「ミシェルです。これから少しの間ですがよろしくお願いします」


 なんか挨拶もちょっとクールな感じやな。僕もちょっと目指そかな?...いや無理か、直ぐにボロが出る未来が見えるわ。

 因みにパーティーの人数は4人やったわ。男2人、女1人やな。


「続いて『漆黒の鉄人』のリーダーでありBランク冒険者のブライアンさんです」

「ブライアンだ。大盾を使っている。くれぐれも俺たちの邪魔をしてくれるなよ。特に集落を発見したと言うだけで襲撃組に入ってきたパーティー」


 うっわ、感じ悪!因みにブライアンは高慢そうな顔をして、だいぶ日焼けしたような30歳程の大男だ。

 あと、パーティーメンバーは、全員男で3人組みたいやな。


「最後に『潜むもの』のリーダーでありBランク冒険者のシドさんです」

「紹介に預かりました、シドです。本来は偵察依頼や護送などをしています」


 シドさんは目元にクマができた地味そうな人やな。パーティーは男ふたりと女1人で、なんかみんなどこにでも居そうなThe、平均って感じの人ばっかや。


「そして今回集落を発見した冒険者三人カインさん、サリアさん、エリスさんです」


 え?僕らも紹介されんの?僕なんも聞いてなかったんやけど?あ〜、パッと思いつくやつでいっか!


「あ〜っと、カインです。今回は襲撃組は他の組に寄生するような形になってしまって申し訳ないですが、よろしくお願いします」

「サリアよ!カインと一緒に行動しているわ!」

「私はエリス、同じくカインと一緒に行動してる、よろしく」


 ...エリス、君はいつもマイペースやね。めっちゃ羨ましいわ。僕こんな場所やったらめっちゃ緊張して喋れへんもん。


「以上の4組で集落に襲撃をかけることになる。包囲組の配置は受付嬢に言ってあるので後で受付で聞くように。これで説明は以上だ、質問は?」

「質問だが、今回俺たちは初めて大規模な依頼を受けるんだが、何を用意したらいい?」


 ナイスや見知らぬ冒険者くん。それ僕も気になっとってん。質問する勇気がなかっただけで後で受付嬢にこっそり聞こうって思っとってんけどな?


「ああ、それならいつも通りの装備に長期になる可能性があるから多めに食料などを用意しておいた方がいいだろう」

「なるほどな、感謝する」

「大丈夫だ、ここにはまだ大規模依頼を受けたことがない冒険者も大勢いることだからな。他に質問は?...無いようだな。それでは最初に説明した通り明日にまた集合してくれ。解散だ」


 よっしゃ、これで終わりか。


「カイン、帰りに串焼き買っていこ?」

「お?うーん、まあ、いっか。分かった行こか。いつものおばちゃんとこのでいいか?」

「やった、勿論そこでいい」


 明日は大きい依頼やからな、それで気合入れてくれるんやったら安いもんや。

 次はついに大規模な討伐作戦が始まります。楽しみですねぇ!

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