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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
23/37

集落発見の報告

 1週間ぶりですねぇ。見つけた小説が面白くって遅刻する所でしたよ...

 僕らはゴブリンの集落を発見した後、急いで街に戻ってきていた。


 5分ほど走りようやく門にたどり着いたが、そこはいつも通り(僕はまだこの街に入った時とクエストで出た2回きりなのでいつも通りかは分からないか)すごく多くの人か検問を待っていた。


 だが僕らはそんなのは待っていられない。なぜならばゴブリンの集落を放っておけば、この街に攻めて来るかもしれない、そうすればここにいる人らはどうなるんか、それは自明の理だからだ。


「すまん!ちょいどいてや!緊急事態や!」


 そう叫びながら門に向かって走っていると検問所から衛兵が駆け寄ってきた。ちょうど異変を感じて駆けつけてくれたようだ。


「おいお前たち!しっかり列に並べ!お前らみたいなやつがいるから俺達衛兵にクレームが来るんだよ、まったく...」

「そんな事言っとる場合やない!大変や!ゴブリンの集落を発見したんや!」

「なんだと!嘘だったらどうなるか、分かってて言ってんだろうな!」

「ああ、分かっとる!嘘やと分かったら捕まえるなりなんなりすりゃあいい!やから今は通してくれ!」


 これを言っても全く問題は無い。だって絶対あるって分かっとるからな。このままうだうだ話しとる方が時間の無駄や。


「取り敢えず冒険者カードを出せ。記録を取る必要があるからな」

「おうわかった。...これでいいか?」

「...よし、記録もとったし急いで冒険者ギルドに行ってこい!」

「じゃあな!」


 思ったよりすんなり行ったな。もしかしたら30分くらい拘束されるかなって思ってたんやけどな。頭ごなしに否定する人じゃなくって助かったわ。もしそうやったら強行突破するしかないとこやったからな。


「思ったより早く通れたし、急ぐぞ」

「分かってるわ」

「早く行く」


 道中走っている僕らを見て何事かって感じでめっちゃ見られながらギルドまで走った。


 ギルドに着くと何人か受付に並んでいたがやはり待っていられない。こちらの方が絶対に緊急だ。


「すんません、緊急事態です!ゴブリンの集落を発見しました!」

「本当ですか!?詳しい話を聞きたいのでこちらへ!」

「おいおい見てみろよあいつら、ゴブリンの巣ごときでビビってやがんぜ」

「ギャハハハ!まじだ!おいお前らゴブリンごときで何が緊急だぁ?」


 そう他の冒険者たちにバカにされながら受付嬢に案内された先は二階にある会議室のようだった。ただし入る人数は大体五人ほどしか入れないだろうけど。


 会議室に入り座っていると別の人が入ってきた。


「ではギルド長もいらしたとごろで、詳しく話してもらいましょうか?」


 この人、ギルド長やったんか!?なんかスウって入ってきてなんも言わんから記録係の人かなって思った。


「はい、まず僕らは一番最初に受ける依頼で魔力草を採取するものを選び、西のもんを出た先にある森に行きました。そして帰りに三匹のゴブリンと遭遇し交戦したあと逃げたのでもしかすると集落があるのかと思い追跡した所、50匹程のゴブリンがいる集落を発見しました」


 思ったよりスラスラ説明できたな。僕ってめちゃ説明下手くそやからしっかり説明できるか不安やったんよな。


「なるほど、要約すると集落の位置が西の門を出た近くの森、規模は50匹程、ですか。もしかしたら女性が囚われているかもしれませんね...。ギルド長、早急に偵察を送らせてください!」

「...許可する」


 ギルド長が喋ったァ!まあ人間かやから喋んのは当然やねんけどな。いや、あんまり喋らへん人が喋った時の様式美みたいな?


「あ、冒険者さん達はそのまま待機していてください。万が一嘘だった場合そのまま拘束される事をご了承ください。早ければ15分程で帰って来ると思うので。」

「了解てず」


 これは門番の衛兵に言われてからちょっと想定してたから、そんなに驚きはしない、ちょっと依頼こなした後に動いてそのまま報告って流れやから腹減ってきたくらいか。


「カイン、お腹減った...」

「カイン、暇だわ!なにか面白いことない?」


 ...ギルド長と受付嬢が出て行ってからまだ10分も経って無いのにこれや。よっぽど暇なんやな。まあ、それは僕もやけど。


 それからまた10分程経ち、下の階が騒がしくなってきた。どうやら偵察が帰って来たようだ。

このまま、明日も投稿できるかな。前のお詫び投稿みたいに3日連続更新をしよかなって思ってます。

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