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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
21/37

依頼の系統

 すみません。説明会が続きます。もうちょっとっていうかもう終わるので見逃して?

 くぅ〜、よく寝た!立地は良くないけどサービスやったり、ファンタジーによくあるダニがわいてて体が痒いとかも全然ない、これって多分すごいことやんな?


「あ、おはようございます!すぐに朝食にしますか?」

「2人は?」

「お2人ならもう起きて今顔を洗いに行ってまいすよ」


 あれ?僕ってもしかして寝坊した?まだ地球にいた頃の感覚が残ってんのかな。


「カイン、おはよう」

「やっと起きたのね!」

「おう、すまんなぁ、僕もちょっと顔洗ってくるから先に食っといてや」

「良いわよそのくらい、待ってるわ」

「そっか、じゃあちょっと急ぐわ」


 その後、朝食を食べ、早速昨日も来たギルドにやってきた。


 ギルドでは朝早くだというのに多くの冒険者たちが押し合い、依頼書を取ったり受付に並んでいた。

 この調子だと昨日大量に街に入ってきた冒険者たちも依頼を受けに来ているのだろう。


「すいません、僕らもしか読めないんで適当な依頼を見繕ってくれませんか?」

「ああ、昨日登録に来た方ですね?...そうですね、初めての依頼ということでまずは採取系の薬草採取、または職業斡旋系の八百屋の売り子などどうでしょうか?」

「その、採取系とか、職業斡旋系とかって、なに?」


 おお確かに、そうかそうかって聞き流しとったけど、言われてみたらそうやな。エリスナイス!


「そうですね、この場合の系統とは依頼を大雑把に分けた場合、どういう依頼か、というのを表しています。隣の依頼表にも分けてはってあるのですよ?そしてこれがどのように別れているかと言うと、薬草の採取などがメインの採取系、街の中でのお手伝いをするのが職業斡旋系、魔物などを討伐し素材を集めてくるのが狩猟系、新しいダンジョンや遺跡が発掘された場合それを探検するのが探掘系、商人たちを安全に他の街まで送り届けるのが護送系と別れています。他のハンター達は大体2つほどに搾って依頼を受けていきます」


 つまり、僕らにもそれのどれかのエキスパートを目指せって事やな。僕やったらどれになりたいんやろ?やっぱり進化はしたいからダンジョン潜ったり魔物討伐していったりしたいけど安定して稼ぎたいから狩猟系と並行して出来る採取系とかどうかな?


「サリア、エリス、どれかを極めとほうがいいって思ってな?探掘系と採取系の2つをメインにしていきたいやけどどうかな?」

「まあ、あたし達の状態を考えたらそれがいいかもね。護送系とかは出来ないわけだしね」

「ん、それがいい」


 よっし、これで僕らの方針を固めた所でダンジョンがある町に向かうための金を集めやなな。

 そうなると討伐系を受けていきたいな。


「討伐系と採取系の2つを受けたいんやけど?」

「それはおすすめできません。理由はあなた方はまだ、どちらの依頼も受けたことがないでしょう?わたし達職員としても依頼を受けてもらうこと自体は嬉しいのですが依頼の経験がない状態で失敗してしまうと依頼をされた方に迷惑がかかってしまいますので2つ以上を受けるとしても経験を積んでからにしてもらいたいのです」


 さあ、なるほどな。多分依頼を受けたってことを依頼人に1回報告でも入れんのかな?そうじゃないと急に依頼が達成されたから!って報告されても困るやろうしな。


「じゃあ採取系のをお願いします」

「かしこまりました。それではこれなんてどうでしょう?ここから西の門を出た先にある森で魔力ポーションの原料となる魔力草の採取、1束(1束=指4本分)銅貨10枚です。これはこの数を超過したとしても同じ金額で買取し続けますので多く取った方がいいです」

「ふうん、これの注意点は?」

「そうですね。これは根ごと薬に使うので根っこごと持ってきてください。この時取りすぎてしまっては次が取れなくなりますので程々にして次の場所へ行くようにしてください」


 なるほどな、魔力草は根っこごと取って取りすぎない、っと。



 その後どの草が魔力草かの絵と簡単な見分け方を教えてもらい出発した。

 追記:モチベーションが続かないので、次を投稿したらまた1週間ほど休ませてください。

ごめんよ!

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