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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
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冒険者登録!

 書いてたか忘れちゃったので書いときます。

8月20日に統廃合した祭エリスとの手繋ぎシーンがあったんですがそれをイチャラブ方面ではなくふざけ会いにしました!

 どうしてもヒロインがチョロインに見えてしまうようなシーンだったんで気に入らなかったんですよね...

「ではまず第1に冒険者は一般人殴りかかってはいけない。これは最初に殴りかかってはいけない、という事で一般人の人が自分を攻撃してきた場合は、殺してしまうなどの過剰な防衛を除いた反撃は許されています。やりすぎてしまうと騎士団の警邏隊、酷い場合はそこに冒険者ギルドが捕まえに来ます」


 つまり地球で言うところの正当防衛以外は禁止と。

 ん?それやったら冒険者相手やったらどうなんや?


「すいません、それは一般人の話として、冒険者やったらどうなんですか?」

「それが第2の規則ですね。冒険者相手には例外を除き冒険者ギルドは関与しません」

「例外って、なに?」

「例外とは過去にあった例をあげれば、上のランクの冒険者に絡まれる、または悪質と認められた嫌がらせなどの行為の場合それを行った冒険者に対して罰則を設けます。他に質問はございますか?」

「ない」

「そうですか。では第3に冒険者のランク付けについてです。ランクは上から順番に王級、S級、A級、B級、C級、D級、E級、F級とあり、S級からは人数に制限があります。S級が20人、王級が1人です。あ、有名になれば異名が貰えるかもしれないので頑張ってくどさいね」


 ほう、異名とな。僕やったら何になるやろ?血を使ってるから⦅ザ、ブラッド⦆とかかっこいいやんな!


「どうしたらランクが上がるの?」

「ランクをあげるにはクエストを受けてください。点数は秘密ですが点数を稼いでいけばB級まではランクが上がっていきます。A級からは誰の目に見ても英雄的行動をした、3人以上のギルドマスターにランケ昇格の書類を貰うなどの条件があります。他には?」

「特にないわ!」

「では次に第4の依頼について、あなた方は冒険者になるにあたり、依頼を受ける事になるでしょう。依頼については隣に張り出されているクエストボードにて選べます。クエストは上は1つ、下は2つまでのランクまでの依頼を受けることができます。初めはE級から始まるのであなた方が受けられるのは1つ下のF級から、1つ上のD級までです」


 例えばS級やったら、王級からB級まで受けられるんやな。


「ここまでが主な規則となります。では不明な点がなければギルドカードを発行させていただきます」


 ないかな?うん、エリスもサリアも特に何もなさそうやな。


「じゃ、お願いします」

「かしこまりました。発行まで五分ほどお待ちください。発行が終わり次第呼ばせてもらいます」

「はい」


 いやぁ、まあ、簡単な規則だけで助かったわ。要はあれやろ?喧嘩は基本すんな、クエストはバンバン受けてけっちゅう事やろ?

 さて、発行まで五分、呼ばれるからここから出られん、はて、何しよっかな?


「なあ、発行まで何してよか?」

「お腹減った、隣の酒場でなにか食べよう?」

「そうねもうお腹ぺこぺこよ!」


 いや君ら、いや僕もやけどさっきここ来るまでに串焼き1本食べたやん。まあ、街着いたん夕方頃でもうほとんど夜やし、しゃあないちゃしゃあないか。


「おっしゃじゃあそうしよか!」


 隣の酒場に行くと酔っ払いがこちらに近ずいてくる。


「よう兄ちゃん、そっちの嬢ちゃん2人、こっちにもくれよぉ。着いてくればいい気持ちにさせててやるぜぇ?」


 そう言ってチンピラ冒険者どもはエリスとサリアに下卑た視線を向けてくる。


「なに?こいつ、気持ち悪い...」

「あんたらに付き合ってる暇はないのよ!こっちはご飯食べたいんだから!」

「なんやとゴルァ!」


 うっわ、典型的なやられ役やんか!この世界にはこんなやつまでいるんやなぁ。

 でも残念、こいつら顔はそんなにガンつけてても怖くない、つぶらな感じの目してんねんかなぁ。

 そしてサリア、さすがにその対応の仕方はないと思うぞ。もうちょっと対応してやったらどうや?まあ僕も気分悪いし対処するかな...


「なあ、チンピラ君、こいつら僕のつれやねんけどさぁ、めんどくさいから絡まんといてくれんなかぁ?」

「お前には話してないだよォ!」


 そう言ってチンピラ達は殴りかかって来たのだが...


 おっそ!こいつら本気か?それとも酔ってるだけ?僕自身そんなに強くないって自信をもって言えるからコイツらもしかして万年Eランクとか言われてねぇか?

 そんなことを考えていると別の席に座っていた別の客が騒ぎ出した。


「おおいいぞ、万年Fランク!今度こそ女手に入れられるといいなぁ!」

「うっせぇわ!」

「ガハハハ!」


 うんなるほど!って感じ笑ってる人、解説ありがとう!

 って言うことで手早く済ませることにする。


「ほら足元お留守やぞ!」

「いでぇ!」


 そう、みんな大好き、足を引っ掛けやったんや。でも僕もまさか1発で引っかかるとは思てなかったけど。

 いや普通思うやん。運動能力が低下してきてる日本人でも体勢崩れるくらいで立て直すやん?

 せやけどコイツ漫画みたいに顔から突っ込んでくるわ、あとのやつはよっぽど酔ってたんか、そいつに突っ込んで行って勝手にこけるわで...


「なんやコイツら?」

「ほんとにねぇ?」

「すいませぇん、このボア肉のシチューを3つとりんごジュースを同じく3つ下さい」

「はぁい、かしこまりましたぁ。...オーダー入りました!ボアシチューがが三とりんごジュース三でぇす!」

「あいよぉ!」


 エリスなんてチンピラ無視して勝手に注文してるし...


 あ、因みにボア肉のシチューは美味しかったです!

 今日の僕の晩御飯もシチューでしたぁ!

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