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今までにない進化を求めて  作者: シュレー・ディンガ
1章 私の世界へようこそ!
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森からの脱出!

 今回初めてコメントを貰いました。こんなん見てもうたらもう、頑張るしかないやん?

 って事でこれからも頑張って行きます!

 ありがとうございました!

 ついに僕はやりとげたんや。そう!生まれ故郷の森からの脱出をね!


 地図を作り始めて1週間ほど、今度は同じ所をグルグルすることなく、無事!森をぬけて外の世界に飛びだせました!


 良くやった僕。ちなみに森の外はだだっ広い平原やったわ!

 な〜んにもない場所やったけど、景色に変化があるってだけでもメチャ嬉しいってもんやで。


「やっと陰気臭い場所から出られたわね!待ってなさいよ町、このあたしが新しい服を買ってあげるからね!」

「確かに私達最初から着てたワンピースしか着てない...」

「そうねぇらそれもずっと着回していたら、いくら洗ってるって言ってもだんだん汚くなってきたしね」


 ふむ、確かに僕も汚くなってきたね!なんてことは言えんけど、そんな感じのことは思ってたしな〜。

 あぁ〜、はよ新しい町こやんかな。


「まぁ、そやな。でもそろそろ街も近いはずやで?だって前の鎧来たやつはどこから来てんって話やし」

「なるほど!確かにそうね。って言うことは新しい服とふかふかのベットも近いってことね!行くわよ、エリス、カイン!」

「姉さんまって。カインも早く」

「分かっとるがな。ちょいまちぃや、まずは街道探した方がいいやろ?」


 何で道路って言わんと街道って言うたかって言うと、まず前の冒険者(?)は皮鎧やったわけやん?やから、地球の装備みたいなのじゃないってことは、そんなに文明が発達してないってことやと思ってん。

 可能性としては魔物の皮は地球産の物より強いって可能性も無きにしも非ずやけど...


「じゃあ早く街道を探しましょう?また日が暮れる前に出来るだけ距離を稼いでおきたいわ」

「そやな。じゃあまた迷わんように、装備作った時についでに作った木の板に地図書いてこか」

「うん、そうしよう?前みたいになったら嫌だしね。その前に、折角森を抜けられたんだからちょっとだけ休憩していかない?急ぎの旅でもないんだから」


 そういうとエリスは、日当たりのいい草むらに飛び込み、気持ちよさそうに寝てしまった。


「エリス、気持ちよさそうね...。ちょっとカイン、あたし達も休憩していきましょうよ!」


 そういうとサリアまでエリスの隣まで行き、一緒に寝始めてしまった。


 いやサリアもかい!いや僕も若干気持ちよさそうやから休みたいけどな?

 ちょ、ちょっとだけやったらいいか?


あぁ、日差しが気持ちいぃ。こんなにリラックスしたの、何時ぶりやろ...?


   フワァ...


それから街道を見つけたのは起きてからに3時間くらい後の事だった


     ・

     ・

     ・


 やべぇ!街道見つけたんはいいけど、もう暗くなってきてるやんけ!2人の誘惑に負けたんが間違いやったか!?


 あ〜でも気持ちよかったしな〜。あれはあれでよかったかもしれへんな。

 まぁ、でもそのせいで街道見つけたんがほぼ日が沈んでからって言うのが悲しいとこやけどな。


「危なかったぁ。もうちょっとで完全に暗くなるところだったわね!」

「...ごめんなさい。私がお昼寝し始めたから。」

「そんなことないで。僕も気づかんうちに気ぃはっとったんが気持ちいい太陽の中で昼寝したら取れたしな」

「カインの言うとうりよ。さ、そんなこと言ってないで行くわよ!」


 そうに言ってサリアはさっさと歩いていってしまう。どうやらサリアは本当に気にしていないようだ。


「サリア待ってや、エリスも置いてかれるぞ?」

「わ、分かった」


 そう言って僕がふざけるように手を差し出すと、エリスは僕の手を握り返してくる。

 僕はまさかエリスが手を握ってくるとは予想していなかったので驚いていると、エリスが、


「まさか手を握ってくるとは思わなかった?」


 エリスはそう言って珍しい事に少し笑いながらこちらをからかうように言ってきた。


 こいつ!僕のことをからかったな!ホンマにびっくりしたやからな...!


「あぁ〜、もう!何してるのよカイン、エリス!何エリスと手を繋いでいるの?もう暗くなるって言ってる側から!」

「はいはい、サリアも手を繋ぐか?」

「...繋ぐ」

「なんか、こうしてると家族みたい」


 こうやってみんなで手を繋いでいると、エリスの言ったみたいに本当に家族みたいでちょっと面白いな。

 そうしていると、


 ギャリキャリギャリィ!


というすごい音と一緒に、

「助けてくれぇ、誰でもいい!誰かぁ!」

という切羽詰まったような声が後ろから聞こえてきた。


「助けに行くぞ!」

「「分かってる!」わ!」


そういうや否や、僕達は急いで声の主の元に急いだ

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