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この世界の行く末を  作者: 寝蛇
第一章  不老不死編
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第44話   観光にレッツゴー

第四話   親切な人

「この辺に何か仕事ってありませんか?」

「仕事か.....そうだな.....そこに大きな建物があるだろ」


建物、確かにあるな。


「わかりました。ありがとうございました」

「どういたしまして。では、気を付けて」


そして俺は、言われた通りに大きな建物に行くことにした。


~多分次回一章最終話です。

 あれから、もう一度びっくりするほど高いガソリンを使って、研究所まで帰宅した。そして、帰ってきてやることと言えば.....


「寝るぞー!!疲れたから」


 寝るのだ。何もすることなく。あと、1年ぐらい。


「そうですね.....私も疲れたので、休もうと思います」


 疲れたのは当たり前だろう。義理兄あにが亡くなったことを知らされたんだ。肉体的にではなく、精神的に来るものがあるだろう。


「あぁ、そうすればいいと思う。ゆっくり休めよ」


 まあ、言わなくてもそうするだろうが。というか、さっき自分で言っていたし。休むって.....


「.....」


 そして、無反応のまま、響は部屋に入って行った。俺も、部屋に戻って寝よう。部屋に戻ろうとしたとき、響の部屋からすすり泣くような声が聞こえてきた。


 そんな声を聴いていると、自然と目が潤んできた。一瞬、慰めに行こうかとも思ったが、逆効果だと思い、やめることにした。そして、俺も今は泣きたい気分だった。

 しかし、対抗薬が打ち上げられるのがいつなのかはまだ決まっていないが、これから忙しくなるんだ。泣いている暇なんて.....暇なんて無いんだ!!と言っても、


「今日は、寝るけど.....」


 そして、ベットに倒れ込み、枕を濡らした。泣いている暇がないといっただけで、泣かないとは言っていない。だって、しょうがないだろう。会話が苦手な俺が普通に話せるのは、家族と、箏ノ葉兄妹きょうだいぐらいなものなのだから.....


「どうして.....」


 どうして、先輩は殺されなければならなかったのだろうか。何かしたのか?そんなことを考えながら、どんどん意識が薄れていった.....


 プルルル♪プルルル♪プルルル♪


「うるさいな!!」


 朝は、電話で目を覚ました。


「はい!!もしもし!!幻都です!!」


 電話が来れば、いくら起こっていても声を変えて出ることができる女性の方々は本当にすごいと思った。


「何を怒っているんだ?」


 ほら見ろ。起こされて怒っていたのがバレバレじゃないか。


「いや、別に何でもないです。それで、要件は何ですか?」

「大体わかっていると思うが、対抗薬を打ち上げる時期についての相談と、資源を増やすことのできるものの報酬についてだ。ところで、資源を増やすことのできるものって、何て呼ぶんだ?短くならないのか?」


 ふむふむ.....名前なんて考えなかったな.....


「短くは.....ならないな」

「ならないのか!?考えていなかったのなら今考えろ」

「ネーミングセンスの無さは自信があるぞ。今考えたもの.....そうだな.....フエルンとかどうだ?」


 けど、今回のネーミングは、自信がある。自信作だ。


「ボツだ。別の案を出してくれ」

「は!?」


 いったん落ち着こうじゃないか。


「.....ボツ?マジ?」

「マジ」

「うーん.....増加薬と書いて、フエルンと呼ぶ。」

「ルビになっただけじゃねえか。フエルンがそんなに気に入ったのかよ」

「あぁ、かなり」


 そう答えると、電話の向こうで大きなため息が.....


「じゃあ、いいや。もうそれで」


 オッケーが出た。やったね♪


「で、フエルンの報酬は?」

「.....100億だ。」

「100億って言ったら、え~と、10円ガムが10億個も買えるじゃないか。」


 まあ、そんなに絶対に買わないが。


「また、口座に振り込んでおくよ」

「ども~。」


 俺の渾身のボケは無視ですか。まあこれで、もう何もしなくても遊んで暮らせるな。


「それで、対抗薬の打ち上げだが、半年後だ」


 あっ、いいこと思いついた。


「そうだ。対抗薬の名前、対抗薬と書いて、呼び方をタイルンにしないか?」

「はぁ!?」


 あっ、駄目なんだな.....


「何でもないです」

「そうか。じゃあ、そういうことでよろしく頼むわ」

「了解です」

「半年か.....」

「半年がどうかしたのですか?」

「あぁ、響はもう起きたのか。対抗薬の打ち上げの時期だよ」


 振り向いて答え、視界に入った響の目は少し赤かった。


「そうですか」

「あぁ、そうなんだよ。それであと半年どうしよかなって。」


 冗談抜きで、ほとんど寝ていようかな.....


「それで、どうするのですか?」

「響はどうするんだ?」

「教えませんよ。それともしそれを知ってどうするのですか?」

「何もしないけど?」

「では、聞かないでくださ」


 それは、ごもっともだな。


「分かった。じゃあ、まあ、いいや」


 ~約半年後~

 結局俺は、ほとんどの時間を寝て過ごした。あとは、アニメを見たり、ゲームをしたり、たまに研究をやらされたり。


「あと、もう3日で打ち上げですか」


 そう、対抗薬の打ち上げまで3日を切っていた。


「そうだな。見に行くか?」


 さりげなく誘ってみる。


「どこで打ち上げられるのですか?」

「さあ?」

「さあ!?」

「そういえば知らなかったな。どこで打ち上げるんだろ」


 聞いていないし。見に行くつもりもなかったからな。


「ごめん。やっぱ無理だわ」

「いや、聞けばいいではないですか(笑)あの人に。」


 こいつ、俺が会話が苦手なことを知っていてこんなことを.....


「もういいだろ。どうせ行く気なんてなかったんだろ」

「行きましょうよ。対抗薬の打ち上げを」

「はあ?俺が話すの苦手だって知ってて言っているよな?」

「別に聞かなくてもいいではないですか」

「何を?言って.....」

「よく考えてみてください。対抗薬の打ち上げはかなりの大ニュースなのですよ」


 よく考える.....大ニュース.....


「ネット?」

「そうです。ネットです。調べれば場所がわかるはずですよ」

「そうか、ネットか.....」


 そうするか.....調べよう。そう思いポケットの中を探るが.....案の定.....


「無いな.....」


 上に行って、パソコンで調べるか。


「上にいって、調べてくるわ」

「そうですか」


 上に行ってパソコンをつけ、場所を調べる。すると、


「た、だけで出てくるのか検索候補に」


 すごいなと思いつつ場所を確認する。


「ふむふむ.....種子島か.....」


 そして、下におり、響に


「種「種子島ですね」.....何で知って.....」


 その手には、スマホが.....


「あるなら言ってくれよ」

「嫌ですよ」

「さいですか」


 ひでぇ~。

 ちなみに、打ち上げは今日が12月28日で、3日後だから12月31日だ。そして、時間は午後11時だ。計算上年越しと共に不死身では無くなることになっている。計算上ではだが.....


「2日後に出発でいいか?」

「いいですよ」


 出発の日付が決まったことだし、あと3日寝ていよう。


 ~2日後~

「おはよう」

「おはようございます。さあ、いきますよ」


 準備満タン.....っとそこで気づく、


「やべぇ、準備してねぇ。」


 急がないと。殺される。まだ、死なないけど。


「は~や~く~してください!!」


 俺は、凄まじい速度で準備を完了させる。忘れ物は無いはず。


「ふぅ.....、準備完了。さあ、いこう」


 急いで、近くの空港で飛行機に乗って鹿児島へ行って、そしてまたそこから種子島まで飛行機で行った。


「ここが種子島か~~」


 今は、昼過ぎだ。打ち上げの時間まで結構時間がある。


「響。この辺の観光でもするか?」

「そうですね。することは特にないですしそうしますか」


 そうして、俺と響は種子島の観光をすることになった。

感想やアドバイスを頂けると幸いです。

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