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この世界の行く末を  作者: 寝蛇
第一章  不老不死編
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第38話   深刻な問題

話の区切り上、短いです。まだ、前の更新から2日目だし、許して(。-人-。) ゴメンネ

 対抗薬をすでに取り込んだ人がもう一度対抗薬を取り込むとどうなるか。それは、


「1か月程度()()()()になってしまうか.....」


 いや、やばいじゃん。結構深刻な問題だ.....どうするんだよ。仮死状態って。しかも1か月.....どうしようもないじゃん。無理だろ。


 もう一回作り直すのは嫌だしな.....仮死状態か.....別に死ぬわけでもないしいいかな.....


「で、幻都。どうするんだ?」


 なれなれしいな。今更ながら.....


「仮死状態.....どういう.....詳しく.....」

「ふむふむ、なるほど。仮死状態は、機能が完全に停止していて、その1か月間は体には何の変化もない。栄養を全く取り込まなくてもきっかり1か月後には目を覚ます。必ずな。まあ、その時は石ころ同然というわけだ」

「石ころか.....」


 こんな短時間でよくそんなことが分かったな.....流石だな。やっぱり。使う労働力と金が違うわ。


「まあ、身体に影響は実質ないからいいだろう」


 ん?いいだろ?1か月間だぞ?どこがいいんだよ。寿命まで止まっているという保証はないんだぞ!!100万も使って、1か月間無駄にしただけって.....不満があるってもんじゃないだろ。


「幻都、もう帰ってもらっていいぞ。それをこちらに渡してからな」

「待ってくれ.....」

「何だ?まだ何か用があるのか?」


 クソッ!!そんなことを言っている場合じゃない。そんなことは分かっている。っが、こんな時までコミュ障が.....


「まさか.....対策.....しない.....まま.....」

「はっきり言ってもらわないとわからないな」


 怒っているのか?まあ、それはそうか。誰だって成人男性がこんなのだったら怒るか.....腹をくくれ。俺。何のために確認をしたんだ。こんなことを防ぐためだろう!!


「まさか、何も対策をしないまま発射するのか?」

「あぁ、そうだが?何か問題でもあるのか?」


 何か問題でもあるのか?だと.....


「ふざけているのか!!他人の時間をお前は何だと思っている」

「あぁ?他人の時間?そんなもの俺には関係ない」


 そういえば、こいつはこういうやつだったな.....すっかり忘れていた。


「その問題を解決しない限り、これは渡さない」


 何人も1か月間仮死状態になる。そんなことが起きれば、この政府は絶対に潰れる。こいつはそんなこともわかっていないのか?まあ、俺は政府が潰れようが関係ない。けどな、時は金なりというように、時間は大切なんだ。


 それを1か月も奪うなんて、そんなことはぜったに在ってはならない。


「そうか。なら、対抗薬の販売はまだ続くが、それでもいいかな?」


 そんなことを言えば、いろいろ考えなければならなくなる。このまま、意見を曲げなければ何のために資源を増やすためのものを作ったのか分からなくなる。流石汚いな、やっぱり。


「販売価格もそのままでか?」

「あぁ、もちろんだ」


 何がもちろんだよ。何のために対抗薬を販売しているんだよ。資材不足だったからじゃねぇのかよ!!完全に金儲けじゃねえかよ!!その金で、あれを大量生産でもするのか?


 あっ、そうか。俺が渡さないからまだ資材不足なんだな.....時間を選ぶか、金を選ぶか.....あ~、どうすんだよ。もう!!


「分かった。なら販売を続けてくれ。できるだけ、速く解決してやる」

「期待せずに、待っておくよ」


 こいつと話すのは、疲れるな.....まあ、慣れていない人全員だけど。本当に、先輩どうしたんだろ?聞いてみるか。話したくないけど。


「ところで.....先輩は.....」

「先輩?あ~、箏ノ葉のことか。箏ノ葉がどうしたんだ?」

「いや.....いつも.....対応.....先輩.....だったから.....」

「そういうことか。たまたま、だよ。そういことだってあるさ」

「.....そうか.....」


 そう言い外に出て、ここから始まる地獄の帰り道を思い浮かべため息をつきながら、自転車にまたがった。こいつからは、何の情報も得ることは出来ない。そう確信し、後で響に聞いてみようと思った。覚えているかわからないが.....


 あれから、1日と少しが経った。


「幻都。帰って来たのですか。どうでした?」

「対抗薬の改良をする必要ができた」

「はい?何を.....」

「説明した方が?」

「はい。お願いします」


 そして、響に起こったこと、会話をありのまま話した。包み隠さずすべてを。すると、響が少し怒った。起こったことを話したから.....


「そんなことがあったのですか.....その政府の人、腐っていますね。本当に.....」

「響も負けてないと思うけどな(ボソッ)」

「何か言いましたか?」

「ひぃ!!何も」


 地獄耳だ.....自分の都合の悪いことの時だけ.....


「どうして、義理兄(あに)ではなかったのですかね」


 はっ、思い出した。それについて聞こうと思ったんだった。


「そのことについて、響は何か知らないか?」

「そうですよね。幻都はコミュ障で、初対面の人とは話せないことなんてわかりきっていることですしね.....」


 はっきり言ってくれるじゃねぇか.....その通りだけど。けど今回は話せたからな!!


「私も、知らないので電話で聞いてみますね」


 そして、響は自分のスマホで電話をした。

感想やアドバイスを頂けると幸いです。

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