第21話 幻都の対策
毎日投稿頑張ってします。(執筆時4月1日)
俺は、痛みとともに目を覚ました。そして、腕を見ると復活しているところだった。
「痛みの原因はこれか.....っで?どうしてこんなことをするんですか?先輩!!」
俺は、ようやく痛みに慣れ、そう問う。すると、箏ノ葉(兄)は驚きを隠せない様子で答えた。
「何故復活する?あの対抗薬を打ち込んだはずなのに.....」
「おい!!聞いてるんだよ!!何故はこっちのセリフだ!!」
もう、敬語を使うことなどすっかり忘れ理由を再び聞いた。
「.....」
「おい!!答えろよ!!また金か?金のためにこんなことをしているのか?あの時みたいにまた手柄を横取りして!!そんな
金何に使うんだよ!!なぁっ!!答えろよ!!」
俺は怒っていた。穏便でたとえ響に切られても怒らなかった俺が.....
何かあの兄妹が問題を抱えていることは大体想像できる。できるが.....他人を.....世界中の人までも利用し、人を道具としか思っていないそんなやつを許すほど能天気でも無く、感情移入もしていなかった。
「お前には一生わからないことだよ.....才能のあるお前にはな!!」
「わかりたくなんかねぇよ!!そんな自分のことだけしか考えられないことなんか!!」
そう俺がいよいよ我慢できなくなり、今にも殴り掛かりそうになっていた時
「っ!?まただ、この頭痛.....なんだよこれ.....くっ!?.....あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
この隙を突き、箏ノ葉(兄)は、幻都にもう一度対抗薬を打ち込んだ。
「これで、大丈夫なはずだ。これでお前はもう不死身ではなくなった。」
そして、再び俺の腕を切り落とした。しかし、俺の腕はやっぱり復活してきた。
「何故.....」
まだ、少し痛む頭を押さえながら、心底見損なった感じでその質問に答えた。
「何故?.....先輩は自分のやったことを忘れたのですか?お金がなく、人体実験に俺を使い、部屋に少し充満させるだけでいいはずのウイルス直接を大量に打ち込んだのを!!」
あのウイルスは空気感染を前提としたものであった。また、一人の未感染者も残してはならなかったため、強力な感染力にしなければいけない。つまり、強力なウイルスということである。そして、それを直接打ち込まれればどうなるか、しかも大量に.....
確認するが、この対抗薬は再び空気で広めることを前提としている。そして、持ってきていた実際の対抗薬も、自分と同じことが起きないように既に薄めていたものだった。つまり、俺は対抗薬を大量に打たなければもとの体には戻れないのである。
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