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この世界の行く末を  作者: 寝蛇
第一章  不老不死編
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第18話   本領って何だったけ.....

買いに行ったけど、ペンタブ無かった.....悲しみ.....

 結局、幻都がしんにょうに折られることは無かったが、無かったのだが.....響からの条件として『対抗薬を一週間で作る』というのを出されていた。もし、無理だったなら問答無用にしんにょうに折られることになっていた。


「一瞬でも優しいと思ってしまった.....そんな俺の心を返してくれ!!」

「勝手に思っただけではないですか。あと、私かなり優しいと思いますよ?」


 自分で優しいというやつは優しくない。そんな傾向があると思う。


「話している時間なんてあるのですか?一週間以内にできなかったら殺りますよ」


 そうだったな.....早くやらなければ!!あの目はガチだった。そう思ったが研究の進歩としてはただただウイルスの成分と特徴を確認することしかできなかった。誰かが複雑に作ったから大変だった。


「誰だよ!!こんなに複雑に作ったのは!!.....あっ!!先輩と俺か!!」


 夜にはこんな独り言を突然言い始めるほどまで、疲労していた。


 ~2日目~

「あー!!よく寝た。今何時だ?そんなに明るくないし、明け方かな?」


 そう言い、時計を確認した。すると.....


「やばい!!完全に寝過ごした!!」


 なんと時計は『17:14』を表していた。


「この時計は壊れているんだ。きっとそうだ。そうだよね?そうだといいな」


 しかし、現実はそんなに甘くはなかった。時計を10個程度見比べたが、すべて同じ時間を表していた。そんな時間があるなら早く研究をしろという話だが.....


「やばいな。今日からあと5日間ぐらい寝れないのでは?」


 寝ることが一つの楽しみである俺にその事実は心に来るものがあった。結局この後、俺はふて寝をしたのであった。


 ~3日目~

 この日はちゃんと規則正しく起きていた。9時ごろに。


「本当に終わらせる気あるのですか?」

「あるよ!!俺はまだ本気を出していないだけだ!!(本気を出すとは言っていない)」


 今日は少し研究が進んだ。少しだけ。ちょっとだけ。ほんのちょっとだけ進んだ。


 ~4日目~

 昨日から寝ていなかった。


 ~5日目~

 徹夜2日目


 ~6日目~

 徹夜3日目


 ~7日目(最終日)~

 徹夜4日目

「もう疲れたよ.....寝たい」

「終わらせたのなら寝てもいいのですよ?終わらせたのならね」


 対抗薬の研究はもう少しで終わりそうだった。ぎりぎり1日で終わるかもしれないと希望があるくらいには。

 それから俺は頑張った。


「あと1時間ですよ」

「.....」


 そして時過ぎ.....


「5、4、3、2、1、アウトです」

「.....終わったー!!.....えっ!?ごめん。もう一回言って?」


 確認するようにそう聞いた。


「アウトです」


「嘘だよね?というか終わったしいいよね。もういいよね!!ねえ!!」


 響は非常なり.....

感想やアドバイスを頂けると幸いです。

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