第14話 何でも.....
久し振りのチェーンソー(^_-)!!
植糧が完成してから既に1週間が過ぎようとしていた。その間に何をしていたかと言うと.....特許出願である。これがなくては、研究室が儲けることが出来ない。もし、この植糧が認められ食糧問題が解決されたと判断された時、人が死ぬ世界に、いや、死ねる世界に.....
もとの世界に戻れるかもしれない。そうなれば、お金が無くては生きていけない。勿論認められたとしてもすぐに実行されるか分からないし、そもそも実行されるかすら分からない。だが、そうなることを願い、俺は行動していた。
「これからどうするのですか?もう、研究することは無いですよ?」
「えっ!?.....愚問だな。勿論ゲームやアニメを見て過ごすさ!めっちゃ前の.....新しいのやってないからな。そうだ!アニメでも作ろうかな。けどなー、声優がいないしなー。1人2役以上はきついからな~。かといってゲームは自分で作ったのをやるのもな~。面白くないし.....」
この通り、研究する気はこれぽっちも無い。
「研究する気が無いならこの研究室も閉じます?」
「嫌だ!それだけは!止めてください。お願いします。何でもします」
「何でもします?『何でもさせていただきます』ですよね?」
「はい。させていただきます」
「そうですか。男に二言は無いですよね?あったとしても私は認めませんが」
「.....はい」
俺はその時、身の危険を感じ、そして死期を悟った.....死ねないが(笑)
「そうですよね♪ではとりあえず久し振りにチェーンソーで切られてください。例のGの件のお詫びとして♪」
「ワー!!ヒサシブリノちぇーんそーだー!!ヤッター(棒)」
それを、苦痛で顔を歪める事なく耐えきった。どうやら、俺は人間を卒業したようだ。
「慣れてしまったのですね.....」
「.....誰のせいだよ!!.....あっ.....頭が.....くっ.....あぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ~~~~~」
「!?どうしたのですか。まさか、誰かにチェーンソーで切られたのですか?」
完全に響の事を表した。自分で自分の首を.....
「ひっ、ひっ、ふー」
「落ち着きましたか?」
「あぁ。もう大丈夫だ。どうして急に頭痛が.....この体では病気にならないはずなんだが.....」
まさか、時間制限が?いや、それだと全員がなるはずだからな.....どうしてだ?回復の時に脳に負担が掛かっているのか?それで脳が耐えられなく?.....ぶつぶつ.....」
感想やアドバイスを頂けると幸いです。