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この世界の行く末を  作者: 寝蛇
第一章  不老不死編
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第1話   実現に向けて.....

長く続けられるよう頑張るのでよろしくお願いいたします。

 太陽系の惑星、地球は、世界で協力し医療が急激に発展した。

 そして、その最新技術のコスト削減や、社会保障の充実により、全員が治療を受けられるようになった。また、癌などの死亡率が高い病気の治療は完全に無料になった。


 その成果もあり病気による死者はここ2、3年ではゼロという快挙を成し遂げていた。つまり、ほとんど病気が原因で死亡することがなくなったのである。それに伴い死亡率が低下し、人口が増加した。すると、もちろん問題が生じてくる。


 その問題とは、食糧問題である。実際に毎年、十万人以上が飢餓によって命を落としていた。人口は、無限に増え続けるが、食糧を手に入れるための土地には限界がある。


 故に、それを解決するには、新たな小さな土地で大量に収穫できるような食料などを発明する。もしくは、人を物を食べなくても死なない体、不死身にするということだけだった。そして、その両方共の実現は難しく、先に実現した方を採用することになった。


 世界中のほとんどの研究機関が新しい食料の開発に取り組んだ。


 しかし、そんなに現実は甘くなく、中々成功しなかった。ついには、人を植物のように光合成を行い、二酸化炭素を利用し養分を作ることのできる体にするという驚異の意見も出てきた。


 そのプロトタイプの薬品が完成し、一度動物で試してみたが、一日も経たずに死んでしまった。体内の細胞が拒絶反応を起こしてしまったのだ。そして、この実験は、失敗に終わった。


 だが、この研究の結果から、植物の特徴を使えば......という考えが広まった。


 と、このように新しい食料を作る研究はこの通りだった。


 もちろん研究していたのは、新しい食料だけではなかった。一部が、ほんの少しの希望や、ただの願望をかけて研究をしていた。人を不死身にするという研究を.....



 ~

 これは、そんな小さな希望にかける、小さな研究所である。


「不死身になるウイルスを作って、それを世界中に拡散すれば、すべての人を不老不死にできるのかもしれない」


 そんな考えが思い浮かび、とりあえず口に出す。意見を出すことは重要なのだ。


「いいアイデアだな.....よし、これで後はそのウイルスを作るだけだな」


 その意見が採用され、ウイルスを作ることが確定した。しかし当然そのウイルスを作るのが一番難しいわけであって.....


「「どうするか.....」」


 この後、滅茶苦茶研究した。

 ~



 そして、長い年月をかけ、何度かの実験を行い、ついに人を不死身にすることができるウイルスをが完成した.....否、完成してしまったのであった。


 そして、その仕組みは、最新技術である細胞を活性化させることで急速な回復を可能にする薬と同じ原理を使い、永久的に細胞を活性化、言い方を変えれば、常に暴走状態を保たせることで、傷を素早く治すことができる。また、常に暴走状態にすることで、細胞が劣ること無く永遠に生きることができるというものだった。


 ただ1つ問題点を挙げるとするならば.....それは、()()()()()()()()()()()()ということだった。

感想やアドバイスを頂けると幸いです。

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