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神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます! ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくりです~  作者: 幸せのオムライス
1 森の生活と孤児院改革

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ギルド登録と初めてのビジネス 19

 夕方のギルドは、午前中よりもさらに人でごった返していた。

 私のようにクエストの成果の報告に来た冒険者たちであろうか。


 そして、私とコロの姿を認めるや否や、ギルド内のざわめきが、またしてもぴたりと止む。

 次の瞬間、あちこちから温かい声援が飛んできた。


「おお! 嬢ちゃん、帰ってきたか!」

「どうだった、初仕事は!」

「怪我はしてねえか?」


(うわ、午前中もすごかったけど、さらに歓迎ムードになってる……!)


 午前中にはいなかった顔ぶれも多いのに、どうやら私の武勇伝(?)は、すでにギルド内の冒険者たちの隅々にまで浸透しているらしい。近くのテーブルの屈強なドワーフさんが、連れの人に「おい、あれが噂の……」と肘でつついているのが見える。


(なるほど、このギルドの情報伝達速度、前世のSNS並みね……。私の知らないところで、『魔狼犬を従えし、謎の天才生活魔導士』の伝説が、一人歩きを始めているわけか)


 うん、まあ、悪くない! 馬鹿にされるよりは、歓迎される方が百倍マシ。むしろ、この知名度、利用させてもらおうじゃないの!

 私は、内心でほくそ笑みながら、スター気取りで(心の中で)手を振り、カウンターへと向かう。


 受付には、昼間と同じようにエマさんがいた。

 私の姿を見るなり、彼女はぱあっと花が咲くような笑顔になる。


「コトリちゃん! おかえりなさい! 無事だったのね、よかったわ!」


「ただいま戻りました、エマさん。依頼、完了です!」


 私が依頼書を差し出すと、エマさんは「お疲れ様!」と優しく労ってくれる。

 ああ、癒される。このギルドの唯一のオアシスだ。


「それじゃあ、採取してきた薬草を見せてもらえるかしら? 換金所に案内するわね」


 エマさんに連れられて、カウンターの奥にある小さな窓口へ。

 そこには、眼鏡をかけた、いかにも「鑑定士です」という感じの、神経質そうなおじさんが座っていた。


「薬草採取の新人か。依頼書と、採ってきたものを出しな」


「はい、お願いします」


 私は、四次元バッグに意識を集中させる。

 まずは、依頼分の20本から。


『ナイト・グロウ、20本、取り出し!』


 ぽん、と。

 カウンターの上に、何もない空間から、銀色に輝く薬草の束が出現した。


「「なっ!?」」


 エマさんと、鑑定士のおじさんの、驚きの声がハモる。


「こ、コトリちゃん、それ……もしかして、アイテムボックス!?」


「ええ、まあ、そんな感じのものです」


 にっこりと微笑んで肯定する。

 四次元バッグ、便利すぎる!


 鑑定士のおじさんは、あんぐりと口を開けたまま固まっている。そして、カウンターの上に出現したナイト・グロウを見て、さらに目を見開いた。


「こ、このナイト・グロウは……! なんて状態がいいんだ! 葉も茎も、一切傷んでいない! それに、この魔力の瑞々しさ……まるで、たった今摘んできたばかりのようだ!」


 おじさんは、興奮した様子で薬草を手に取り、虫眼鏡でじっくりと鑑定を始める。

 うんうん、私の丁寧な仕事ぶり、分かってくれますか!


 まあ、四次元バッグの中は時間経過が停止するっぽいから、鮮度がいいのは当たり前なんだけどね! 文明の利器、最高!


「素晴らしい! これなら、最高ランクの品質だ! 20本、確かに検品した。報酬は銅貨30枚だな」


「ありがとうございます」


 依頼達成の証として、依頼書にスタンプが押される。

 よし、これで銅貨30枚ゲットだ。


 初めて、自分の力で稼いだお金!

 でも、私の本番は、ここからだ。


「あの、すみません」


「ん? なんだ、もう用は済んだだろう」


「実は、依頼分以外にも、少しだけ多く採ってきちゃったんですけど……。こちらも、買い取ってもらえたりしますか?」

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