今のところ名前しか登場していない人々
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■イーリース・ヴェルメイリオ
アリアにとっては義母(継母)にあたる。
アリアのことが邪魔で、何度も殺そうと画策してきた。
今も時々、刺客を送って寄越す。
■シャーリーン・ヴェルメイリオ
イーリースの連れ子。アリアにとっては異母妹にあたる。
アリアとは天敵同士。
昔、ペティナイフでアリア(義理の姉)を刺した。
■フィレーナ・ヴェルメイリオ
アリアの実の母。美人薄命を体現したような存在(実はイーリースに毒を盛られていた)。
アリアが幼いころに亡くなった。
アリアが大病をわずらったとき、義母(姑)であり、アリアの祖母でもあるセレーナに助けを求めた。
■レナード・ヴェルメイリオ
アリアの実の父親。現伯爵家当主。
大病でアリアの容貌が変異して以来、アリアに対して全く関心を持たないどころか、嫌悪している。特に、アリアハーフエルフのような瞳の色が嫌い。
アリアを寄宿学校に放り込んだきり、何年も口をきいていない。
アリアのことは「秘匿すべき化け物」であり、伯爵家として恥ずべき存在だと思っている。
伯爵家に化け物が存在することを公にするわけにはいかないため、政略結婚の道具にもならない。厄介者でしかないため、適当な理由をつけて追い出すことにした。
ガチガチの人間至上主義。
亜人種差別主義者にして辣腕の投資家。
領地以外にも収入源が複数あり、噂では総資産額は公爵家をしのぐと言われている。
実の父(アリアの祖父)であるタクトとは折り合いが悪い。
実の母(アリアの祖母)であるセレーナを嫌っている。
■アルト・ヴェルメイリオ
アリアの実の兄。次期伯爵家当主。
アリアに対しては中立──というか日和見的な態度で、虐げはしなかったが助けもしなかった。
イーリースやシャーリーンと違って危害を加えてこなかったため、アリアが抱く印象は、昔の優しい兄のままである。
実はアリアを助けるために密かに行動していたらしい。
リオンは学院の先輩に当たる。
■タクト・ヴェルメイリオ
アリアの祖父。アリアの父であるレナードとは折り合いが悪い。
息子に爵位を譲り、辺境に移り住んだ。
今は辺境伯と呼ばれている。
妻は亜人種であり、異種族間の婚姻として当時は口さがない噂の的にされた。
■セレーナ・ヴェルメイリオ
アリアの祖母。タクトの妻。エルフである。
エルフ族に伝わる秘術で病床のアリアを助けた。
アリアの母(息子の嫁)との仲は良好だったが、タクトの手前、交流を持つことは少なかった。
実の息子からは、亜人種であるという以外の理由でも嫌われているようだが……