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高校生のひとり暮らしって意外に○○?  作者: 和泉まや / 菊宮える
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昔から伝わるモノ

 イズミちゃんから僕の大事な役目という話を聞いた、しかしその内容が僕みたいなモブキャラが理解できるレベルをはるかに越えてる内容だった・・・


 イズミちゃんの話に驚きと怖さ感じて、なぜかイズミちゃんの家を飛び出してフェルーナまで来てしまった・・・

「フェルーナまできちゃったよ・・」

 僕は明かりの消えてるフェルーナを眺めながら、

(そうだ、ここに惹かれたのがすべての始まりだったんだ・・)


 僕が通りからフェルーナを見ていると、僕の視界の隅のほうに人影が写り、その人が近づいてくる。

「そこにいるのはユウト君? わたし薫よ」

「薫ちゃん?」

「えぇ、イズミの話、聞いてくれた?」

「イズミちゃんのはなし? あぁおれ・・聞いたよ、でも・・」

「お願い!ユウトくん! わたし達にあなたの力を貸して!」

「い、いや、そんなこと急に言われても・・」

「そうよね・・まぁいいわ、せっかく店の前だし、中に入ってお話しましょうよ」

「そ、そうだね・・」


 僕は薫ちゃんに促され、照明の落とされ人気のないフェルーナに入った・・


 店は営業時間を過ぎてるので、フロアの明かりをひとつだけ点けて、窓のロールシェードは下げたまま、薫ちゃんは慣れた手さばきでミルクティーを淹れてくれた。


「はい、ミルクティーよ」

「ありがとう・・」

「こうしてフロアのテーブルでミルクティー飲んでると、お客さんはここに座ってなにを想ってるんだろうって想像したりして楽しいわ」

「そう? 僕は元々、ここの客だったけど、いつも薫ちゃん達を眼で追ってたかな? こう言うとストーカーっぽく聞こえちゃうね、ハハハ」

「それ、実は知ってた、ていうかわたし達は勘ずいてたわ」

「え? そうだったの?」

「えぇ、だってユウト君、注文したモノそっちのけでわたし達ばっかりみてたもの」

「今更ながら、めちゃ恥ずかしいかも・・」

「ウフフ、でも、それでイイのよ、こういう店のウェイトレスが女性なのはそういう意味もあるんだもの、見ようによってはわたし達はお客さんを呼び込むエサみたいなものよ、そしてユウト君はそのエサに釣られたお魚さんかしら、ウフフ」

 それは誰もが分ってるし、喫茶店でむさくるしい男性にオーダーを聞かれるより、薫ちゃんのようなカワイイ女子にオーダーを聞きにきてほしいって誰もが思うはず、男子は特に・・

「まぁ男性にオーダーするより、薫ちゃんにオーダー聞いてほしいし、まんまと釣られちゃったのかな、ハハハ」


しばらく薫ちゃんが淹れてくれたミルクティーを楽しんで・・・


「え~とね、今夜イズミが話したことだけど、それに関して、古くからわたし達に伝わる古文書みたいなモノがあるの、それをユウト君に読んでほしいのよ、それを読んでくれたら、わたし達の言ってることも理解してもらえると思うの、どうかしら?」

「古文書・・・それって、僕が読んでもいいモノなの?」

「えぇ、もちろんよ! むしろユウト君が読まないといけないモノって言ってもいいくらだわ」

僕が拒否してない様子なので、薫ちゃんは笑みを浮かべてる。


「それって、どこにあるの?」

「ここ、フェルーナにあるわ、持ってくるわ、ちょっと待ってて」

 こう言って薫ちゃんは普段はあまり入らない二階の空き部屋に消えた。


「古文書か・・・『地磁気の逆転現象』が出てきたとおもったらこんどは古文書って、まじ中二病みたいな話だな・・・」


いつも読んで下さり、ありがとうございます。

初めて読んで下さった皆様も、ありがとうございます!


今日はずっとお日様があって、ぽかぽか気持ちのいい一日でした、でも、そのぶん花粉も多くってくしゃみと咳が・・

今期から花粉対策のくすりをアレグラから病院でもらうビラノアって薬に変えてもらいました。

これほとんど眠くならないのがグッドです!(#^.^#)

このビラノアって薬は市販薬が無いのがちょっと残念ですけど、そのぶん効きはイイみたいです!


では、次話もふたりで頑張って進めますので、皆様、どうぞよろしくお願いします!!!

                          える/まや

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