みつからないクレープ屋
吉祥寺に行った日から2日経った、昨日のイズミちゃんたちのミーティングも気になっているけど、それ以上に彩香ちゃんがバイトに来なかったことが妙妙に心に引っかかっていた・・・
>ユウトの部屋、ベッドの上
「彩香ちゃん、なんで休んだんだろう? それにいずみちゃん『もう来ない・・』って言ってたような気がする」
(もう来ないって・・なんで?)
僕はほとんどなにもわかってない状態の中、必死に自分が納得のできる答えをさがしてみた、しかし・・・
「う~~ん、ぜんぜん判んねぇ~よ~~ッ! そういえば吉祥寺で食ったクレープ、あれどう考えても味がおかしかった、彩香ちゃんはごまかしてたけど、あれは絶対おかしい! またあの店に行ってみよう!」
僕にはなぜかあのとき食べたクレープのことがきっかけのように、いや、きっかけじゃなくてもなにかしら関係があるように思えてしかたなかった、またクレープの味を確認すれば何かわかるんじゃないかって、自分でもおかしいって解る論理をムリヤリ組立て、さっそく吉祥寺に向かうことにした。
「今日のバイトは4時からだから、今からなら十分行って帰ってこれる、よしッ!」
バイトは午後4時からといっても、気持ち的にはあまり余裕はない、僕はすぐ準備して出かけた・・・
>吉祥寺
2日前は彩香ちゃんが先を歩き、僕はそれについていっただけだったので・・「え~と、確かあっちのほうだったなず・・」
(うへぇ~、方向感覚が・・2日前は彩香ちゃんの行きたいところへ行っただけだったからな・・? そうだあのときは彩香ちゃん先導だった・・ってことは彩香ちゃんがあのクレープ屋に誘導したのか??)
それに吉祥寺に行こうって言ったのも彩香ちゃんだった、僕はいろいろ思い出してみると彩香ちゃんの思う通りに動いていた、いや、動かされていたことに気づいた・・
(それにイズミちゃんは彩香ちゃんの何かを知ってる感じだし・・)
「なんだろう、この妙なザワザワ感?・・」
僕は2日前の記憶の中に残ってる? クレープ屋を求めて吉祥寺の街を彷徨った・・・
「確かここらへんだったはず・・」
いろいろな場所をさまよったけど、なんとかクレープ屋があったと思われる場所にたどり着いた。
しかし、そこにあったのはクレープ屋ではなく、なぜかたい焼き屋だった・・
僕がそのたい焼き屋を覗いていると・・
「たい焼きいかがですか~? いまなら焼きたてのアツアツですよ~」
とたい焼き屋の中から話しかけてきてくれた。
(イイタイミング!)
「あぁ、じゃあひとつ下さい」
「は~い、ありがとうございま~す」
僕は出されたたい焼きを口にしながら・・
「おぉ~旨いッ! って感心してる場合じゃない!」
僕はたい焼き屋のほうへ歩み寄ってクレープ屋のことを聞いてみた。
「あの~、ここにクレープ屋ってなかったですか?」
「クレープ屋さん? う~ん、ここは一年前からウチがたい焼き屋やってる場所よ・・」
「そ、そうなんですか・・じゃあこの近くにクレープ屋ってありませんか?」
「う~ん、クレープ屋さんねぇ・・今はクレープよりウチみたいに古くからあるモノのほうが人気なのよね」
「古くからあるもの・・」
たい焼きを完食した僕は、その周辺にクレープ屋を探した、しかし、二日前に歩いた場所やその周辺にクレープ屋を見つけることはできなかった。
「あのクレープ屋、どこに行ったんだろう? まさかあの日のこと全部が幻だったとか?・・・いやいや、ラノベじゃあるまいし・・・」
いつも読んで下さって、ありがとうございます!
はじめての方もお立ちより頂き、ありがとうございます!
え~と、また今話も更新が遅い時間になってしまいました~
ホントにゴメンナサイ!(>_<)
夜になってお洗濯したら、疲れて寝ちゃって、それで遅くなってしまいました・・・
わたし、お洗濯を夜する派で、昼間にお洗濯ってしたことないんですよ。
自分でもなぜか分らないんですけど、たぶん洗濯したものを干すのが恥ずかしいのかもって思ってるです。
なら中干しすれば、昼間でも大丈夫なはずなんですけど、なんか夜にお洗濯のほうが落ち着くんですよね・・
では、次話も皆様に読んで頂けるよう、頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!!
まや




