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高校生のひとり暮らしって意外に○○?  作者: 和泉まや / 菊宮える
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慰安旅行の準備

 僕は先日有希ちゃんに言われた旅行の準備をするため、マンションから最寄りの大きな商業施設所謂モールに来ていた・・・


「え~と、ここなら必要なものは全部揃うだろ、まずは着替えのインナーと、ちょうどイイからついでにアウターも買っとくか、イズミちゃんや薫ちゃんにイイ感じに思ってもらいたいしな♪」

 慰安旅行の準備なんて面倒とは思うけど、薫ちゃんイズミちゃんにはイイ感じの僕を見てほしいっていう若干の煩悩もあって、今回はその煩悩のほうに素直に従った・・

 こういうとき、僕は少々不安というか、不慣れなこともあって自分に合う服を選ぶのにも一苦労するのが常、あるショップに入っても・・

「う~ん、どれがいいかなぁ?・・どれが合うかさっぱり判らん!」

 そのとき店員が救いの手を差し出してくれた、しかし・・

「いらっしゃませ~、今日はどんなモノをお探しですか?」

「あぁ~、新しいアウターをちょっとね・・」

「そうですか、え~と、そうですね・・あらっ、おひとりじゃなかったんですね、彼女さんもご一緒でしたか、失礼しました」

「えっ?! か、彼女??」

 店員の女の子が言った言葉の意味が僕には判らなかった、しかし、周囲をみまわして僕は「えぇ~?」ってなった・・

「な、なんで・・・」

 僕から数メートル離れた場所から僕を見つめている一人の女子がいた、それを店員は彼女と勘違いしたようだ。

「タミーちゃん、なんでここに居るの?」

「な、なによ? わたしがここにいちゃダメとでも言うのっ?! 失礼ねっ!」

 こう言いながら僕に遭遇して不機嫌そうなタミーちゃんが僕に近づいてきた。

「何探してるのよ?」

「あぁ、今度の慰安旅行で持っていく小物や着替えだよ」

「ふ~ん、男子の割にしっかりしてるんだ、意外ね」

 僕は有希ちゃんにいわれたからって言いそうになって、とっさにそれを止めて・・

「ま、まぁね、今回は僕以外はタミーちゃん達女子ばっかりじゃない? だからみんなに嫌われないようにってね、アハハハ・・」

「あ、そう、まぁ、イイ心がけかしら・・」

 相変わらずの上から発言・・・

(ま、年上だし、反論したら火に油確定だし、おとなしくしとこ・・)

「で、ここでアウターを探してたのかしら?」

「うん、でも、どれがイイか迷っちゃって・・」

「なら・・」

 タミーちゃんは傍に並んでるモノの中からいくつかピックアップして・・

「これあたりどうかしら? これなんか今年の流行りよ」

 こう言いながら僕に押し当てて、似合ってるかどうかを確認するように僕を上から下までじ~っと見つめてきた。

「ど、どうかな?」

 僕は恐る恐るタミーちゃんに聞くと・・・

「う~ん、あんた背がまぁまぁあるし、スリムだから、どれ着ても似合うと思うけど・・・」

(これ褒められてるのかな?)

背の高さは確かにまぁまぁある、今もタミーちゃんを僕がちょっと見下ろしてる感じ。

「やっぱり、これがイイ感じよ」

 と言ってごく薄く青みの入ったシャツをチョイス。

「そ、そう? じゃあこれにしようかな」

 ここで他のモノを選んだりしたら、せっかく選んでくれたタミーちゃんに恥をかかせることになりかねない、ここは素直にタミーちゃんのチョイスに従うのが吉!

「いくらするんだろう?」

 僕はそのシャツのプライスを見て、愕然とした・・

(こ、こんなにするの?・・・)

 そんな僕の心中を見透かしたかのようにタミーちゃんは・・

「男子の服って安くっていいわよね、女子のはこの倍くらいしちゃうのが当たり前で困るわ・・」

「そ、そうなんだ・・」


 僕はタミーちゃんに選んで貰えてよかったという部分と、僕にとっては痛い出費だけど安いと言われてガッカリとが心の中で妙な具合に入り混じった複雑な気持ちでレジで支払いをした・・・

(はぁ・・・バイト一日分以上の出費か・・・)


いつも読んで頂いている皆様、今話も読んで下さって、ありがとうございます。

初めてお立ち寄り下って、読んで頂いた皆様も、たくさんのお話の中から

わたし達のお話を読んで下さりありがとうございます!


わたし達、毎話皆様に面白いって思って頂けるようにって頑張ってるんですけど、なかなか上手く書けてなっくて・・・

でも、これからもふたり(わたしと和泉まやちゃん)でお話を面白くしていくつもりですので、これからもどうぞよろしくお願いします!!!

                                 菊宮える

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