届かなかった『願い』
アナタが好き
アナタの作品が大好き
好きだから、ブクマをした
好きだから、ポイントをつけた
好きだから、感想を書いた
好きだから、レビューを書いた
僕には『願い』がある
好きになったアナタに――退会しないでほしい
大好きなアナタの作品――削除しないでほしい
全ての作者様に、この『願い』を抱いている
作者様それぞれに、色んな事情があるのは分かっているよ
仕事が忙しかったり
生活に追われていたり
精神的に辛かったり、苦しかったり
書けなかったり
書きたくなかったり
本当に様々な理由があるんだよね?
そんな時は、お休みをしてほしいんだ
半年でも、一年でも、それ以上でも
僕は全然構わない
また元気になったアナタと、アナタの作品を
いつでも――いつまでも待っています
こんな僕の『願い』は
自分本位かもしれない
残酷かもしれない
図々しいかもしれない
……けれど、僕は願わずにはいられない
アナタと
アナタの作品が
――大好きだから
また一人、好きな人が旅立ってしまった……
お別れの挨拶は……なかったと思う
出会いがあれば――別れがある
そんな当たり前のことは頭で分かっているけれど――心は分かってくれない
辛い、寂しい、悲しい
僕の心に……また1つの穴がぽっかりと空いた
アナタは帰ってきてくれるでしょうか?
それとも……永遠の別れでしょうか?
アナタが好きでした
アナタの作品が大好きでした
例え永遠の別れだとしても
僕はアナタとアナタの作品を――決して忘れません
素晴らしい作品を、物語を、ありがとうございました
――さようなら
……せめて、「ありがとう」と「さようなら」ぐらいは、僕に言わせてほしかったよ
ありがとう
さようなら
――またいつか
僕には『願い』がある
『願い』を願うことしかできない
これから先も……きっと別れはある
けれど、何度別れを経験しようとも
僕の『願い』は変わらない
――願い続ける
届かない『願い』だとしても
届かなかった『願い』だとしても
届いた『願い』もあったから
僕は――願い続けるよ
いつまでも