序・ある漢の思い出
私の尊敬している発素勇気さんに感化され創りました。
始めてですが、ご覧いただければ幸いです。
「全て私の責任であります。」
「私が全責任において行い、遂行いたしました。」
「すべての罪は私一人が負うものであります。」
・・・そう。
これでいいのです。この数十年色々ありましたが、これでいいのです。
私はあまりにも非力だった。無知だった。聴けなかった。信じられなかった。しかし、私は精一杯やったのです。努力もしました。挫けず進みました。悔いが残るのかといえばよくわかりませんが・・・
今更ながらそのように嘆いた処で結果は変わらないのですが・・・でも、でも、でも、でも、でも、でも、でも、でも・・・あの時に・・・
・・・でもわたしは志操堅固に貫き通しました。
義兄様・どうか嘆かないでください、悲しまないでください。お会いしましたら笑っていただけますか?「久しぶりだな。」と。
私はきっと泣いてしまいますが、笑ってくださいますか?「おまえらしい。」と。「負けなかったな。」と。
だってそうでしょう?義兄様。もう十年経ったのですよ。
その時、私は肥前国で義兄様は府だっだのですよ。
・・・ああ、私は頑張りましたよね。義兄様。
昭和二十八年 十二月二十三日 午前零時一分
彼の激動の時代は終わった。・・・はずであった。
この時点で人物が二人出ていますが、判る方は正直凄いとおもいます。
少しずつの投稿になるかもしれませんが、末永くお願いいたします。