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吸血鬼の国堕とし  作者: Flyer
序章:吸血鬼の誕生
4/5

暗い水路にて

日曜になってしまいましたねぇ!

御免なさい。

 


 ここだ。

『俺』は、地下水路に繋がる暗いトンネルの前で立ち止まった。

 この中で血が流れている。

 それもただの血ではなく、とびきりいい香りのする極上の血だ。


『俺』は、その香りを頼りに地下水路を進み始めた。




 ※※※


 一一ポチャン。


 そこは時が止まってしまったかのような空間だった。

 地下水路では、頻繁に人身売買が行われる。

 例のごとく、そこには鎖に繋がれた奴隷と、それらを売り捌く奴隷商、そしてその護衛たちがいた。

  地下水路に作られた石室。いくつかの蝋燭に灯る焔だけが、ここを照らす。

 

 時折交わされる会話の他にする音は、一定のリズムを刻みながら天井から落ちる雫の音と水の流れる音のみ。


 

 鎖に繋がれた少女は、気が狂いそうだった。

  幼さが残るもの、可憐さ優美さを兼ね備えた、黒髪の少女。かつての艶のある長い黒髪は、今では肩口で切られてしまっている。

  だが彼女にとってそんなことはどうでも良かった。


  そんなことを考える余裕がない。

 もうどれだけこの空間にいるのか全く見当がつかない。数日間かもっとか。あるいはもっと少ないか。


 彼女は心身ともにここに閉ざされていた。

 妄想の世界に逃げ込むこともできない。

 目を瞑れば、瞼の裏には絶望的な光景が広がるのだ。

 逃げ場はどこにもない。

 過去も今も未来も絶望的だ。


 幸せだった記憶もあるはずなのに、どうしても思い出せない。自分の名前さえも朧げだ。

 鎖に雁字搦めにされて、何も思い出せない。


 視界が黒く灰色に濁っている。

  長いこと捕らえられていると、これが当たり前なのではないかと本気でそう思えてくる。

  幸せな時間など想像上のものに過ぎないに違いない。元から生きるとはこんな感じだったのではないか。


  人間とは恐ろしいものである。絶望に慣れてしまうこともあるのだから。



  いや、慣れてはいけない。

 憎むべき相手は分かっている。


「おい貴様ぁ! その目は何だ!」


 奴隷商と目があった。怖くない。今度は逸らさない。強く決意して、肥え太った奴隷商を睨み返す。


「旦那、この娘、まだまだ教育が足りないんですよぉ」

「だが、こいつはあまり……」

「顔を傷つけなければ、いいんじゃないんすか」

「そうだな。奴隷のくせして、こいつぅ」

 奴隷商が怒りを発散させる。醜い笑いを浮かべて、少女を殴る。殴る。

  奴隷商は、鍛えている様子はないが、それでも男の殴打は重く痛い。身体に上手く力が入らないから耐えることも難しいのだ。身を包む簡素な襤褸布に血が染み出す。


  一一 呼吸が出来ない。目が見えない。痛い。気持ち悪い。

 

  横に座る奴隷と目が合った。助けなど求めるつもりもない。自分で睨みつけたからこうなったらわけだし、奴隷に何ができるわけでもない。


  それでも、関係を断つように目を逸らされた時に、言葉にできないような感情が湧き上がった。

 護衛の退屈凌ぎになるというような薄ら寒い笑い顔を見ても、腹の中で何かが蠢く。


 もう既に諦めてしまったはずなのに。世界は無慈悲で、救いなど寄越さないと知っているはずなのに。

 


  彼女は世界を呪い、そして祈った。誰にともなく。

 

  心底で、ある願いを。

 

  それからもしばらく奴隷商の彼女への暴力は続いた。


 ※※※



「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」



 突然、響き渡った悲鳴に、少女は朦朧としかけていた意識を取り戻した。

  どれくらい経ったのか、それは分からない。が、彼女は今奴隷商に一方的に暴力を振るわれ、意識を失いかけていた。

  奴隷商は掴んでいた少女の黒髪を放し、暴力の手を止めて、そちらを振り返る。


「手がぁぁぁ! あぁぁぁぁぁ!」


  と、再び壮絶な絶叫が響き渡る。この石室の外からだ。外には確か一人護衛が着いているはずだ。

  彼女の身体は痛みに麻痺していた。

 だから、そんな中で比較的冷静であった少女は、奴隷商や護衛に緊張が走ったのを見逃さない。

  ぼーっとしかける頭で考える。

 この痛がり方、ただごとではないと即座に察する。

  奴隷たちに目をやると、絶叫に身が固まってしまっていた。奴隷は大声に弱いから、まあ無理もない。


「おい! どうしたぁラズ!」


 それに比べるとさすがといったところか、護衛の二人が角の先へとすぐに走り出す。

  先程までの少女を見て浮かべていた薄ら笑いはない。

 ドタドタと足音をならし、そしてやがて彼らは角の先へと出て行った。

 そして、


「貴様ぁぁぁ! ラズの手を離せぇぇぇ!」


 という威勢のいい叫びとともに、思い切りの良い殴打音が響き渡る。かなり重い一発であるそれは、どちらのものなのか。

  と、続いて勢いよく壁に叩きつけられる音。

 

 一一何?


 それきり、痛みに絶叫を上げていたラズの声も、二人の護衛の声も、途絶えてしまう。


「おいぃぃ! どうした!」


 奴隷商が叫ぶ。

 だが、それに答える声はない。

 奴隷商の声が反響するだけだった。

 それきり、誰も声を発さない。

 騒がしさが、逆に静けさを際立たせるとは、本当のことらしい。今は本当に静かに感じられる。


 護衛たちが、顔を見合わせて武器を手にした。

  一つ覚悟を決めたような顔だった。

 これは殴り合いなどではなく、きっと殺し合いだと、場の雰囲気から察したようだ。

 敵は、角の先にいるはずだ。護衛三人を打ち倒して、それから身を潜めているに違いない。

 あちらからこちらに出向くつもりはないだろう。


 石室の空気が張り詰める。

 角の先へ一同の意識が集中する。

  護衛たちは、いくらか人数を束ねて、角の先へ出て行こうと忍び足で進んでいく。

  相手には足音は聞こえないだろう。それほどまでに巧みな忍び足だ。

 

 一一ポチャン。

 天井から零れおちる雫の音がやけに大きく感じられる。一定のリズムを持った一種の音楽が、耳に大音響で届いているようだ。

 

  奴隷商は、少女ほか奴隷の近くまで下がり、護衛たちは角の先へ出ていく。角の先へ消えたと同時に、護衛がぽつりと言った。

 

  「誰も……いない」


  「逃げたっつうことかぁ!」


  奴隷商が大袈裟に叫ぶ。奴隷の手前、いかにも悔しそうな声を出しているが、その実ほっと息を撫で下ろしているようだ。まあ、得体の知れない何かに、護衛がやられていくのは、恐ろしいものだろう。


 一一でも、まだ。終わってない。

 

  直感に近いひらめきで、少女は心の中でそう唱える。まだ、奴隷商も護衛も安心できる状況にない。


 備え付けの蝋燭の焔が不自然に揺らめいた。護衛、奴隷商、奴隷の影が不安げに揺れる。

 空気の流れが変わった。この石室に何かが侵入した。その何かが空気の流れを変えたのだ。



 一一ボチャン。


 その音は、ただの水滴が落ちた時の音とは違った。

 リズムから外れていたし、何より音が違う。水より重く粘り気がありそうな液体が落ちた音。

  気が緩みかけていたためか、奴隷商にも護衛にも聞き分けられたものはいないようだった。

 だが、未だに周囲に注意を払っていた彼女の耳は聞き分けることができていた。いやあるいは数日間、水滴の落ちる音を聞き続けたからなせたことなのかも知れない。


  とにかく、彼女だけが、ただの水ではない何かが、上から落ちてきたということに気づいた。それから容易にある想像ができる。

 上に何かがいる、ということを。


 一一上に何かが……。


 顔を動かさず周囲に視線だけを彷徨わせると、周りの者は未だに誰も気づいていないようだと分かった。

 誰に知らせるわけでもなく、彼女はおそるおそる視線を上へとずらしていく。


 一一何が、いるの?


 蝋燭の焔が不吉に揺れる。

 緊張で鼓動が高鳴る。はやまる。


 一一なにかが。


「あ、」


 腑抜けたような声が漏れた。呆然ととするに足る光景。


 一一いた。


 天井には、一つの影があった。一つの影が、立っていた。姿形は人間の少年だが、明らかに人とは別種の存在だろう。眼光の鋭さ、表情、身に纏う雰囲気、佇まい、全てが異様で人とは決定的に異なっている。


 と、その少年がニヤリと口角を上げて笑った。

 少女が少年の目を見ると、視線ががっちりと合わさる。

 凶器のように鋭利な眼光が、ほかでもない少女に向けられていたのだ。


「見つけた」

「!?」

 

  直接声は聞こえてこなかったが、そう言った気がした。

 一一何? 今、見つけたって?

  少女には訳がわからない。

 

 捕食者を前に獲物が怯んで動けなくなるように、天井にいる狂気に満ちた少年に対し、少女は身体が動かせず、叫び声すらも出せない。

  あれは飢えた目をしている。ならば、あの少年は今獲物を見つけたということか。

  視線さえも逸らせない。動かない。動かしたくない。


「おいぃ! 上を見ろぉ!」


 上にいるそれに気づいて一人の護衛が声をあげた。

 その声に釣られて皆がそれを見ると、奴隷数人が甲高い叫び声をあげる。叫び声を出せるだけマシだ。

 あの目で見られたらもう動けない。少年は未だに少女のみに集中していた。そして視線を固定させながら、彼が何かの予備動作をし始める。

 あれは、きっと狩りの予備動作だ。


 一一きっと、私はこのまま。


 不思議と嫌な気持ちはしなかった。


「この化け物がぁぁ!」


 と、間一髪のところで邪魔が入る。怒声を上げて護衛の一人が天井に逆さに立つ少年に向けて短剣を投げつける。

 少年の首筋を正確に捉えるだろう一投。


 少女に全集中を向けていた少年は、当然反応が遅れる。少年の首筋に短剣が突き刺さり、鮮血が噴き出すのを、殆どの者が幻視した。


 が、短剣が空を切った。

 確かに短剣が首筋に到達する寸前まで、少年には動きがなかったのだ。だが、そこから目にも止まらぬ速さで、避けてみせた。

  続いて少年は、まるで獣のように自由自在に天井を動き回る。この暗い中で、その動きを目で追えるものは数少ない。


 短剣が空を切り、やがてカランと音を立てて地面に落ちたその瞬間、一人の護衛が叫び声をあげた。

  いつの間にやら地に降り立った少年が、護衛の背後を取り、軽く腕を振るって吹き飛ばす。

 先も聞いた、勢いよく護衛が壁に叩きつけられる音で、戦闘が開始した。


 いや、それは一方的な蹂躙の開始だったか。


 猫背で立ち尽くす少年に、残る護衛たちが怒声を浴びせながら、肉薄する。

  体格が特に良いとはいえない少年一人と、歴戦の大男が数人。

  加えて武器でもって攻撃を仕掛ける大男に対し、少年は怠そうに立ち尽くすのみで戦闘態勢に入っているようには見えない。

  護衛に油断の色もない。


  状況は、少年にとって最悪のはずだ。

  だが、彼のその狂気に満ちた表情は少しも変化しない。

  その表情が、まるでこの状況が取るに足らないものなのだと吐き捨てているようだとも思った。

 

「ぁぁぁぁ!」


 事実そうだったのだろう。

  雄叫びをあげる護衛たちの攻撃がその身に掠るか掠らないかというタイミングで、少年が全ての攻撃を躱す。

 

「え?」


 気づけば、大男数人が宙を舞っていた。少年は空中で自由の効かない彼らを地面に叩きつけた。


  残りの護衛たちに、より一層緊張感が走る。

  やはり、目の前のこの少年は只者ではない。

 

  元々、ここにいる護衛は奴隷の数からして過剰な戦力だった。それだけの護衛を雇った理由は、奴隷商のみぞ知る事情があるのだろうが、今は関係ない。

  ただ、過剰な戦力を雇ったということで、奴隷商はこれで万事安全だと思いこんでいただろう。護衛たちも楽な仕事くらいにしか思っていなかったかもしれない。


  だが、その大人数をもってしても、目の前の少年には敵うまい。軽い塵を払うかのごとく、少年は大男たちを吹き飛ばしていくのだ。

 全く予想のつかない状況に、奴隷商の男の顔が、みるみるうちに真っ青になっていく。


 相手はたった一人なのだ。たった一人に大人数が圧倒される。全滅も時間の問題だろう。


  世界は広いのだと、少女は実感する。絶対に勝てないと思っていた護衛がこんなにも軽々と敗北していく。人数なんて関係ないのだ。


 確かに数の利が戦闘を有利に繋げることは、疑いようのない事実だ。

 だが世界は想像を絶するくらいに広い。ゆえに何事にも例外というものが存在するのだ。

 あの少年こそが、その例外。


 つまり圧倒的強者の前には、数の利などなんの意味も成さない。


 一一強い。速い。


 少年に向けられた斬撃は軽々と避けられ、次の瞬間には大男たちへの強烈な攻撃が見舞われる。少女にも護衛にも、そのほかこの場の誰にも、彼の動きは正確にあうことができない。しかも武器を持つ護衛と違い、少年は素手だ。



 地力が違いすぎる。別次元だ。

  あれはやはり人間ではない。

 この少年は、彼女らとは別世界で生きる存在だ。少女たちの見えない世界を見て生きている。


 そう思った時、少女の中の小さな世界で型作られていた価値観が、瓦解していく。


 同時に、少女の鼓動が高鳴った。

 すでに彼女以外の周囲の誰もが鼓動をはやらせていることだろう。

 だが、その鼓動とは同じではない。根本的に違う。


 少女の鼓動の高鳴りは彼らと同じ感情から生じるものではない。

 天井を見上げた時の鼓動の高鳴りとも異なる。


  あれは、恐怖。絶望。緊張。

  そういった感情に起因するものだった。


 だが、今彼女が抱くのはそんなものとは無縁の感情。


 彼女にとって絶対に敵わなかった存在が、軽々と吹き飛ぶその光景は、彼女を興奮させていた。

  嫌な世界が壊れていく様は、いつになく彼女を高揚させていた。


 自分でも驚くくらい恐ろしい笑みが零れた。

 こんな状況で、小さくだが声が出てしまう。

  そんな自分を認めたくなくて咄嗟に下を向く。だが、幸福感も笑みもどうしても止まらない。


 周りの人は恐怖一色だが。


 ただ一人、美しさと可憐さを兼ね備え、まだ幼ささえ残る、生まれつき普通であったはずの少女だけが、恐怖とは無縁だった。



 一一もっともっと。


  下を向いていても、護衛が少年に吹き飛ばされて壁に叩きつけられる音や、呻き声が聞こえてくる。それらは彼女により一層の幸福を齎す。そして笑みが溢れ、もっともっとと願ってしまう。

 これは酷く醜い欲望だ。それは分かっている。

 自分で直視したくないほどに醜い。

  でも誰にでもあるものなのだ。

 憎むべき者が嬲られる様を見たいという願望。

 それが満たされて、彼女を雁字搦めにしていた絶望の鎖が断ち切られていく。彼女の心が解放されていく。



 少女はなんとなく理解した。

 彼の正体がなんなのか。


 暗く停滞したここで暴力を振るわれていた少女は、誰にともなく一人願っていた。

 心の底で、ひっそりとだが強く。

 魂を差し出してでも、どうかこの醜い願望が満たされますように、と。この小さな世界にどうか罰を与え給えと。


「や、や、やめてくれぇ! い、命だけは、命だけは!」


  奴隷商が尻餅をついて、後ずさっていた。ガクガクと震える声は上擦っている。醜い感情が、その男を惨めだと思った。 少年はなんの慈悲もなく、奴隷商を足元に転がる石のように蹴り飛ばす。

 地を転がった音がしたきり、奴隷商は気絶したのか声も上げなかった。

 

 


 こうして戦いとも呼べないような戦いは幕を下ろした。


 



 一人でやってのけた少年が、こちらに歩み寄ってくる。相変わらず、その狂気に満ちた表情で、こちらを見ている。やっぱり、と少女は確信した。


 


 悪魔は、人間の魂を代償として、その人の願望を叶えてくれるという。

 まさにそれだ、と思った。いやそれはどうでもいいことか。

 悪魔だろうが、神様だろうが関係ない。

 目の前にいるこの少年こそが救世主で、そして彼は今から彼女の魂を奪い去るのだろうと、確信していたのだ。



 ふらふらと猫背で歩み寄ってくる少年に、視線を向ける。彼女の瞳には、これからどうなるか予想していても恐怖の色は全くない。あるのは、尊敬だとか感謝だとかそういう感情だけだった。

 まだ興奮が覚めやらず、未だにドクン、ドクンと、鼓動が昂ぶっていた。


 いつのまにか視界はクリアになっている。

  荒んだ記憶も心も浄化されてしまった気がする。

  もう、満足だった。

  死んでも構わないと思えるくらいに満足だった。



 一一全てを捧げます。




 高鳴る胸に手を当てて目を瞑った。おたすけくださいと繰り返す奴隷の声が至るところから聞こえるがどうでもいい。自分は救われたのだから。


 金属が断ち切れる音と、その衝撃が首に伝わった。

  彼女の鎖が断たれたのだろう。鎖を断つなど彼にかかれば簡単なことだ。


 優しく横向きに抱き上げられた。

 その優しい手つきは、心地いい。

 もう目を開けるつもりはなかった。

  未練はないつもりだったから。

  一一さあ、どうとでもしてください。



「やっと、ふふ……ちが、う」

 耳元で声が囁かれる。

 それは、年相応の少年の声だった。

 彼の放った一連の言葉は、不連続であるように思われた。後半のそれは、助けを求めるような寂しそうなただの人の声だった。

 その弱々しい声に、思わず少女は上げるつもりのなかった瞼を上げた。


「え……」


 思わず声が漏れた。


「か…………」


 目の前には、異様な雰囲気などどこにもない、ただの少年の顔があった。

  少し前の自分と同じく、助けを求めるような顔が。




序章まだ続きます!

主人公にもきっと救いの展開が、あるはず。


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