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夕暮れ
「工場の扉、どうする?」と、リサ。
「一応、閉めとくかな」と、Naomi。
よいしょ、と閉めるにも、重い。
木で出来た、趣のある扉だけど
滑車が錆びているのか、ちょっと動きが重い。
「なーにしてんの?」と、れーみぃがやって来る。
ちょこちょこと。
「ああ、押してくれよ」と、Naomi。
「押していいんですかNaomiさん」と、れーみぃはいつものように(笑)。
「おまえさぁ、良く思いつくなあそれ。才能だよな、もう」と、Naomi。
リサも呆れて「タイムトラベラーだろ、ホントに」
れーみぃは「お父さんの趣味」
そこへ、めぐが「おばあちゃん、待たせちゃう」
「おー、そうだ。さっさと閉める、閉める」と、Naomi。
「おー、若い娘は締める、締める」と、れーみぃは笑顔で
Naomiは「いーかげんにしろ!」と、れーみぃをひっぱたく。
れーみぃは「いたーい、何すんの」と、にこにこ。
リサは「また、戦前のギャグを」と。呆れて
「4人なら仕舞えるだろ」と
ぐい、と、力を入れた。




