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ジュースのもと

「まあ、諦めるか」Naomiは潔く

蒸気を上げる以前に、石炭を燃やす事に時間が掛かる事を体験して

時間を考えた。


「ねーぇー。明日はあそぼ?」と、れーみぃが

にこにこしながら。


「お前、いつも遊んでるだろ」と、リサはからかい半分。


「そっただことねーだぁ」と、れーみぃも楽しそう。


「ここの言葉かいな」と、Naomiも笑う。


「んだんだ」と、めぐも楽しく頷く。


「んだ、ってのはソーダ、かな」と、リサ。



「あー、クリームソーダ!のみたーい」と、れーみぃ。


「都会じゃないんだよ」と、リサ。


「駅にあったじゃん」と、れーみぃ。


「ああ、そっか。駅って、でも、遠いな」と、リサ。


寝台特急を降りた駅にはあったけど、そこから各駅停車に乗って

降りた、この工場に近い駅には何も無かった。

コンビ二も無かったし。

人が、コンビ二を必要としていない土地なのだろう。

だいたい、人をほとんど見かけないのだ。


「ジュースならあっど」と、おばあちゃんが戻ってきて。


「あー、ジュース、いいなぁ」と、めぐもにこにこ。


「夏はよく飲んだなぁ」と、リサ。


「んだんだ」と、Naomiも笑う。


「氷入れっっでの」と、おばあちゃん。


「うちは冷蔵庫から出して」と、めぐ。



「おーぉ。んだな、だども、ばあちゃん家にあんのは粉なんだぁ。お湯で溶いたりして」

と、おばあちゃん。



「そういうの、あーぁ、あったね。駄菓子屋さんとかで10円の」と、れーみぃ。



「お前、年はいくつだ」と、リサ。


「ははははー。でもあったよね。ラムネとか」と、めぐ。



「そうそう。笛のガムとか、あれ、食べちゃうと笛になんないから、いつまでも吹いてたっけ」と、れーみぃ。


「そんなのあったな、そういえば」とリサ。


「10円じゃなかったけどな」とNaomi。


「なはは」と、れーみぃ。



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