保線作業
機関車に水を入れながら、工場のそばの
枕木を点検しながら、
線路に草が掛からないように
草刈りをする事に。
今度は、駅の方への引き込み線。
歩いて、草刈りしながら歩く。
雨上がりなのに、青空が出ると
少し寒いくらい。
「北だねー」と、れーみぃ。
「うん」と、めぐ。
れーみぃは、おばあちゃんのほっかむり付き
麦藁帽子。
めぐは、昨日の麦藁帽子。
「夏休みなのに、秋のリゾートみたい」
と、めぐ。
遠く、ひぐらしが。
かなかなかな、と
高い声。
れーみぃは「秋って感じするね。7月なのに」
めぐは「ほんと、あ、犬釘が少し浮いてるね」
と、点検ハンマーで叩くけど
びくともしない。
「枕木が少し、痛んでるかもね」と、めぐ。
れーみぃは「うん、それで浮いたのかな」
砂利が引かれてから、枕木が引かれる。
その上に線路。
長い年月で、砂利の間に土が入ってしまって
地面のようになっていて。
「これは、掘り出すだけで大変だろうね」と、れーみぃ。
線路は、砂利の分盛り上がっているから
砂利だけ掘ればいいのだけど
全部沈んでいると、周りの地面から掘らないと
いけない。
「まあ、保線の人に
見て貰おう」と、レールのところに
黄色いペイントマーカーで印を書いた。
太陽のつもり。
れーみぃは「なんか、それってさ」
地図の工場のマークみたいにも見えるけど。
と、れーみぃは、円の中に渦巻きを書いた。
「東京都のマークみたい」と、めぐは言うので
れーみぃは、更に中央に基準線を入れた。
「わはは」と、笑う。
めぐは「全くもう。保線のおじさんが見たら」
れーみぃは「かわいいって喜ぶだろ」
Naomiとリサは、機関車についている。
水が溢れないまでも。




