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雨の日

「雨の日に無理してやらなくてもねぇ」と

リサ。



「そう?」と、Naomi。



リサは、のどかな気持ちで

「だって、4人しかいないんだし、風邪引いて

後で休むよりいいよ。無理してやるから

結果が出るって訳でもないし」




めぐは「それも理論的だね」



れーみぃは「遊ぼうよ」




Naomiは「まあ、そうね。スポ根ドラマって

大抵最後死んじゃったりするもんねぇ。

燃え尽きたり」




「勃て、たつんだじょー」れーみぃは、また




「そっちだとなんか、スッポンなんとかのCMみたいね」と、リサ。



「なんだろね、あれ。」Naomi。




女の子にはわからない感覚である(笑)。

まあ、老人にならないと男でも(笑)。



「効くのかな、あれ」れーみぃ。



「あんたは飲まない方がいい」と、リサ。




「どーして?」と、れーみぃ。




「それ以上発情すると危険だ」と、Naomi。




めぐは、くすくす。




れーみぃは「なんか、あたしだけ変態みたいじゃない」



リサは「正解」



Naomiは「今頃解ったか」



めぐは「変態って言うか、正直と言うか」



Naomi「恥を知らんというか」




リサ「まあ、お嬢さんだからなー」




「そうなのかー」と、れーみぃ。


リサは、わかったみたいに「なんでも許されちゃうでしょ、召し使いになに言っても」



と、アニメで見たような風景を思い浮かべて。


れーみぃは「うちは、そんなじゃないけど。

召し使いもいないし、執事だって」




「めーぇ」めぐは、おどける。



リサは、にこにこ。めぐを撫でて「それはひつじさん」



えへへ、と、めぐも笑顔。





「江戸っ子かいな、寿司くいねぇ」と、Naomi。


「お寿司かー。こっちだとまあ、握りじゃなさそうね。ばら寿司とか、なれ寿司とかじゃない?」と、リサ。





れーみぃは尋ねる「どんなの?それ」




めぐは「あたしも知ってる。混ぜるのと、漬けるの」





リサは「そうそう。ばら=ちらし寿司ね。なれ=粕漬けみたいなの。」




Naomiは「へーぇ。物知りね」




リサは「おじさんが乗務でいろんなとこに

行くから、お土産話ね、たまーに駅弁とかで」


「そんなのあるの?」と、れーみぃ。



リサは「あるよ。ちらし寿司は普通にあるし。

なれ寿司は、どこだったかな、忘れたけど。


寒い方だった



「学生実習って、楽しいね」と、めぐ。


れーみぃは真顔で「うん。だからいいの。

親のいない所ってさっぱりするもの」




「へーぇ、そんなもん?」と、リサは

わからん、と言う顔。


リサの家って、おじさんが来たり

おじいちゃんが、よく来たりと


リサが幼い頃は、乗務員宿泊所(笑)みたいだから

親から何か言われたなんて記憶もないし

おじいちゃんやおじさんが遊んでくれたから

退屈もしなかった。



親が鬱陶しいと思う程に、親そのものと

触れ合っていないのだった。



そういう違いがあって、れーみぃの気持ちは

いまいち。




「お嬢さんってそれで変態になるのかな、ストレスで」と、Naomi。




「変態変態言うな!自分だってバイクオタクじゃんか」と、れーみぃ。



Naomiは笑って「オタクって言うか、おじいちゃんのコレクションだし。オタクで何が悪いの?それで今、機械科で楽なんだし」



事実、女の子の機械実習では抜群に早いのは

普段、バイクを整備しているので

機械の触れ方になれているから。


そうでない女子は、

ボルトをスパナで回そうとして

ボルトの頭をダメにしたり、とか


教わる前に、時間が掛かってしまって。



めぐは「うちも、おばあちゃんがいるから

そのせいかなー。あんまりお父さんも

親って言うか、なんか、鬱陶しい感じじゃない。


否定された事ないし。



お母さんは、おばあちゃんがいるから

あんまりヒステリックになんないしね。


あたしも、弟も

なんか、放置されてたみたいだし。」


れーみぃは「放置プレイ、いいねー」




リサは「そういうストレスが、お嬢様を変態にすると。昔っからあるよね、貴族とか

変態が多いでしょ。ギリシャの神話とか

ホモが多いとかさ」



実際、オリンピックもそれで始まったのだし(笑)。



「うーん。まあ、あたしは確かに

そうかもね。お母さんお父さんが

煩いんじゃないんだけど。中学くらいになるとなんか、する事を見られてて、それダメ、あれダメ、とか言われるとね。

その予想が間違ってるの。大抵。

今度もそんな感じだし。説明するの面倒で。

行かないあんたになんで説明すんの、って

言いたくなる」と、れーみぃ。



「ああ、それはあるよ。オートバイ危ないって

お母さんは言うもの、乗ったことないから。


それで、後ろに乗せてドリフトしてあげたら

納得した。これだけ上手ならレーサーに

なんなさいって」Naomiの愛車はヤマハTR1である。


1981年に設計された、ドリフト走行が容易な画期的バイクだが(笑)


市場で使える人が少なく、理解もされかなった。


唯一、レーサー出身のバイク雑誌ライターが


それを、画期的と褒めたくらいで

バイクのドリフト走行は、ヨーロッパのグランプリライダーくらいの世界であって

舗装道路でそれを行うのは、高い技量が

必要とされたものだったのだが。




リサは「うん、まあ、高校生くらいになったら

親離れじゃない?当たり前だよ。それで。

親のもんじゃないもん。あたし。そりゃ、育って貰ったから借りは返す。」



「借りは返すか、なんか、男の世界ね」と、Naomi。



「やっぱ、ホモかぁ、健さん!」と、れーみぃは趣味に走る(笑)



「え、あれってホモなの?」と、めぐ。


リサは「いや、ホモって言うかさ、そういうの好きな人見てるらしいよ、あれ。」



Naomiは「なんか不気味だな。百合はまだ絵的綺麗だけど」と。



めぐは「お姉様っ。]と、首をかしげて

ひざまづく。


かわいいふり(笑)。



リサは、「ほら、まためぐがおかしくなった。れーみぃ、お前のせいだ。この変態お嬢!」と


ひっぱたく真似(笑)。



れーみぃはよろける真似「おお、その痛みは

やがて私の快感となるのだ。お願いだ、もっと強く殴ってぇ」と、恍惚の表情の真似。



リサは呆れて「これさ、観光の目玉になるな。変態ショー」と、わらう。




ははは、と、みんな笑って



「SL再生の変態JKお笑いショー」と、Naomiが言って


リサは「私らは、いえ、そんな、めぐとコンビだな。これ。メイドさん変態SMショー」



Naomiは「それ、国鉄が怒るよ」



わあはは、と、みんなで笑う。







「あ、雨上がって来た」と、めぐは

空を見た。


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