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水と火

「これがバルブね、こっちがピストン」とNaomiは


さっき、SLの仕組みを聞いていたれーみぃに

実物で見せた。


「学校に模型あったみたいな気がするけど」と

云うので



「そうよ。聞いてなかった?」と、Naomi。



「だってーぇ。あたし機械科じゃないもん」と、れーみぃ。


「そっか」それはそうだな、とNaomiは笑った。



向き不向きもある。

Naomiに法務をやれと云われても無理だ。


運転法規は、普通の法務とは違うし

営業約款とか、運賃とかは独特なので

弁護士が来てもダメな場合がほとんど。



その鉄道会社の運営に沿ったものなので、まあ商法とかに

反するものはないけれど。


事故がない限りは。




「草刈も結構進んだね。でもまあ、枕木を全部点検したほうがいいかも」と

工務の青年は言った。



「保線が今度、来たら見てもらおう。なんと云ってもプロだし。」と

白髪のおじいさん、工務の人はそういう。



「おふたりは普段、国鉄でどんなことをなさってるのですか?」とリサ。



青年は「ああ、雑用だよ。電気工事とか、修理。機関車も見るよ。まあ

SLは流石にないなぁ、あれは工場に持っていくし。

大きな駅とかだと検修とかで簡単なのは直すけど。

蒸気は大抵工場だね、国鉄の。」



「ここのSLは大丈夫そうだね。後でオイルとグリース、それと石炭かな。あとは水。」



「水、はい、そうですね。」とリサ。



蒸気機関車はお湯を沸すので、なるべく不純物のない水がいい。

できれば蒸留水がいいが、それは少し無理かもしれない。


社長さんは「あ、それなら裏の井戸を沸して、松沢くんが蒸留水を

タンクに貯めていましたよ。」


小型のSLなので、そんなに水は使わないようだ。



「そこまでしていたんですね。」と、Naomi。



機関車への愛情をとても感じる。



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