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走れケー100!

「荷物どうする?」と、リサ。


「そだね。駅いくなら送っといたら?」Naomi。


「夜までに着くかな?」と、めぐ。



Noamiは、おじいちゃんが郵便局職員なので


集荷の仕組みを知っている。



手紙と違って、宅配は

直接大きな郵便局が町に一つあって

直接集配してるから

午前中に集めたものは、指定できれば

当日夜までに、駅には届けられる。


駅へは宅配ではないから料金も安い。




「駅止めだったら、多分大丈夫。」



どの場合でも、夕方までには駅に送られる。

ここは、鉄道で郵便を送っているからだ。


その為、国鉄電車にも郵便車があって

ホーム側にポストの有った車両もある。




「そだね、じゃ、荷物纏めてと」と、リサ。




「じゃ、あたしたちは?」と、めぐ。




「送迎バスで昨日の駅まで行って、そこから歩いて工場へ行くかな。1kmないだろうね。

岸壁は、海側で、国鉄の線路は山側。

工場歯その間にあるから。」と、リサ。



「面白いとこに工場があるね」と、れーみぃ。



「たぶん、原料が取れるんじゃない?地下とか土手とか」と。リサ。




「時代の流れか」と、ご飯を食べ終わった4人は、ロビーに降りて

フロントに、郵便の時間を聞きに行こうとした。



「ほい、ばーちゃんが迎えにきてやったぞ」




「おばあちゃん!」




4人は驚いた。


ほっかむりの、昨日そっくりの格好のおばあちゃんが。



昨日のクルマに乗って、フロントに来ていた。





「あらぁ」と、リサ。




「野良が済んだら行ったんだーぁ、工場。

誰もいないんで、まだこっちかと。」と、

おばあちゃん、にこにこ。




「朝早起きしようと思ったけど」と、れーみぃ。




おばあちゃんは「いーんだぁ、疲れたんだべ。

夜行はな。」と、にこにこ。



待っててやっから、と


おばあちゃんが言うので、リサたちは

部屋に戻って荷物を纏める。


「荷物、どうする?」と、Naomi。


「おばあちゃんに話せば?」と、リサ。


とりあえず、荷物持ってロビーに降りて



おばあちゃんに話す。




「工場に泊まるの、今日はちょっと難しそうだから、駅の宿舎にしようかと思って。

局長さんもそうしろ、って。」と、リサは言うと


おばあちゃんは「オラのとこなら、遠慮はいらんがなー。ま、ほんじゃ、そっちに飽きたら

ばーちゃんとこさ泊まれ。夜遅いと駅まで怖い時とかな」と、おばあちゃん。




「有難う。おばあちゃん。ほんと」と、めぐは

ちょっと親切に感動。



おばあちゃんにとってはただの旅人なのに


親切にしてくれるって、なんだろうと


都市的な損得が普通になっていた生活からは

解らない。



むしろ、親切にしても損するだけみたいな

そんな事も多かったのに。


れーみぃが帰りたくないって言った気持ちが

分かるような気もした。



「はい、じゃ、そうします」と、めぐ。


おばあちゃんは、にこにこ、頷いて



「んーんー。そうしろ。」


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