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昔の話
小学生の頃
それこそ中二病何て言葉知らなかった
それでも確かに彼女は患っていた
それに気づくまで長かった
「いる...」
小学校の廊下を歩いているとき前を歩いていた彼女は急に立ち止まり
窓から下の校庭を見てそう言った
チャイムがなっていたので遊んでいた生徒が校舎に戻っていく
誰もいなくなった校舎を彼女はまだ見ていた
「あいつ...まだ...」
ぞっとした誰もいない校舎を見て言うのだから
僕は急ぎ足でその場を後にしたチャイムも鳴ったし、それに
一刻も早く彼女から離れたかった
二年生の時だった
それから
三年生になって
彼女と同じクラスになってしまった
多分これがすべての元凶だったんだ




