その八:言っても仕方のない愚痴と『怖い絵』の紹介
*ハイテンション文章の習作も兼ねていますので、途中、壊れていると思われるかもしれません。
ドはまり中のラノベの続刊が、まだまだでなくてツライっ!!!
(ドンドンドンッ!)
いきなりこんなんで、申し訳ありません!
溜まって現実では吐き出せないモヤモヤを、エッセイに叩きつけてみた次第。
前にも触れた、『86―エイティシックス―』の続刊が気になり過ぎて、ヤバいんですよ!
今現在、4月までの新刊情報に載ってないから、5月以降になるまでお預けなのは分かってるよ!!
でも気になる。凄い気になるっ!!!
3巻目の後書きで、作者様が4巻はライトとおっしゃっていたが、あの世界観(無尽蔵に湧き上がる無人機械と戦うディストピア系)でどこまでライトにできるのですかっ?!
気になり過ぎて、2018年3月号の電撃マガジンで、Ep.4の冒頭部分を確認したら――ライトもあったよ。マジだった。
やったね、男の子! サービスですねっ!! な、シーンもあったが、ヒロインのお嬢様はもっと気を付けた方が良いと思う。
まあ、背景が重量級だなって感じの場面もましたが。
個人的にグロいの苦手なので、作者様の血塗れ胸キュンには共感しかねるが、貴女の綴る物語は大好きですっ!
言っても仕方が無いし、言われても困るでしょうけれど、作者様の胸キュンをどんどん詰め込んで、早く、早く続きをっ……!!!(吐血)
ああ、あと、コミカライズされたので、掲載されている雑誌も買って読んだぜっ!
気を紛らわそうと、コミカライズにまで手を出したのは初めてや。
連載開始されたばかりだが、やっぱり、他の映像化された作品とかと同様、突っ込みたい部分が……。
原作から推測するに、十代前半の筈の第一話のシーンの主人公が、カラーの扉絵(多分、十代半ば)と同い年に見える……。
というか、単に、私の目が悪いだけなのか?
その他にも、原作と違う、と思った部分が、ちょこちょこ見受けられた。
まあ、原作をそのまんま漫画にしたら、分かりづらい部分があるのだろうから、改変するのはしょうがないんだろうけどさぁ。
自分でも気にし過ぎだと思うが、気になるのだから仕方がない。
どうしようもないことを愚痴っているが、原作との差異云々に目を瞑ると、漫画は漫画で良いとは思います。
でも、原作との違いが気になるんだ。
自分、初期のポケモン映画(ミュー〇ーの逆〇)で、鼻水垂らして号泣するぐらい(小学生時)繊細なんですよ。
それとこれが関係するか知らないけどねっ!
このドはまり具合で、『86―エイティシックス―』がアニメ化されたら、――見るかな~?
自分の小説でそういうシーン書いちゃってるけど、グロいの駄目だし(SFミリタリーでがっつり人が死にますぜっ!)、ハガ〇ン同様、原作との差異が気になって楽しめなさそうな気が。
よくよく考えたら、映像系苦手かもしれん。
ドラマを見ると、なんかそわそわしてくるので、もう、見ようとも思わないし、映画館には行くけど、DVDとかレンタルしないし。
映画は見れば楽しいのだが、喧嘩とかのシーンには、ちょっと中てられそうになる。
――アレルギー鼻炎と過敏性腸症候群に、年がら年中悩ませられているぐらい、刺激に敏感で、繊細だから仕方がない、と、思っとく。
そして、続刊が出ないモヤモヤから目を逸らそうと、最近、他のラノベを買い漁っているから、お金がヤバい。
アレルギーやら過敏性腸症候群やらで、病院巡りをしているから、更にヤバい。
ぶっちゃけ、病院行かなくても死にはしないが、薬が無いと生活の質が下がるから、行かないと困るのである。
鼻が詰まって口呼吸して喉が乾燥してインフルエンザに感染とか、ちょっと笑えない。
スギ、イネ科、ブタクサの花粉に、止めのダニ、カビに反応してしまうので、私に安息の季節は存在しないのだよコンチクショウっ!(泣)
他には冷え性にも悩んでいるので、健康優良児が羨ましいぞっ!!
元気は大事っ!!!
――で、最近買い漁った本の中に、中野涼子さんの『名画で読み解くロマノフ家12の物語』があったので、彼女の『怖い絵』シリーズも紹介しようと思った次第。
『名画で読み解くロマノフ家12の物語』にも、『怖い絵』シリーズで紹介された名画が掲載されていたのよね。
中野京子さんは、著書の中で、自分が書いた他の本も紹介するから、読みたくなってしまうのですよ。
というか、ロマノフ家のエピソードも普通に怖い。
――弟が姉を、夫が妻を幽閉し、父が息子を、妻が夫を殺してきた歴史だ。
(中野京子作『名画で読み解くロマノフ家12の物語』本文より)
まさしく、本文にある通り。
詳細は割愛するが、個人的にはコンスタンチン・フラヴィツキーの『皇女タラカーノヴァ』が特に印象に残った。
どうでもいいけど、ロシアの人の名前がややこしくて正確に覚えられない。
元々、外人は間違えて覚えてしまいがちだが、何も見ないと、タカラーノヴァとかになるんですけど。
1777年、ペテルブルグを襲った記録的大洪水による多数の死者の中に、タラカーノヴァ皇女が含まれていた、という言い伝えを元に描かれた絵画だ。
――公式には、タラカーノヴァは洪水の2年前に病死したことになっている。
舞台は、ネヴァ川沿いのペトロパブロフスク要塞監獄の独房。
割れた窓から、猛烈な勢いで水が流れ込んでくる。
浮船状態の粗末なベッドの上に、美女が立ち、剥き出しの壁に寄りかかりながら、絶望の涙を流している。
そんな絵が、ソ連時代には切手の図柄にも使われたらしい。
ソ連怖い。
コンスタンチンさん、絵が上手いな~とか、タラカーノヴァ美人だな~とかは思うけど、切手に人が溺死しそうな場面を使うんかいっ?!
その当時の、女帝・エカテリーナ二世も怖かった。
本文にある、夫を殺した妻が、彼女です。
さて、中野京子さんは、物語の作り手というよりは、語り部と言う印象が強い。
語り口が面白く、知識も豊富な方だと思う。
『怖い絵』は、名画にまつわる背景を紹介した上で、その絵に秘められた怖さに触れる、と言う本だ。
フランシスコ・デ・ゴヤの『我が子を喰らうサトゥルヌス』(狂気じみた目の老爺が、赤ちゃんを頭からバリっと食べている絵)の様に、見た目からして怖い絵もあるが、ディエゴ・ベラスケスの『フェリペ・プロスぺロ王子』も、背景を知ったら普通に怖かった。
フェリペ・プロスぺロ王子って、誰? と思う方もいるだろうが、スペイン・ハプスブルク家の王子様である。
スペイン・ハプスブルク家って何かと聞かれたら、凄い乱暴に説明すると、昔のスペインの王家で、近親婚の繰り返しの果てに断絶した家系だ。
「高貴なる青い血」にしがみついて、従姉妹どころか、自らの姪との婚姻という、現代に生きる私から見れば、頭が可笑しい所業をやっていたのだ。
まあ、昔は子供が成人まで生き残れないことが多かったし、家格と宗教の問題で、結婚相手の選択肢が非常に少なかったから、必然、ともとれるかもしれない。
ブルドックという犬種で、血が濃くなりすぎて、純血種では先天的に健康に問題を抱えてしまいやすいという話を聞いたが、人間でも、やっぱり問題になったのだ。
スペイン・ハプスブルク家の王子・王女は短命だった。
フェリペ・プロスぺロ王子は、4歳でお亡くなりになるし、彼の姉、『ラス・メニーナス』に描かれたマルガリータ王女は、女児を一人残したものの、21歳で亡くなったらしい。
また、彼等の弟、最後の王となるカルロス二世(享年38歳)は生殖能力がなく、精神も常軌を逸していたという。
『フェリペ・プロスぺロ王子』は、女児服姿の2歳の王子を描いた絵だ。
ぱっと見、普通に可愛らしい男の子である。
が、絵の背景を知った上でよく見ると。
――あらヤダ、怖い。
*蛇足*
昨年(2017年)、中野京子さん監修のもと、『怖い絵展』というのをやっていたので、私も観てきたよっ!
本に出てきた絵はこれか~、へ~、とか、思いながら鑑賞してました。
思っていた大きさより、大きかったり、小さかったり。
人がいっぱいで、大変でした。
80分も待って、ようやく入れた……。
目玉の、ポール・ドラローシュの『レディ・ジェーン・グレイの処刑』が凄かった。
あのクオリティで、でかかった。
ドラローシュ頑張った。
因みに、9日間しか玉座に付けなかった、イングランド初の女王の処刑シーンを描いた絵である。
昔から絵画鑑賞が趣味な訳ではなく、『怖い絵』を読んでから、美術鑑賞に興味が湧くようになった。
『レディ・ジェーン・グレイの処刑』は、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの至宝とも言うべき絵らしく、日本で観られて得した気分だ。
美術館の売店にて、図録を買おうか迷ったが、高いし、荷物になるな~、と見送った。
――でも、結局、同じ売店で持ってなかった中野さんの著書を三冊も買ったんだから、図録を買っても良かった気がする。