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その七:紅玉

 地元の農業高校の学園祭で、紅玉をゲットして、テンション上がって色々作ったので、書いてみた。

 因みに、紅玉とは、林檎(りんご)の品種の一つである。

 元々加工向けの品種で、アップルパイ等のお菓子や、ジャムに使用されているのを見かける。

 酸味の強い、さっぱり系の味なので、砂糖と相性が良いのだが、私は生で食べるのも好きだ。

 林檎の品種の中で、一番好きかもしれない。

 ただ、世界中で生産されているらしい、ふじと言う品種とは違い、割と貯蔵性が悪く、甘いのが良いらしい一般的な消費者の嗜好(しこう)にも合わないので、スーパーで見かけないのだ。

 ネットで売ってはいるが、まとめ買いだと、生では食べきれないし、加工するのも大変だから、スーパーで売ってくれると嬉しい。

 最近の林檎は、甘いだけの品種もあるのだが、私は酸味があった方が良い。

 別に、酸っぱいもの好きではないのだが、紅玉の酸味は好きである。


 農業高校の学園祭に行ったのは、まあ、気まぐれだった。

 新聞のチラシを見て、そういえば、行ったことないな~と思って、行ってみた。

 本当は、林檎ではなく、卵の販売が目当てだったのだが、あちこちの行列につられて、結局は、新米とか色々買ってしまった。

 新米、美味しかったです。

 最近は、テレビで見たもち米の裏技で誤魔化した古米ばっかり食べていたので、もち米要らずの新米のもちもち具合にちょっと感動したよ。

 朝一で言ったが、駐車場も、販売コーナーもめっちゃ混んでた。

 まあ、ゲットした紅玉が、八個で二百円と言うお買い得価格だったので、皆が行く気持ちも分からなくない。

 当然、行列で並んだが、食べ物の為なら我慢できた。

 林檎もその場のノリで並んでいたが、並ぶのがちょっと遅かったらしく、ようやく買えた時には、幾つかの品種が売り切れていた。

 千雪と言う品種の林檎を食べたことが無かったので、気になっていた林檎が売り切れていたのには、ちょっとがっかりだった。

 まあ、紅玉と洋梨を買えたから、良かったけれども。

 因みに、洋梨の方は追熟中でまだ食べれないのです。

 紅玉は、日を置いてぼけて食感がもさもさになる前に、とっとと料理することに決定。

 で、帰り道、スーパーに寄って、シナモンやらホットケーキミックスやらを購入した。

 林檎のお菓子にはシナモンを混ぜた方が美味しいし、ジャムを作るなら、付け合わせが必要なのである。

 ついでに、砂糖・牛乳・干しブドウ・クルミ・ゼラチンを購入。

 砂糖とゼラチン以外は、ホットケーキ用である。

 ドライフルーツとか、ナッツとかを混ぜたお菓子が、マイブーム中なのだ。

「極もち」の文句に惹かれ、ちょっとお高いホットケーキミックスを購入したが、当たりであった。

 初めて、自分で焼いたホットケーキを美味しく感じたよ。

 今まで、中火とかで焼いていたのを、袋の説明文に従って、弱火で焼いたのが良かったらしい。

 その日のお昼は、クルミと干しブドウを混ぜたホットケーキに、バターでソテーした紅玉である。

 パカっと割った紅玉は、蜜入りであった。

 農業高校の生徒さん方は、お世話を頑張ったらしい。

 基本、料理するときは目分量なので、今回も、フライパンにバターをひいて、薄くカットした紅玉を焼いて、砂糖を適当にまぶして、最後に、シナモンをぱぱぱっという感じだった。

 料理は嫌いではないが、食べる方が好きなので、いつも簡単かつ雑な感じで作っている。

 材料を切って、煮たり焼いたり炒めたりして、味付けすれば、料理になる、と言うのが持論だ。

 でも、ちゃんと味見はしている。

 他には、ジャムと砂糖煮と角切りバター炒めと、ゼリーを作った。

 全部皮つきで作りました。

 紅玉は、皮が鮮やかな赤なので、皮つきで加工しても色が綺麗なのである。

 一応、農薬が心配なので、食器用洗剤で洗ったよ。

 食器用洗剤の用途には、何気に野菜や果物の洗浄も含まれているのだ。


 ・ジャムの作り方

 紅玉を四等分後、芯や種をカットして、十六等分の薄切り・角切り・すりおろし。

 食感を楽しみたかった。

 で、鍋に切った紅玉を投入に、使いかけの砂糖をぶっこみ。

 火にかける前に、混ぜ混ぜして、紅玉に砂糖を馴染ませる。

 その後、混ぜながら火にかける。

 味見しながら、足りなそうな砂糖を適宜追加。

 シナモンも適当に振りかける。

 丁度いいかな、と思ったところで、追加を止める。

 その後、焦げない程度に、混ぜながら水分を飛ばして、ジャムが完成。

 ねっとり感が全くないので、ジャムと言うより、砂糖煮だが、ま、いいや。


 ・砂糖煮の作り方

 紅玉を四等分後、芯や種をカットして、八等分に。

 呑み残しの白ワインがあったので、紅玉と一緒に鍋に投入。

 ワインだけでは紅玉が浸からないので、水を足して砂糖を適当にぶっこむ。

 一緒にしたら美味しそうだったので、干しブドウも入れてみた。

 シナモンも、適当に振りかける。

 沸騰(ふっとう)させて、紅玉に火が通ったら、味見。

 良い感じだったので、火を止めて、冷ましつつ紅玉に味をしみこませる。


 ・角切りバター炒めの作り方

 紅玉を四等分後、芯や種をカットして、角切りに。

 バターを引いたフライパンに、紅玉を投入し、炒める。

 ある程度火が通ったら、砂糖とシナモンを適当に振りかける。

 混ぜ混ぜした後、味見して、丁度良い感じだったので、完成。


 味付けのポイントは、ちょっと少ないな、と思う程度に調味料を入れた後、味見をしながら、追加していき、調整することだと思っております。


 どれも結構美味しかったので、満足。

 次の日のお昼は、クルミと干しブドウを混ぜたホットケーキに、ジャムと砂糖煮と角切りバター炒めを付け合わせにしたものである。


 さらに次の日は、砂糖煮の煮汁で、ゼリーと言うか、ジュレ的な何かを作った。


 ・ジュレ的な何かの作り方

 作っておいた砂糖煮を適当にカット。

 鍋に残っていた砂糖煮の煮汁に、水を足し、カットした砂糖煮と一緒に煮ていた干しブドウ、ジャムと角切りバター炒めを適当に投入。

 火にかけて、温める。

 煮汁の味見をしたら、味が薄いので、砂糖を適当に投入。

 具に味が付いているので、こちらは少し薄めにしておく。

 沸騰したら、火を止め、ゼラチンをぶっこむ。

 ゼラチンの量については、箱の説明に基づき、良さげな感じで。

 ゼラチンって、沸騰させると固まらないこともあるらしいので、注意が必要なようだ。

 で、タッパーに煮ていたやつを入れ、粗熱をとった後、冷蔵庫で冷やす。

 一時間以上冷やして、固まっていたので、適当にほぐして、ゼリーと言うか、ジュレ的な何かが完成。


 それなりに美味しかった。

 お菓子的なものを作ったのは、久しぶりである。

 紅玉がまた手に入ったら、何か適当に作ってみようと思っている。


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