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この章のまとめ

 富蔵夫妻とともに旅に出た馬野骨造改めウマ。露出狂疑惑を受けながらも時空コンピュータ等の超技術のおかげで野盗の襲撃諸々をなんとかやり過ごせた。ところがこの時代のバトラーと手合わせをした結果実力不足を痛感し、稽古をつけてもらえるように懇願することとなる。バトラーの主であるマサラ子爵オットーの口添えもあり、その願いは叶えられる。そして稽古の結果、時空コンピュータ等の使い方に開眼し、様々な能力を使えるようになった。

 自信をもったウマであったが、かなりの使い手と思われる暗殺者ギルドのホロウには手も足も出ずに完敗した。その場はバトラーのおかげで窮地を脱するもののまだまだ問題があることを認識せざるを得なかった。

 その後、富蔵の妻である幸子は節子を出産。驚異の身体能力を誇る赤子と強アルカリで地球人には毒である名物料理に舌鼓を打つ富蔵たちに種の違いを感じざる得ないウマであった。

 そして漁師町ポルトでは船がない世界の漁に衝撃を受ける。そして“厄除け代わりの壊れやすいオルゴール”を生まれたばかりの節子のために購入するも、その様な習慣を知らないウマは壊れたオルゴールを壊れる前に戻してしまい、呆れられるやら喜ばれるやらするのである。一方でウマは地球人には猛毒である魚汁やら様々な風俗の違いから種族の違いや文化の違いを再認識しつつ、それらを学ぶなければならないと思うのであった。


新たな登場人物・用語等


オットー:マサラ子爵。ベアトリクスの先祖? この時代のバトラーの主。鉱山の効率化よりも領民の生活の保護を優先した。バトラーのおかげもあって、領地の善政・繁栄は王都にまで鳴り響いている。個人としても善い人。富蔵の友人。


バトラー:本名不明。上述オットーに仕えるこの時代を代表する執事。圧倒的な強さをもっている。オットーの望み・幸せ・安全以外は基本的に眼中にない人。


節子:富蔵と幸子の間の子。竜安寺貴子の叔母にあたる。地球人の三倍の速さで這いずり回るらしい。趣味はウマの指を破壊すること。


山菜汁:山間の集落の名物料理。強アルカリで地球人には飲めない危険な液体。


魚の串焼き:照り焼き風で生臭い。


魚汁:地球人には猛毒。

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