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うさぎのモリー  作者: tom
7/11

小説家になりたい

ジャガイモババア以外登場人物が集結した感じですw

皆の小説案を考えるのが面白かったです。





『俺は小説家になることにした!!』


どどどどどどどどどどっどん!!(太鼓音)


『‥‥』(ルミ)


『ノーコメントやめて精神的にキツい』


モリーは貧弱だ。


『まあ、なんとなく予想してたけど、うさぎさんすごいね』


棒読みこと毒舌地味眼鏡系女子ルミは容赦ない。


『で?どんなもの書くつもり?』


『え?どんなって‥‥』モリー沈黙。



『対して考えてもいないのに作家になるつもりなのね』



するとどこからともなく


『えー!?小説家になるの〜?』


そこにはルミの友達、気の強いアミが居た。


アミ『やめたほうが良いよ‥‥作家なんて売れる保証もなければ、儲かる保証もないようなもんで、とにかく不安定という点に置いては確実と言える訳だし、才能とかもいろいろ関わってくるし、もしかしたら死んじゃうかもしれないんだよ〜ゲホッゲホ』


ルミ『だって』


モリー『おまえらいろいろひどいな』


『へー、モリー、小説家になるのかい?だったらまず最初に僕に教えて欲しかったな☆』


そこには見覚えのある青年の姿が。


『と、トビリア!!お前生きてたのか?!』


『ふふふ、僕は不死身だからね』


ルミ・アミ『誰この人、めっちゃ変な人っぽい。あ、うさぎさんの友達だからか、納得。』


二人そろって言われたモリーはキレた。


『ざけてんのかお前ら、コイツは友達未満。いや、それ以下だ』


トビリア『うわ〜これって僕が一番けなされてる感じがするんだけど勘違いだよね〜』


モ・ル・ア『いやいやいやいやっ勘違いじゃないっすよ』



やっと同調した。


トビリア『とにかく小説を書くなら僕を主人公にしてほしいな〜。例えば、勇敢な王子様に使えるお姫様の話に出てくる小人のスープの蛙の臓器の中に住んでる菌が増殖して拡散していく仮定の波のハンターみたいな』


『なんかよく分からんが気持ち悪い、当然却下だ!』


アミ『なんか吐きそう‥‥』


ルミ『無理この人、無理だわ』



すると今度はアミが


『私だったらけん玉をする描写を入れて、上手くいったらお嫁さんに行けるっていう物語がいいわ〜。そしてそのけん玉に賞金をかけるの。けん玉をわざわざ寒いところへ行って氷のリュウに飲み込んでもらうの。そしてそのけん玉をリュウから奪えた者には賞金として私の唇から作った、甘いお砂糖を与えるってこと。どーお?いいでしょ?』



ルミ『アンタも相当だわね‥‥。もし私だったら、推理小説ね。舞台は世界最大と名高い大聖堂。なんとそこで悲惨な事件が相次いで起こってしまうの。母親による子殺し‥‥。悪魔の仕業だなんて噂の末、そういったオカルト的事件を中心に活躍している探偵がこの事件を担う事になった。

彼の名はエリック。まずはその大聖堂を訪れるんだけど、世界一とは名ばかりではないその素晴らしさに感嘆の声を上げるの。けれども彼は自分の目的を失ってはいなかったわ。圧倒される中その不可思議な事件に臨み、葛藤や恐怖に背を振るわせながらも事件解決へと導いていくのー』


モリー『それ、採用な』



モリー以外『おい。』















読んで下さった方、ありがとうございます。

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