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025 転職

更新が遅く、不定期です。

久々の投稿です。

[語彙力]Lv.1でも読んでくれてる皆に感謝!!

「そろそろ、シローナ達も動けるだろう。私はあいつらの聴取に移る」


「サム坊の履歴は?」


 ヴィオが部屋を出ていこうとしたので、レインが呼び止めた。


「全て終えてからだな」


「せめて、ギルドカード貰えないかな? 冒険者指南は早い方がいいでしょ?」


「Fであれば直ぐに出来るが、それでいいか?」


「えー、Cじゃないの~」


「書類を用意しなければならん。その書類をお前が即効で作ってくれるなら直ぐに用意するが?」


「さ~て、サム坊。Fランクでも受けられる依頼を探すぞ~」


 明後日の方を向き、元気よく部屋を後にした。


「やれやれ」



 ギルド受付にてFランクのギルドカードを発行してもらう。


 ギルドカードはクレカや免許証と同サイズくらいに思う。


 思うってのは、今のボクは金豈じゃないからね。


 身体のサイズ差がよくわからないんだ。


 四隅は紐を通せるように穴が空いている。


 材質は金属だが、一部だけ別。


 カードの薄さにカットした直径2cmくらいの魔石が埋め込まれている。


 目に見えて記載される情報は名前とランクと職業のみ。


 やっぱり名前は『サム=クゥエル』か。


 ハハッ、職業:無職w


 因みに、角メガネは医務室でお昼寝中だ。


 まったく、サボりとはいい身分だ。


 今日の給金は無しかな?



「さぁ~て、狩り行くか~」


「緑ホッパーも連れていっていい?」


「レベル90の魔物の実力か。見てみたい!」


「なら一度、レインの店に戻ろう」


「狩りは……ゴブでいいか」


 依頼掲示板に貼られたゴブリンの討伐依頼を勢いよく剥がしカウンターに提示し、サムのギルドカードで受注する。


 移動しながらゴブリンの注意点をレインから受けた。


 ゴブリン自体は弱くFランクモンスターに指定されている。


 よって単体でいる時はFランク冒険者1人でも対応できるが、群れの中には武器を持った上位個体がいる事があるのだ。


 レベル91のサムなら問題は無いだろうけど、油断はしないように。


 と言われたが、その上位個体ってジョブ進化した奴ですよね?


 もしかして、緑ホッパーから教わったゴブリンのジョブ進化論って魔物にしか伝わってないのかな?


 レインお姉さんの店に着き、いざ森へ。



 緑ホッパーに二人乗りをと言うより、ボク以外を乗せる事を許可してもらい股がる。


 ボクが前、レインお姉さんが後ろだ。


 肩の辺りに柔らかいものが当たり、思わず顔がにやける。


 ボクが前にいるから気づかないよね?


 と思ったが、ここはまだ村の中、周囲の人が目に入り慌てて弛む顔を戻した。


 椅子として貼り付いていた水ボールをフロントガラス代わりに設置し、座席は(フレイム)ボールに代わって貰った。


 理由? 寒いから。


 サムの服装って軽装だから歩く分には問題ないけど、緑ホッパーで滑空走行すると寒いんだよ。


 水ボールなら半透明で向こう側も透けて見えるしね。


 焔ボールはやんわり暖かい。


 いや、本気を出せば焔を出せるから熱いじゃすまないけど、普段だとタオルを巻いた湯タンポくらい。


「そういえば、無職のままで良かったの~?」


 ジョブ(職業)か、そう言えば、緑ホッパーもジョブについて何か言ってたな。


 何が変わるのか聞いてみた。


 ジョブはジョブ毎にレベルがあり、初めはどのジョブもレベル1だ。


 ステータスは全て合わせた数値になるが、一度も変更した事がないジョブのステータスは全てゼロ扱いで反映されない。


 なので、転職したところでボクの強さに変動はない。


 むしろ、新ジョブの分、少し上がる。


 今のボクのステータスから見れば誤差みたいな数値だけど。


 ジョブもスキル同様に人が考えただけ存在するらしい。


 どんだけ!?


 と驚いたが、流派による違いは称号に現れる為、武器の数だけと考えた方が良さそうだ。


 それでも充分多い。


 ここでボクが地球の武器とか考案したら、それだけ職業は増えるのだろうか。


 増えそうだな。


 流派の称号を得る為には門を叩かなければならないが、あればその流派のスキルを得やすくなる……らしい。


 スキルと認められれば未来永劫、スキルに名が残る。


 スキル名に名を残そうとする者も少なくない。


 結果、【発案者】+【技名】というスキル名になるのだが、これは、まだマシな方。


 酷いスキルになると【流派】+【発案者】+【技名】となる。


 中には地名を入れてくる者もいる。


 もうワケがわからない。


 まったく、考える奴も考える奴だが、認める神も神だな。


 神なのか?


 いっそのこと、スキルをボクのゴーレムで1つにまとめてやりたいよ。


〔条件が満たされました〕


 ……………………は?


 ゴーレムがレベルが4に上がりスキル統合が追加されていた。


 まぁ、落ち着こう。


 一旦、落ち着こう。うん。やらかしたー。


 もう4か……。


 頼むからレベル上限1桁は勘弁して欲しい。


 3桁いや、2件くらいは猶予が欲しい。


 てか、スキルは口に出さないといけないのに、何で追加要素は考えるだけでアウトなんだよチクショウ。


 いや、緑ホッパーが言っていたな。


 口に出さなくとも良いと。


 確かに考えたのボクだけど、ゴーレム関係なくね?


 せめてスキル合成とかスキル創造とかにしてよ。


 ……はっ!


 考えちゃダメだ考えちゃダメだ考えちゃダメだ……。


〔条件が満たされました〕


 遅かった。


 レベル5になりスキル合成が追加された。


 スキル統合とナニが違うんだよ!


 せめてスキル創造の方にしてくれよ!


〔データベースにアクセスしています〕


 おっと、なんか、いつもと違うの来た。


〔アクセス拒否〕


 おや?


〔権限不足……下位互換を作成。承認しました〕


 確認すると、レベル6になりスキル想像が追加された。


 やったー……あ? ちょっと! 漢字が違うよ!


 ボクが考えたはスキル創造だってば!


 返答はなかった。


 まぁ、創造はチート過ぎって事かな……。


 にしても、まるでゲームみたいな問答だったな。



 統合と合成、何が違うのかはわかっている。


 統合は類似スキルを1つのスキルとして統合し命名し直す事。


 そして統合元のスキルは消滅するらしい。


 既に修得している者は新しいスキルで上書きされるとか。


 これは確実にボクの為じゃなくて、管理しているであろう神の要望に思えた。


 だってボクに必要ないもん!


 んで、合成は複数のスキルを合成して新しいスキルを生み出すというもの。


 こっちは、元のが消えたりはしない。


 なんでそんな事わかるか?


 〔条件が満たされました〕の後に頭に使い方が流れこんできたんだよ。


 カラーパレットとモデリング画面の時は無かったのに。


 そして、スキル想像はボクが想像したスキルに該当する無名スキル・未伝スキルがあればボクの思議した名称がつけられ、尚且つ修得できるというもの。


 未伝スキルは途絶えたスキル・受け継がれなかったスキルだ。


 それともう1つ、長名称のスキル。


 名称が10文字を超えるスキルでボクのイメージ通りのスキルは改名して修得できるという。


 ねぇ、誰かしらの願望が加わってるよね?


 まぁ、ボクとしては?


 欲しいスキルが手軽に手に入るなら?


 別に構わないけどね?


 ボクの膨れっ面な態度が表に出ていたのか、レインお姉さんに何かあったか心配された。


 正直にゴーレムのレベルが上がり、出来ることが増えた事を伝える。


 増えた性能の内容は後で説明すると伝えた。


 納得いかない性能だった事は先に教えた。


 上位スキルはレベルが上がる毎に性能が増えるが、それが使用者にとって有益な事は稀だそうだ。


 やはりか。


 転職にもスキルが必要となる。


 ギルド職員は必ず所持しているスキルだ。


 因みに[冒険者ギルド技能研究所所長ゴルド=リオン製ジョブチェンジ]というスキル。


 “冒険者”から“ジョブチェンジ”までがスキル名だ。


 頭痛くなる。


 これは冒険者ギルド仕様、他ギルドにも似たようなのがあるそうな。


 そうだ!


 試しに、このスキルを統合してみよう。


 分かり易く[転職]でいいな。


〔スキル統合が承認されました〕


 おっ! 成功かな。


 確認すると[転職]が増えていた。


 では試しに剣士に転職っと。


〔[剣士]に転職しました〕

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