017 集落を見つけた
更新が遅いです。
というか、不定期です。
語彙力ない文章だけど、読んでくれてる皆に感謝!!
ボクはまっすぐホッパーバイクの方へと歩きだした。
後ろで甲冑男が何か言っている。
その声に気づいたのか、白シスターちゃんがボクを止めようとボクの両肩を掴んだ。
向き合っている状態で向こうが中腰姿勢なので、顔が近い。
この距離で女の子の顔を見つめた事なんて生まれてこの方ない。
結構恥ずかしいものだね、コレ。
見つめ会った状態で一生懸命に語り掛けてくるが、言語の壁は大きい。
何を言っているかサッパリ解らない。
緑ホッパーがいつキレるかも解らないので、白シスターちゃんの手を払いのけた。
『ゴキッ!』と言う異音と共にバランスを崩した白シスターちゃんが倒れこんだ。
白シスターちゃんは起き上がるやいなや、何かを喚き散らしながら払った腕を押さえている。
あの腕、変に曲がってないか?
倒れた角度が悪かったかな?
白シスターちゃんの喚き声に気付いた何人かが駆け寄っていた。
タコ殴りされている緑ホッパーに近づいてみたが、傷が付いている様子はない。
流石Lv.950オーバー(予想)。
ボクが緑ホッパーに駆け寄ると、慌てて攻撃を止めてくれた。
周囲からひそひそ声が聴こえるが何か相談かな?
「緑ホッパー、面倒だし飛んでく?」
「落ちませんか?」
「水ボールもいるし大丈夫だと思うけど……ごめん緑ホッパー、少し変える」
「は?」
ボクは緑ホッパーの背中に即席のコックピットを造った。
風圧も防げるし、何より落ちない。
飛行を妨げないように、一応卵型にはした。
そのせいか、カッコ悪くなった。
まるで、バッタに他の虫が寄生しているみたいだ。
「後で戻して下さいよ?」
「わかってるよ」
早速コックピットに乗り込み、その場を離脱した。
「よくキレなかったね」
「あんな経験値の足しにもならない者共をイチイチ相手になどしてられませんよ」
「そういうもんか」
「おや? マスター、左前方に建物が見えますがいかがいたしますか?」
確かに左前方には建物が並んでいるのが見えた。
暮らしている種族はわからないが、間違いない。
屋根のある家だ。
その集落の入口より500メートル程手前で緑ホッパーに降りて貰い、コックピットは外した。
「まだ距離がありますが?」
「さっき言ったろ? その顔が受け入れられるか否か。今から緑ホッパーだけで、あの集落に行ってきてよ」
「ほほぅ、かしこまりました」
「あ、攻撃されたからって、反撃しちゃダメだよ?」
「しませんよ。そう言えばワタシにペナルティが有って、マスターにペナルティが無いのはいささか卑怯ではありませんか?」
「受け入れられたら、なんだって聞いてあげるよ」
「その言葉、忘れませんよ?」
「あぁ、受け入れられたらね」
こんなやり取りの後、緑ホッパーは人型で集落に突った。
500メートルは離れているのに聴こえてくる鐘の音。
あれは、警鐘かな。
うん、わかりきってた事だよね。
あれが受け入れられたら、逆にボクがこの世界を受け入れられないよ。
まぁ、それが好きな人もいるだろうけど、割合は少ないはずだ。
しばらくして戻ってきた緑ホッパーは酷く落ち込んでいた。
「じゃ、外部装甲つけてね」
緑ホッパーが集落に行っている間にそこらの木々から適当な外部装甲を作成しておいたんだ。
外部装甲と言うと解りづらいかも知れない。
簡単に言えば鎧だ。
全面を覆い隠すようなフルプレートアーマーである。
さて色はどうしよっかな。
緑だと、さっきの今で疑われそうだし。
あ、でもこの鎧の更に上から緑ホッパー顔のお面作って被せて冗談でしたーて……。
警鐘まで鳴らされたんだ、騒ぎを起こした罪とかで、捕まりそうだ。
やめておこう。
そうだ、いっそのことバイクのまま変形しないで貰えば、乗り物として通せるじゃん。
ボクって頭いい~!
緑ホッパーにはホバーバイクになって貰い、外部装甲は気色悪いところを覆い隠すようなカウルとして加工し直した。
カウルのカラーリングは赤と白。
それに緑ホッパーの緑が混じり、中々良い出来になった。
「じゃ、集落に向けてレッツゴー!」
緑ホッパー=グリーン・ホッパー
森ゴブ長=フォレスト・ゴブリン・リーダー
黒鷲=ブラック・イーグル
加工=ゴーレム化
加工品=ゴーレム




