魔王と勇者の力両方手に入れた俺は異世界最強!?
日本で突然死んでしまった主人公はいろいろあって勇者と魔王両方の力を手に入れ美少女と共に冒険する物語です
「魔王!お前はここで終わるんだ!!光の精霊フォアニスよ!我が名は勇者レクサス!その光の力を我に与えよ!闇を斬り裂け!ライトウ!!」
「終わるのは貴様だ!闇の精霊ダイキスよ!!我が名は魔王ザンクラキ!!その闇の力を我に与えよ!!光を砕け!!黒空派!」
「ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!」
二人の声が重なり次の瞬間大爆発が起きた
そしてそのまた次の瞬間何もない真っ白の世界に魔王はいた
「!?ここはいったいどこだ?我は勇者戦っていたはずだ」
状況の整理に戸惑っていると前方から女の声が聞こえた
「魔王ザンクラキ貴方は死にました」
その声の先には、真っ白な裸、きれいに整えられた目、鼻、口まるで絵に書いたようないかにも女神!と思えるような女が立っていた
それより今この女が言ったことが気になる
死んだ…それはつまり敗北を意味するものそう思った、だが違った
「勇者レクサス貴方もです」
女が見ている先を目を動かすとそこには勇者が立っていた
「ふ、なるほど、どうやら相打ちだったようだな勇者よ」
「そのようだな」
「流石は勇者と魔王物分りがよい、して我が名は運命の女神ミラ、貴方は異世界転生することになりました」
「異世界に転生か、ふむ、それは構わないがその異世界とやらはいったいどんなところなのだ」
「貴方がいた世界と少しだけ違うだけですよ」
「少しとは?」
「それは後ほど説明します、それでは転生の儀式を開始します。でもそのまえに言っておかなければいけない事が」
「なんだ言ってみろ」
「実は転生できる体が異世界には1つしかないのです」
それはつまり1人しか転生できないと言うことだ、そう思った、だがまた違った
「よし!ならめんどくさいから2人ともこの体にしよう!それでは儀式を始めます」
「え、ちょ、待て意味わからん、てかさっきまでの丁寧な口調はどうした」
聞こえていないのか詠唱を続ける女神
「え、地球の人間の子供が死んだ?ならついでに一緒の体に入れるか〜」
すると空から制服を着た少年が降ってきた
「おい!ちょっと待て!勇者はともかくこの見るからに弱そうな人間と一緒の体にするきか!?」
「そうですよ女神様!子供を魔王などと一緒にしたら可愛そうです!」
「おい勇者!貴様今何といった!食い殺されたいか!」
「え?同じ体?勇者?魔王?え?え?」
そうこうしているうちに詠唱が終わった
「あ、そういえば誰の記憶が残るかはランダムなので、はい!転生!」
「おいまてクソ女神!話をき」
ん?ここは?気がつくと道に立っていた道は先が見えないほど続いていた、辺りには見たこともないものがたくさんあった、空には小さな龍のようなものも飛んでいた
「おめでとうございます!人間くん!記憶が残ったのは君のようだね!」
「あ、ありがとうございます僕は死んだですよね?そして異世界に転生したのですか?」
「そのとうりだ!君もなかなか物わかりがいいね!」
「まぁ異世界転生物の本はたくさん読みましたからね」
「そうだこれを君に渡しておこう」
そう言って女神は鉄の板を渡した?
「これは?」
「まぁ指でなぞってみて」
すると文字と数字が浮かび上がってきた
名前 黒埼 蓮男
レベル1
攻撃力 23457
防御力 34562
速さ 29567
魔力 57903
属性
光、闇、火、雷、
固有魔法
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「おっとこれは驚いたねレベル1でこれほどとは、どうやら魔王と勇者の力が合わさったようだ」
「あの〜これってすごいんですか?」
「もち!化物だね!」
「へ、へ〜…あ、女神?様この固有魔法って所で読めないんですが…」
「あ〜それね多分レベルが足りないからよ、モンスターを倒してレベルを上げればだんだん見えるようになってくるわ」
「それじゃ私は帰るから頑張って生きなさいよ」
そう言うと女神は消えた
「さて、それじゃぁ行くか!………」
何しにどこに行くのだろう?ていうかまず目的がない、レベル上げ?上げる理由が…
「異世界転生そうそう暇人か…」
「きゃあ!」
「ん?女の子の声?森の方からか、行ってみよう」
「へへへ、やぁじょうちゃんいい体視点なぁこれは楽しめそうだ」
「私に近寄らないで!」
「その強気もいつまで保つか楽しみだなぁへへへ」
どうやら女の子が男に襲われそうになっているようだ、男は右手に長剣を握りしめている
そして男の手が女の子の体に触れようとした時体がかってにうごいた
「やめろ!!その子から離れろ!」
「あぁん?なんだテメーこのガキ殺されたいのか、俺はc級冒険者だぞ?」
(あぁ、なんで前に出たんだ!このバカ!あんな強そうなやつに俺なんかが勝てるわけ無い!しかも相手は武器持ってる、転生早々死ぬなんて嫌だ!)
「何シカトしとるじゃ!われぇ!」
そう言って男は長い剣を蓮の首めがけて振りかぶった、迫りくる刃
(クソ!なんでこんな長い剣をこんなに早く触れるんだよ!え、速い?いや遅いこれならかわせる!)
『シュッッ』蓮は頭を下げ剣を避けた
「何ぃ?俺の一撃をかわすだと?ちっこれならどうだ!一刀両断!」
『パシッッ』蓮は剣を両手で挟むようにキャッチした
(おお!漫画とかでしか見たことなかったが出るとは、よしこのまま剣を取って投げ…)
『ズドンッ!』少し投げるつもりだっただが投げた剣は横にあった巨大な岩を粉々に壊した
「え…」
「え…」
「え…」
「「「ええええええっっっ!!!!」」」
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