ANOTHER███とANOTHER███████
鳳仙 壊武。21歳。女の人。
日向坂 灯里。20歳。女の人。
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ガチ百合カップル。
猫又 治。19歳。女の人。今作の被害者。
ANOTHER SENA「今回は探偵としてのあなたたちへの依頼なの。」
鳳仙 壊武「こいつの【まともな探偵依頼】とか嫌な予感しかしねぇ!」
日向坂 灯里「( ´﹀` ٥ )アハハ…」
SENA「概要を話すわ。あなたたちにはいつもどおり並行世界に飛んで、猫又 治と接触してもらう。」
灯里「それだけですか?」
SENA「いいえ。これは壊武にしかやらせないのだけど、とある森の異空間に繋がるポータルに入ってもらうわ。」
壊武「(҉´҉・҉ω҉・҉`҉)ゐゐゐゐゐャああああああああああ!!!!!!!!!!!嗚呼嗚呼あa」
公園。大きめな道の外れにあり、海抜が低くなっている。
灯里「そういえば、なんで今回は【接触だけ】なんですか?」
SENA(……これを見なさい。)
ぶぅん
壊武「こいつは…名簿?」
SENA(一組だけ、伏字になっているでしょ。おかげで、他のANOTHER IDOLとは判別がつくんだけどね?私はこの名簿で、顕現する並行世界とその日程を把握してるの。通常、発光した組にだけ、顕現の両詳細が掲示されるのだけど、つい先日、その小さい方の伏字をクリックしてみたら……)
SENA(顕現する並行世界の詳細だけが表示されていたの。)
壊武「訳ありでしかねぇ!」
SENA(左方向、治が走ってくる。)
瞬間、左側から超速度のランニングをスロープの直前で停止させる治が静止する。
壊武(!!!!!????!!!!!!!)
壊武が同族と巡り逢い、興奮している。女の子の身体能力バケモノの同族と。
猫又 治はそのままスロープを下り、公園でシャドー総合格闘技を開始する。
壊武「おいてめぇ!」
猫又 治「ん?」
壊武「私とタイマンしろ。」
たが、
治の顔が突然モザイクに覆われる。
ANOTHER█████「え?!!なにこれ!!???」
壊武「………SENAさん?」
SENA(全っったく分からないわ??www)
灯里「じゃあどうします?これから。」
ANOTHER█████「僕の顔どうなってんの??!」
SENA(落ち着きなさいANOTHER ARIMURA。)
ANOTHER█████が鎮静化する。
灯里「おお。」
█████「なるほどねぇ。大体わかったよ。」
壊武「………」
SENA(じゃあ、件の森に飛ばすわね。)
森。傾斜はキツくなく、空気がうまい。
SENA(ぐーぐるピィン。)
森には不釣り合いの、一本の赤ピンが生成される。
SENA(本来は壊武だけに入ってもらおうと思ったけど、ARIMURAも一緒に入って頂戴。)
█████「りょーかい。」
SENA(入る際は今の地点からまっすぐ入ってね?あ、壊武にはイカロスの翼を与えておくわ。)
壊武「じゃあ灯里、いってくるわ。」
灯里「いってらっしゃい。壊武ちゃん。」
侵入。
霧が深く、道が右方面と左方面に続いている。
壊武「?翼無ぇえ!!」
SENA(え?!)
壊武「……テレパシーはいける。」
SENA(そうね。あっ、ちなみに私そっちの地理なんも分かんないから。)
壊武「驚かねぇよ。」
█████「壊武さん。ここは、それぞれ二手に別れるのはどうかな?」
壊武(???なんだこの感覚。)
SENA(危険じゃないかしら?)
壊武「いやそれでいい。それよりもSENA、拳銃私の手元に出せるか?」
かちゃ
壊武の手元に拳銃が生成。
壊武「能力持ちの人や物品を通さないって感じか?」
█████「考えたってしょうがないよ。先に進もう。」
壊武「じゃあSENAは私とARIMURAをテレパシー通話させといてくれ。」
SENA(りょうかい。)
壊武は拳銃を道の外に捨てる。
壊武「げっ。」
ANOTHER ARIMURAと同じ顔、同じ服の人型実体が、走ってくる。
ぽぢびゃあ!
壊武の蹴りが直撃した瞬間、実体がモザイクサイコロ化し消滅する。
█████(僕みたいなやつが襲ってきた。そっちは?)
壊武「同じく。」
ぽぢゃくびづばぼ!!びじゃぼづごぶ!!
奥へ進めば進む程量が増えていく。
次第に前以外にも、後ろ、引いては左右やその斜めからも襲ってくるようになっていく。
壊武「全員雑魚なのが救いだな。」
█████(同感だよ。)
道が突然途切れる。
壊武はこの先に進んではいけないと、なぜか直感してしまう。
█████(どうする?壊武さん?)
壊武「進もう。」
壊武(SENA、もう一丁拳銃くれ。)
壊武「おっ。」
█████「あっ。」
壊武「おひさー。」
異様なオーラ。
█████「もの凄いオーラだね。」
壊武「そうだな。」
二人は同じ方位へゆっくりと体を回転させる。
パァン。
ANOTHER█████の頭部に壊武の弾丸が直撃する。
█████「なんで、………」
壊武「ANOTHER ARIMURAなんて、いないんだよ。」
壊武「これは私の推測だ。おそらくお前は他のANOTHER IDOLとは違い、【名前の方】しか並行世界に存在していない。だから私たちが引き金になり、引き金を引いちまう【それだけで】お前は顕現したんだ。だが裏を返せば私たちが引き金を引くまでお前は【絶対に】顕現できない。だから顕現の日程が掲示されていなかったんだ。そしてお前はまだ未完成だ。完全に顕現できてるなら暴れない理由がないからな。完全顕現の条件はズバリ、この異空間の最果てへの到達。顕現してない状態からもう既に空間の扉が開いてるのは、そここそが全ての源だからなんだろ?そんで、お前は一発撃たれるだけで戦闘不能になる。耐久のカスさは、今までの雑魚共で実証済みだからな。」
ANOTHER█████「ハハッ……全部当たってる。君をここに置き去りにして、人間とかをハシゴしながら逃げ切るつもりだったのに………」
壊武「最後に言い遺すことはあるか?」
█████「この子の身体は、ちゃんと無傷で返してあげるよ。」
パヂュビェミ
黒い鱗粉が舞い上がりながら、壊武と治が帰還する。治は元の顔に戻っており、失神している。
灯里「おかえり!!!!」
灯里が壊武に抱きつく。
SENA(急にテレパシーが繋がらなくなったから、流石に死んだかと思ったわよ。)
壊武「そっっかぁあ!!テレパシーー繋がってなかったかぁあ!うわぁあ私あんなカッッコよかったんのにz」
壊武は灯里の隣で目を覚ます。




