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光が遠くに  作者: 永井晴
2/12

2個

現在地を見失った。僕は今、どこかに居る、居ない、もうよく分からない。

ほんのこの間のことだと思っていた記憶が、遠い入道雲のように萌えたつ。そして、雨の降る来月を見る。僕はきっと、その間を立ち尽くしている。

僕は健気な陽だまりに、そっと鍵をかけて、そしたらそれを、新しい季節と名付ける。その扉の向こう、誰かがいるのか揺蕩う白色。実態なんてなくても、一瞬の友愛のように僕を魅せて、そっと抱きしめてくれるさ。

ほら、鍵穴のこっちは静かなのさ、

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