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244話 邪神の器 芯

「……お、終わったの?」


 ドゥルガーを地面に降ろしたアシュリーが、肩で息をしながら呟く。

 先ほどまで『邪神の器』がいた場所は、もうもうとした煙で満ちていた。もはやトルーマンの声は全く聞こえない。


「そうじゃねえか? 竜たちも攻撃を辞めたしな」


 と、マナヤは佇む五体の竜を見上げながらそう返す。

 竜はみな、マナヤの方へと振り返りじっとこちらを見つめていた。攻撃対象がいなくなった証拠だ。

 シャラも、額に汗を浮かべつつほおっと安堵の息を吐いていた。


〈――待て! まだだ、まだ『邪神の器』の気配は残っている!〉

〈こちらのモンスターもまだまだ出てきています! 戦いは終わっていません!〉


 と、そこへディロンとテナイアからの警告。

 ハッと全員が煙の中へと向き直る。

 その煙の奥で、小さな紫色の光が灯った。


「な、なんだこいつ!?」


 徐々に晴れてきた煙の中から現れたそれを見て、マナヤは思わず叫んでいた。


 見た目は、二回りほど大きくなり全身が青紫色になったリーパー・マンティス。

 だがその全身は硬質な金属のごとき光沢を放っており、体表に彫られた幾何学模様が怪しく光っている。地を踏みしめる四本の後脚とは別に、鎌がついた前足も胴体から六本生えていた。


 背中には例の黒い瘴気の触手が蠢いている。全身も瘴気に覆われている所をみると、どうやら例の瘴気バリアが復活していると見て良いだろう。

 またその頭部、額の位置には三つの黒い結晶が並んでくっついていた。


(あれは、例の『核』ってやつじゃねえか!)


 間違いなく、トルーマンやダグロンが手にしていたあの黒い結晶だ。


 ――ブワァッ


 すぐ近くにいたレイスが、その紫色のリーパー・マンティスに黒いモヤを。

 同時に、全ての竜がそちらへグルンと一斉に振り向きブレスを再開した。


「なに!?」


 が、一瞬にして青紫色のリーパー・マンティスが跳躍。

 レイスの攻撃どころか、竜のブレス範囲外へと一瞬にして跳び上がっていた。


 そのまま遥か頭上、この建造物の天井を蹴る。

 急角度で落ちてきた先は、マナヤの目と鼻の先――


「な――」

〈【クルーエルスラスター】!〉

〈【スペルアンプ】【ライシャスガード】!〉


 すぐさまディロンが攻撃を行い、テナイアが遠隔から結界を張ってくれる。


 六本もの鎌が一斉にマナヤへ襲い掛かった。

 クルーエルスラスターでも多少勢いが削がれた程度。強化されたテナイアの結界も一瞬で叩き割られる。


 ――ドシュウッ


「かハ……ッ!?」


 慌てて身をよじったマナヤだが、鎌の一つが脇腹に深々と突き立った。


 直後とんでもない衝撃が全身を襲い、思い切り吹き飛ばされる。

 血を流しながら、マナヤは建造物の壁面へと激突。


「マナヤ!?」

「マナヤさんっ!」


 アシュリーとシャラが、一瞬にして背後の壁に叩きつけられたマナヤへ声を。

 だがすぐに白い光がマナヤを包み込んでくれた。テナイアの治癒魔法だ。


(――!?)


 息が詰まりつつも目を開けたマナヤはしかし、すぐ危機に気づく。

 あの青紫色のリーパー・マンティスの位置取りだ。今、奴は先ほどまでマナヤが立っていた場所にいる。さらにその奥で、二体の竜が振り向こうとしていた。あの青紫リーパー・マンティスを攻撃しようとしているのだ。


(あの位置じゃ、炎と氷のブレスがこっちにも来ちまう!)


 火竜と氷竜は、今のマナヤ達から見て青紫色のリーパー・マンティスを挟んだ逆側にいる。

 二体があの位置からブレスを吐けば、マナヤ達三人も巻き込まれてしまう。この距離では、竜を送還することもできない。


「もッ……【戻れ】!」


 なんとか、竜たちに『戻れ』と命じた。


 が、その瞬間あのリーパー・マンティスが動く。

 姿が掻き消えたかのように一瞬で移動し、フレアドラゴンの足元へと到達。

 その勢いのまま、六本の鎌を一斉に振るった。


 フレアドラゴンが全身から血しぶきをあげ、吹き飛ぶ。


「なんだよ、ありゃ……ッ」


 思わずマナヤが息を漏らす。

 フレアドラゴンに比べれば圧倒的に身体の小さい、あの青紫のリーパー・マンティス。それが、一瞬で火竜の巨体を吹き飛ばす。

 あのサイズで、一体どれだけのパワーを有しているのか。


 直後、またしても青紫のリーパー・マンティスの姿が掻き消える。

 一瞬でフロストドラゴンのもとへ移動したそれが、その氷竜の巨体をも吹き飛ばしていた。


〈あれの額にあるのは、『核』……!〉


 テナイアの声。

 あの青紫リーパー・マンティスの額についている三つの黒い『核』に気づいたようだ。


〈あれが『邪神の器』の本体……いえ、『芯』と呼ぶべきものなのかもしれません〉

「し、芯って、どういうことですテナイアさん!?」


 緊張で顔をしかめつつも、油断なく剣を構えているアシュリーが叫ぶ。


〈『核』から邪神の器となるエネルギーが引き出される、ということは、あの『核』は文字通り『邪神の器』の中心核となるのでしょう。そして、おそらくあの姿はその『器』となるための土台……」

「じゃああのデカいリーパー・マンティスみてえなのをベースに、あの骨みたいな巨体が作られてたってのか!?」


 テナイアの言わんことを察し、マナヤは前方を睨みつける。

 そこにはマナヤが召喚した竜たちの間を高速移動しながら、次々とそれらを薙ぎ払っていく『邪神の()』が。


(なんなんだよあの動き、無茶苦茶じゃねえか!)


 ほとんど見境なく暴れているように見える。

 竜を攻撃したかと思えば、紫に光るこの建造物の壁面にまで攻撃を叩き込んでいたりもしているようだ。目に見えているものを手あたり次第に攻撃していると言い換えてもいい。


〈ではまさか、これこそが邪神の本能そのものということか!〉

「ほ、本能!? どういうことだよ、ディロンさん!」


 マナヤの頭の中に、ディロンの声が響く。


〈シェラドも言っていただろう、『邪神の器』には邪神の本能が残っていると〉

「で、でもさっきまで……!」

〈おそらく先ほどまでは、トルーマンの意識がある程度『邪神の器』を制御していた。だが先ほど、邪神の器をあらかた破壊したことでトルーマンの意識も消し飛び――〉

「――邪神の本能が制御不能になって、暴走してるってことか!」


 あちこち跳びまわる『邪神の芯』をなんとか目で追おうとするマナヤだが、動きが速すぎる。


「く……これじゃ、迂闊に飛び込めないわ!」


 アシュリーも剣を構えたまま戸惑っていた。さすがの彼女も、あのスピードについていくのは困難なようだ。


「くそっ、シャラ十八番を!」

「は、はい! 【キャスティング】」


 ――【俊足(しゅんそく)連環(れんかん)】!


 マナヤの指示で、シャラが光を投擲。

 三人の左手首に、足を速くする錬金装飾(れんきんそうしょく)が装着される。これでもまだ追いつけはしないだろうが、何もないよりは遥かにマシだ。


〈マナヤ、アシュリー、シャラ、その場から動くな! 我々がなんとかあれの足止めをする、その隙に攻撃を!〉

「ああ!」


 ディロンの声にマナヤも応じ、アシュリーとシャラも緊張の面持ちで構える。


「【シフトディフェンサー】」


 ――【安定(あんてい)海錨(かいびょう)】!


 シャラはさらに、『衝撃の錫杖』先端に錨のようなチャームがついた錬金装飾(れんきんそうしょく)を取りつけていた。相手を拘束するための下準備だ。


〈【スペルアンプ】〉

〈【クルーエルスラスター】!〉


 テナイアの魔法増幅を乗せて、範囲精神攻撃魔法と範囲衝撃魔法の同時発動。

 おそらく『千里眼』の効果だろう、凄まじく広い範囲にそれが放たれた。


 マナヤの竜達をも巻き込んで、高速移動する『邪神の芯』を捉える。

 精神攻撃が付与されていることで、瘴気のバリアがあろうと敵を吹き飛ばす効果を発揮できる。『邪神の芯』は怯むように後ずさりし、一瞬その足を止めた。


〈今です、シャラさん!〉

「【リベレイション】!」


 テナイアの声に合わせ、シャラが錫杖を振るう。


 錫杖のマナを全て放出し、放たれた衝撃波。

 それを浴びた『邪神の芯』は、不可視のエネルギーに拘束される。『安定の海錨』効果によるものだ。


「よしッ! 【ワイアーム】召喚、【電撃獣与(ブリッツ・ブースト)】【精神獣与(ブルータル・ブースト)】!」

「はあああっ!!」


 マナヤがすぐさま、空飛ぶ巨大なヘビ『ワイアーム』を召喚。

 黒い稲妻を帯びた牙を持つそれの首元を、アシュリーが掴む。


 彼女はそのまま、ワイアームが飛び込んでいく勢いに乗せてその顎を『邪神の芯』へと叩きつけた。

 黒い稲妻を帯びた牙が、瘴気のバリアに突き刺さる。


「【スワローフラップ】!」


 間髪入れず、アシュリーがワイアームの巨体を強引に振り回す。

 上から叩きつけるように、再度ワイアームの顎を『邪神の芯』へ。


 ――パァンッ


 だがその時、何かが弾けるような音が。

 さらに続く六つの斬閃。


「え――」


 思わず茫然とするアシュリーの目の前で、ワイアームがバラバラになった。

 動き出した『邪神の芯』が、六つの鎌を一閃したのだ。


「アシュリー離れろッ!!」

「【ライジング・フラップ】!!」


 マナヤが叫ぶのと、アシュリーが空中へ飛び出したのは同時だった。

 が、『邪神の芯』も跳躍し一瞬でアシュリーに追いつく。


「速っ――」

〈【クルーエルスラスター】!〉

〈【ライシャスガード】!〉


 空中で無防備のアシュリーが瞠目するが、そこへ閃光が。

 ディロンの魔法が『邪神の芯』に突き刺さり、一方テナイアの結界がアシュリーを守る。


 しかし、それでもなお煌めく六本の斬閃。

 結界が砕かれ、吹き飛ばされたアシュリーは壁面へ叩きつけられた。

 慌ててマナヤがそちらへと駆け寄る。


「アシュリー!?」

「だ、大丈夫……!」


 苦しそうに呻きつつも、左肩を押さえて起き上がるアシュリー。

 敵の攻撃が掠めたのか、肩が切り裂かれ血が流れだしていた。が、『治療の香水』の燐光、そしてテナイアの治癒魔法がそれを癒していく。


「私の『リベレイション』で、ほとんど止まらなかった!?」


 シャラも戦慄していた。

 先ほど放った『安定の海錨』効果がついたリベレイションの拘束が、想定よりも早く解除されたのだろう。あの時の弾けるような音は、おそらく『邪神の芯』が強引にその拘束から抜け出した時のものだ。


「なら、こっちも速度で勝負だ! 【ヴァルキリー】【スター・ヴァンパイア】召喚!」


 マナヤはすぐさま、戦乙女と星の精を召喚する。


「【電撃獣与(ブリッツ・ブースト)】【精神獣与(ブルータル・ブースト)】【時流加速(クロノス・ドライヴ)】! 【行け】!」


 その二体それぞれに、電撃獣与(ブリッツ・ブースト)精神獣与(ブルータル・ブースト)のコンボ。そして倍速化させる時流加速(クロノス・ドライヴ)をもかけて『邪神の芯』へ突撃させる。

 最上級モンスターよりも、この二体の方が機動力が高い。この素早く比較的小型の敵と相対するなら、こちらの方がまだ有効なはず。


 黒い稲妻を纏いながら翔ける、戦乙女と透明な星の精。


 だが、『邪神の芯』は一瞬で間を詰め、まずはヴァルキリーへ一閃。

 斬撃に対して強いはずのヴァルキリーの装甲をあっさり切り裂く。

 たった一撃でヴァルキリーは全身をバラバラにされ、魔紋へ還った。


 そこへ、透明なスター・ヴァンパイアも高速突撃していく。

 が、不可視のはずのそれから離れるように『邪神の芯』が跳躍。

 一瞬で逆側の壁へと跳びついていた。


(こいつ、加速させたこの二体より速いのかよ!)


 ヴァルキリーもスター・ヴァンパイアも、上級以上のモンスターの中で一番機敏なものであるはずだ。それが時流加速(クロノス・ドライヴ)で倍速化しているというのに、全く追いつけている様子がない。


 壁を蹴って地上へと跳躍した『邪神の芯』。

 透明なはずのスター・ヴァンパイアを一瞬で捕捉し、飛び込んでいた。

 虚空を六つの鎌が切り裂いたかと思えば、星の精の体が砕かれる。

 あとには、その魔紋だけしか残らない。


 直後、『邪神の芯』がギョロリとマナヤを睨みつけた。


「な――」


 殺気。


 次の瞬間、『邪神の芯』が視界いっぱいに広がる。

 まばたきをする暇もなく懐に潜り込まれてしまった。

 六つの鎌が、同時にマナヤに迫る――


「ダメ! 【ライジング・ラクシャーサ】!!」


 アシュリーが無我夢中で、マナヤと『邪神の芯』の間に飛び込んできた。

 迫りくる六つの鎌に向かって剣を下から振り上げる。


 白い剣閃と、ぱっと舞う赤い血。


(ッ!?)


 アシュリーが斬られたのかと、一瞬背筋が凍った。


 が、赤い血は『邪神の芯』のものだったようだ。

 六つの鎌が彼女の剣で斬り落とされ、血飛沫と共に宙を舞っていた。

 まさにマナヤへと攻撃しようとしてきた瞬間、アシュリーのカウンターが見事に決まったのである。


(そうか、やっぱ攻撃中なら!)


 相手が斬撃で攻撃を仕掛けてくる間、攻撃部位の瘴気バリアは解除されている。それはこの形態でも同じだったようだ。


「【リベレイション】!」


 そこへ、シャラが『邪神の芯』を吹き飛ばした。

 壁際にぶつかった『邪神の芯』は、そこでまたエネルギーに拘束される。


「ナイスよシャラ! よし、今のうちに――」


 アシュリーが勢いづいて、『邪神の芯』へと追撃しようとするが……


「えっ、再生した!?」


 彼女は、壁際にいる『邪神の芯』の姿に瞠目する。

 斬ったはずの六つの鎌が全て再生していたのだ。またも弾けるような音を立て、『邪神の芯』は拘束から解放される。


(一撃で消し飛ばすか、再生能力を上回る手数じゃねえと!)


 マナヤが歯ぎしりしている間に、『邪神の芯』は再び突撃してきた。

 向かう先は、アシュリー。


〈いかん! 【クルーエルスラスター】!〉

〈【ライシャスガード】!〉


 ディロンとテナイアがそれを援護しようとする。

 衝撃魔法によって『邪神の芯』の動きが一瞬鈍り、アシュリーの周囲を結界が取り巻いた。

 が、勢いは殺しきれず六つの鎌がアシュリーを襲う。


「あぐぅっ!?」


 慌てて後方へ飛び退いたようだが、アシュリーは再び壁へと吹き飛ばされた。

 肩口やわき腹など、いくつかの位置を斬られ血を流している。かろうじて急所は外れているようだが、満身創痍だ。


「アシュリー!」

「っ、マナヤ、うしろっ!!」


 駆け寄ろうとしたマナヤだが、当のアシュリーの叫びで振り向く。

 マナヤにターゲットを変えた『邪神の芯』が飛び込んできていた。

 六つの鎌がマナヤに迫る。


「召喚【鎚機SLOG-333(スロッグデルタ)】!」


 即座にマナヤは召喚を行った。

 発生した召喚紋が六つの鎌を受け止める。召喚紋を盾として使う『紋章防壁』だ。


 しかし直後、自分の目を疑う。


 ――パキィン……ッ


 あらゆる攻撃を受け止められるはずの召喚紋が、砕け散ったのだ。

 同時に召喚も中断される。


(嘘だろ!?)


 紋章防壁が破られる。

 ありえないはずの光景に、マナヤは動きが止まってしまった。


 気づけば、六つの鎌がそのままこちらへ迫りくる。


〈マナヤ! 【クルーエル――〉

〈マナヤさん! 【ライシャス――〉


 ディロンとテナイアが援護しようとしてくるが、間に合わない。

 それを悟ってしまったマナヤは、絶望に目を瞑った。

 二人の詠唱が終わる前に、鎌がマナヤに迫る――


「――だめええええええっ!!」


 直後、赤い疾風が割り込んだ。



 ――ギィンッ



 鈍い金属音。


(……?)


 衝撃も痛みも来ない。

 目を開けたマナヤの視界に、アシュリーの背が映った。


「アシュリー! すまん、助かっ――」



 ――カラァン



 金属の何かが、床に転がる音。


「……は?」


 それを見たマナヤは、思考が停止してしまう。

 アシュリーの剣が真っ二つに折れ、それが床に落ちていた。

 その周りには、斬られた『邪神の芯』の鎌が……五つ。


(五つ?)


 では、六つ目の鎌は一体どうなったのか。

 うまく頭の回らないマナヤが訝しむが、そこで気付く。


 なにか、生暖かいものが自分の全身に降りかかっていた。

 その色は……鮮やかな、赤。


「あ……?」


 知らず知らずのうちに、声が震える。

 そんなはずはない、と自分に言い聞かせながら。

 この『邪神の芯』の血に違いないと、言い訳しながら。


 そして……いつだか嗅ぎ慣れた、鉄の匂いが立ち昇る。


「アシュ、リー……?」


 先ほどから微動だにしないアシュリーの背中。

 望遠とそれを見つめるマナヤの前で、彼女の頭が傾く。

 力なく、だらりと。


(な……)


 そのままマナヤは、視界をゆっくり下へと降ろす。

 彼女の背中、腹の裏側辺りを……



「……アシュリィィィィィィッ!!」



 血に濡れた、最後の鎌が貫き通していた。


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