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157話 適職の選択肢

 集落での、ある日の昼休憩時。


「――あ、あの、テオさん」

「どうしました? パトリシアさん」


 パトリシアが申し訳なさそうにテオのもとへとやってくる。


「その、申し訳ありません。例の教本、予備はありませんか?」

「予備ですか? 一応、あと二冊くらいあったと思いますけど……必要なんですか?」


 首を傾げて問う。

 彼女が言っているのは、マナヤが書いたあの召喚師用の教本だ。先日、この集落に住んでいる召喚師達に写本用として計五冊ほど供与した。


「私が預かっていた教本、失くしてしまって……どこにも見つからないんです。ご、ごめんなさい」


 と、謝ってくる。


 その様子に、思わずテオは笑みが零れてしまった。

 パトリシアは罪悪感を感じてはいるようだが、以前ほどオドオドはしていない。とても『普通の人』のような雰囲気になってきた。良い事だ。


「わかりました、もう一冊貸し出しましょう。どの道、写本するにも必要ですからね」


 苦笑しつつ、テオが寝泊まりしている小屋へと向かった。パトリシアも後をついてくる。


 召喚師としての戦い方を指導するにあたって、集落の召喚師達にあの教本を写本させていた。手で書いて、自らも内容を覚えさせるようにするためである。

 無論、パトリシアにもだ。この集落に来てから、パトリシアはだいぶ安定した。以前までは召喚師の戦術を習うことも怖がっていたが、今ではかなりやる気を見せている。


「どうぞ。今度は失くさないようにしてくださいね」

「ありがとうございます! 新しく写本できたら、こちらはお返ししますね」


 と、彼女は渡した教本を胸に抱えるように受け取り、パタパタと駆けていった。


「おっパトリシアさん、見つかったのかい?」

「あ、いえ。仕方ないのでテオさんに予備を貸してもらいました。すぐに取りかからないと」

「ははは、あんまり無茶するんじゃないぞ」


 そこへ通りがかった集落の男と、にこやかに会話している。


(本当にパトリシアさん、元気になった)


 周囲にほぼ召喚師しかいない、というのが彼女に合ったようだ。今までのスローペースが嘘のように、一気に明るくなっていくのがありありとわかった。

 召喚師相手とはいえ、男性とも自然に会話ができている。


(それに、指導の方も順調だ)


 小屋を出て、先ほどまで自分が指導していた召喚師達の様子を伺う。

 皆、教本に書いてあったことをお互いに話し合いながらワクワクしているような笑顔を見せている。


 集落に来てから、テオとマナヤで二日ずつ交替で指導を行っていた。今まで通り三日おきの交替だと、マナヤが出てきた時に皆にフラストレーションが溜まってしまう可能性があったためだ。


「あら、テオ」

「ア、アシュリーさん……」


 と、砥石で剣の手入れをしているアシュリーが、こちらに声をかけてきた。


「アシュリーさんも、その、休憩ですか」

「ええ。一応、希望者にあたしが剣を教えてみてはいるんだけど……」


 アシュリーは、隅の一団へとちらりと目を向けた。


 集落の召喚師達の中には、剣や弓の扱いを練習している者達がいた。召喚獣に頼りきりなどと町人に馬鹿にされたくない、と言っていた者達だ。

 そのため、テオらがこの集落に来る前から自主訓練をしていた者達に、アシュリーが木剣を使ってある程度教えてみることにしたのだ。


「成果はどうですか?」

「芳しくないわね。才能がどうこうというより、やっぱりマナヤの例と同じで『両立』ができそうにないわ」


 と、肩をすくめるアシュリー。


 実は、マナヤは一度アシュリーに剣の手ほどきを願ったことがある。対人戦を想定するなら、クラスとしての技能が使えずとも召喚師自身が戦えるようになることも考慮しなければ、というマナヤの考えだった。


 が、結果は『ほぼ意味なし』。


 理由は単純で、マナヤの注意力が散漫になってしまうからだ。

 召喚師とは、ただでさえモンスターの生命力や補助魔法の選択・持続時間の管理。複数のモンスターを配置した際の並行思考、周囲の地形や状況を逐一確認する注意力など、考えねばならないことが多い。

 そのため召喚師は、あらゆる位置、あらゆる方向に常に注意を払うことが必要となる。


 が、それに加えて剣などの武器を召喚師自身が振るうとなると、情報過多が過ぎる。人の頭では、それらを同時にまとめて処理することができないのだ。結果、剣と召喚獣、そのどちらもが中途半端でおろそかになる。

 召喚獣の操り方に精通しているマナヤでさえ、そうなのだ。ましてや一般の召喚師となれば、結果は推して知るべし。


 だからマナヤも、結局は『召喚師は召喚獣で戦ってこそってコトだな』と納得した。


「無駄になるわよって何度言っても、ここの人達『やってみなきゃわからない』の一点張りだしねー」


 と、苦笑しながらため息を吐くアシュリー。

 それでもいいから、と集落の召喚師達はアシュリーに剣の指導を願ったのだ。なので『現実を知るまでは』ということで、とりあえずはアシュリーに任せてある。


「ま、憧れる気持ちはわからないでもないからね。あたしも、お父さんに憧れて剣士を目指したわけだし」


 お父さん。

 その言葉に、テオの胸が痛くなる。


(……今なら、他に聞いてる人は誰も居ない)


 そっと周囲を見回し、確認をする。

 いずれは、言わなければいけないことだ。


「……えっと、アシュリーさん」

「ん? 何、テオ」


 こてん、と首を可愛らしくかしげるアシュリー。

 相対的に、テオは心臓が緊張で冷たくバクンバクンと鳴っている。


「その、お話があるんです」

「何よ、かしこまって」


 アシュリーを直視できない。視線を逸らしながら、意を決してテオは問いかける。


「アシュリーさん、の」

「ん」

「アシュリーさんの、お父さん、は……」


 口の中がからからになる。

 言わなければならない。


 言わなければ、ならないはずなのに。


「アシュリーさんの、お父さんは……どんな人、だったんですか」


 口から出てきたのは、別の言葉。


「あー、実はあたしも、剣士だったことと英雄だったこと以外は知らないのよ。コリンス王国の人ですらないらしいわ」


 と、アシュリーはクスクス笑いながら話し始める。


「孤児院長さんからも、そのくらいしか聞いてないの。本当はその事は秘密だし、名前も他の人に教えちゃいけないって言われて。あたしにも危険が及ぶから、ってね」


 明るい口調で、そう話してくる。

 それが……テオの胸を締め付けた。


(……でも、言わなきゃ。隠し続けるなんて、もういやだ)


 言わなければいけないのに、言い出せなかった。

 その罪悪感が、テオの心をずっと蝕み続けているのだ。そろそろ、楽になりたい。


 ……しかし、楽になれるのだろうか。


「その、アシュリーさん」

「……」

「お、お父さんは、その――」

「じれったいわね。言いたいことがあるなら、さっさと言いなさいよ」


 笑いをかみ殺すような口調だった。

 えっ、と思わずアシュリーに顔を向ける。すると、彼女は困ったような笑顔を浮かべていた。


「まったくもう、しょうがないわね。そんな心配しなくても、ちゃんとわかってるわよ」

「え?」

「あたしのお父さんは、死んじゃったんでしょ? レヴィラさんから全部聞いたわ」


 どくん。

 心臓が一度、冷たく跳ねる。


「ぜんぶ、聞いた……?」


 震える声で、訊ねる。

 アシュリーは、どこか寂しそうな顔で目を逸らした。


「ええ。あたしのお父さん、遺体が見つかったそうね」

「っ……」

「しょうがないわ。英雄としてあちこち戦って回ってたなら、もうこの世にいないかもって覚悟はしてたのよ」


(――英雄!?)


 話が違う。

 心が騒ぐテオに対し、アシュリーはさばさばとした様子で剣を置き、テオに近寄った。


「聞いたわよ、テオ。このことをあたしに伝えたいって言い出したの、あんただそうじゃない」

「え……えっと、は、はい……」

「ちゃんと言い出してくれるまで待とうと思ってたけど。まあ、言い出しにくいわよね。もう気にしなくていいわ、わかってるから」


 そう言って、ポンとテオの肩を叩く。


「あんたの様子がおかしかったの、そういうコトでしょ? あたしは、大丈夫よ。……気遣ってくれて、ありがとね」


 ……違う。

 テオの胸の中が、より一層冷たくなる。


(レヴィラさんは……肝心な部分は、伝えてない)


 恐らく、テオの意志を汲んだのだ。

 アシュリーの父親ブライトンが、殺人鬼であったこと。そして、マナヤがそのブライトンを殺したこと。それをテオの口から言いたい、という希望に、レヴィラは沿おうとしている。



「ま、お父さんが誰かに殺されたっていうんだったら、意地でも仇を取りに行くとこだけどね」



 ――!!


 揶揄うような表情で、元の位置に戻ったアシュリーが剣の柄を叩く。冗談のつもり、だったのだろうか。


「そ……っ、そう、ですか」


 心臓の鼓動が、さらにその大きさを増す。


「だから、そんな辛気臭い顔しないの」

「はっ……はい」


 なんとか、無理やりに笑顔を作る。


(……意地でも、仇を)


 神様は、意地悪だ。

 こんなことを言われて……伝えられるはずが、ない。


 その時、集落の入り口が騒がしくなる。


「今、戻った」

「あ、ディロンさん、テナイアさん。お疲れ様です」


 現れたのは、ディロンとテナイアだ。アシュリーが二人の名を呼ぶ。

 二人の後ろから、三人の召喚師がついてきていた。実戦を兼ねて同行していたのだ。


「……テオさん? どうかなさいましたか?」


 心配そうな顔で、テナイアがテオの表情を伺う。


「あ、えっと……」

「ああ、気にしないでくださいテナイアさん。今、問題が解決したところですから」


 しどろもどろになるテオに、アシュリーがそう口を挟んでくる。そしてテオの方を向き、いたずらっ子のような顔で人差し指を唇に当てた。


(……言わなくていい、ってこと?)


 アシュリーなりの心遣いなのだろう。それが逆に、テオの罪悪感を煽る。


「え、っと……ディロンさん、テナイアさん。どうでしたか」


 一旦、気持ちを切り替えなければ。

 軽く頭を振ったテオは、二人にそう訊ねてみる。


「今の所、これらしいパターンは見えないな。円形ではなく、不規則な形かもしれん」

「もう少し、集落周辺を調査していくしかありませんね」


 ディロンとテナイアが、領内の地図を差し出しながら告げる。

 アシュリーと共にそれに覗き込むと、この集落があると思しき地点の北から、左向きに曲線が引かれている。


 この二人には、モンスター出現の『境界線』を調べてもらっていた。

 この領は、特定の範囲内でモンスター出現率が著しく低くなっている。そしてその範囲から出たら、逆にモンスターの数が激増する。その境界線を地図に記すことで、モンスター出現率が低い範囲の中心を特定しようとしているのだ。


 つまりは、召喚師解放同盟が拠点にしているであろう、『黒い神殿』の場所を。


「そっちの人達の調子はどうです?」


 ひょい、とディロンらの後ろにいる召喚師達三人を覗き込むアシュリー。

 この召喚師達は、ディロンとテナイアの調査に同行し、案内と倒したモンスターの封印を担当したのだ。毎日メンバーを変え、テオやマナヤが教えた召喚師の戦い方が身についているかの実戦訓練も兼ねている。


「我々から見たところ、だいぶ戦い方がこなれてきているようだ」

「まだ、召喚獣を量産しようとするクセが出てしまう時はあるようですが、日が経つごとに改善しているのがわかりますね」


 うっすら笑みを浮かべながらそう語る二人に、召喚師達三人は照れ笑い。

 微笑ましい彼らの姿に、心が軽くなる気がする。テオは、自然に三人に笑いかけることができた。


「皆さん、お疲れさまでした。シャラがお昼を作ってくれてるので、召し上がって下さい」

「あ、ああ! ありがとな、テオさん!」

「やった! また美味しい飯が食えるぞ!」


 テオの言葉に、跳びはねんばかりに喜んだ三人が中央広場へと向かっていった。


「それで、テオ。召喚師に向いていそうな職は、思いついたか?」


 ディロンがそう切り出してくる。


「いえ。町に戻れるようにするなら、絶対に何か必要なんですけど……」


 そちらには何も進展がないので、目を伏せるしかないテオ。

 これは、ランシックからも依頼されていることだった。


『ワタシも考えておきますが、テオ君やマナヤ君も空いた時間で考案してみてください。召喚師にもできそうな、適職というものを』


 このブライアーウッド王国で暮らす以上、召喚師にもできる固有の『職』を見つけなければならない。

 今までのように、戦えるようになればそれで良い、とはならないのだ。


「セメイト村の、あの機構。やっぱりあれに頼るしかないと思うんですが」


 と、テオはお伺いを立てるが、ディロンが即座に駄目押しを出す。


「いや。モンスター襲撃を抑える機構を作ったとて、それを運用する召喚師は領主が雇った騎士が割り当てられることになる」

「一般領民の召喚師でも参加できる仕事でなくては、成り立ちません」


 テナイアもそれに付け加えるように言った。

 袋小路に入り込んだ気分で、テオは頭を抱える。


「んー、ちょっと思ったんだけどさ」

「アシュリーさん?」


 そこへ、アシュリーが口を挟んでくる。テオが顔を向けると、人差し指を顎に当てながらこう提案してきた。


「召喚獣で、馬車を牽くとかってできない?」

「馬車を?」

「ええ。馬や牛も、飼育場所を取るし維持費がかかるんでしょ? だったら召喚獣で馬車を牽かせることができれば、運搬業で役立つんじゃない?」


 馬車・牛車を牽かせる馬や牛は、それなりに広い牧草地が必要だ。水はもちろん食糧となる飼い葉なども必要になるし、世話をする人件費などなど、意外にお金がかかる。


 しかし、テオは少し考え込んだ後に首を横に振った。


「いえ、やっぱりダメですね」

「なんで? ほら、初めてセメイト村から駐屯地に行った時、マナヤもケンタウロスを連れてたじゃない」


 疑問符を浮かべるアシュリー。言っているのはおそらく、初めて騎士団長にマーカス駐屯地へ呼ばれた際、マナヤが警戒を兼ねて『ケンタウロス』を馬車に併走させた時のことだろう。

 テオは、頭の中で情報を整理しながら説明した。


「召喚獣を指定する場所に動かすには、命令状態が『待て』じゃなきゃいけないんですけど」

「ええ」

「そうなると、野良モンスターが近くにいる度に、そちらを攻撃しに行っちゃうんですよ」


 命令状態『待て』の場合、基本的にモンスターはその場に待機する。そして、召喚師が視点変更することで、待機先を指定できる。これを使えば、モンスターを任意の方向へと移動させることができるわけだ。


 が、『待て』命令であっても召喚獣が移動してしまうことがある。『敵の射程範囲に入った時』もしくは『自分の攻撃射程内に敵を見つけた時』だ。

 つまり、道中の近郊に野良モンスターがいたら、そちらへと攻撃しに勝手に移動してしまう。敵射撃モンスターの射程圏に入り込んでしまった場合も同様だ。


「野良モンスターを見つけたなら、ついでに倒しちゃえばいいだけのコトじゃない?」

「それだけなら、まだいいんです。問題は、馬車ごと崖の下とかに突っ込んでいっちゃった場合ですよ」


 アシュリーの反論に、テオはさらに説明を重ねた。


 モンスターは『敵』を見つけた場合、基本的に一直線にそちらへと向かう。

 一応、山などの障害物がある場合はそれを迂回しようとはする。が、障害物ではなく谷や崖など、強引に滑り降りていくことができる地形の場合は問題だ。崖下、あるいは谷の対岸などに野良モンスターがいる時だと、馬車ごと崖や谷に飛び降りていってしまう。


 それではほとんど暴走車だ。あまりにも危険すぎる。


「うーん、いい考えだと思ったんだけど」


 少ししょんぼりした様子で、アシュリーが肩を落とした。


「だが、運搬に関わる方面に利用するというのは、悪くない発想だ」


 そこへディロンが、考えを巡らせながら発言する。


「普通の馬車では移動できない場所も、モンスターならば通れるということでもあるのだろう? 召喚獣ならではの運搬法の一つでもあれば、それが強みとなる」

「ちょうど今は、冬の初物となる作物が出始める時期。チャンスといえば、その通りではありますね」


 テナイアもそこに加わってくる。


(召喚獣ならではの、運搬法……)


 崖や谷を降りていくこともできる、召喚獣。

 それを利用して、荷物を運ぶ……


「やっぱり問題は、野良モンスターに釣られて勝手に移動しちゃうことなんですよね」


 結局の所、そこに行きつく。

 野良モンスターに引っ掛かる度、そこで足止めされる。場合によっては、自身の召喚モンスターに振り回されることになりかねない。



『あの川、この国でも一度は運河として使用することを考慮したそうですが』

『運河、というのは……?』

『ああ、テオ君はご存じありませんか? 船を使って、川を運搬のために使うのです。しかし、流速が速いし川自体も大部分が浅いので、船を出すには全く向かなかったそうで』



 ふと、領都を出る前にランシックと話したことを思い出す。


(……運河。川を、運搬のために使う)


 思わず、テオは川音のする方へバッと振り向いた。

 この川は、北に聳える山から流れてきていると聞いた。もっと上流では、いくつかの支流に分かれていると。


(でも、船を出すには深さが要る)


 ランシックもそう言っていたはずだ。

 しかし、そこでテオは思い出す。


 海岸沿いの、開拓村。

 ゲンブやナイト・クラブなど、泳げるモンスターに乗って、跳躍爆風(バーストホッパー)での高速移動。

 そういったモンスターに人が乗っても、ほとんどモンスターは沈みこまなかった。


 そして、この領へ来る直前の戦い。


「……まさか!」

「テオ!?」


 一つ閃き、テオは戸惑うアシュリーの声を背に、門へ向かって走り出した。



 ***



 集落のすぐ近くに流れる川。


(……やっぱり、そうだ!)


 その()()()で、テオはそう独り言ちる。

 流れる川の中、ナイト・クラブの背に乗っているテオ。ナイト・クラブはまったく流水に乗らず、流れに逆らってその場に待機している。


「見つけた!」


 ひとり、テオは歓喜の叫びをあげた。


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