144話 故郷の仲間との再会
※注:本章のメイン舞台は、ここセメイト村ではありません。
というか、この第四章は結構あちこち移動します。
「テオ君! 久しぶりだね」
「ジュダさん、お久しぶりです」
テオは、パトリシアを連れて召喚師用の集会所へと足を運んでいた。
さっそく挨拶をしてきたのは、中年の召喚師。この村で召喚師達のまとめ役をしている、ジュダである。
「テオ君! 話は聞きましたよ、マナヤさんともども大活躍したそうじゃないですか!」
「久しぶりだなテオ! またちょっと大きくなったんじゃないか?」
「よく戻ったな、テオ君。見違えたぞ」
他の召喚師達も、わらわらと笑顔でテオを迎えてくれた。テオのことだからここに来るだろう、とここで全員が集合していたらしい。
「皆さん、お元気そうで何よりです。……あ、パトリシアさん、どうぞ」
皆に囲まれながらも、テオは集会所入り口へと振り返る。入って良いものかどうかビクビクしていたパトリシアが、不安な表情で中を覗き込んできていた。
テオが手招きすると、恐る恐るといった様子でゆっくりと集会所へ足を踏み入れてくる。
「テオ君、そちらの子は?」
「ジュダさん、紹介しますね。この人はパトリシアさん。見ての通り、僕達と同じ召喚師です」
テオは、皆に向かってパトリシアを紹介する。彼女はこの村に来るにあたり、しっかり『召喚師』であることを示す緑ローブを羽織っていた。
「え、えっと、テオさん……」
「大丈夫ですよ、パトリシアさん。ここに居る人はみんな、召喚師ですから」
やや青い顔をしているパトリシアを元気づけるよう、明るくテオは笑いかける。
彼女はまだ怖がってはいるようだが、徐々に困惑の色が薄くなっていくのがわかった。
「あぁなるほど、君も召喚師として酷い目にあったってとこかな?」
そこへ、茶髪の若々しい召喚師が苦笑しながら進み出る。カルだ。
「心配しなくていいぞ。この村はみんな、召喚師に友好的だからな」
「は、はぁ……その、ありがとうございます」
元気づけるように笑いかけるカルに、パトリシアもぎこちなく笑みを浮かべる。
それを皮切りに、他の召喚師たちもわいわいとパトリシアへ話しかけ始めた。皆、慣れたものだ。
パトリシアが困惑しているように見えるのは、召喚師達が皆、前向きで希望を持った瞳をしているからだろう。
「テオくーん? 浮気ですかぁ?」
「ジェ、ジェシカさん!? 違いますよ!」
と、突然テオの背後からからかうような目で緑髪のおかっぱ召喚師が話しかけてくる。
「あの人は、マナヤに惚れ込んでこっちに来たんです!」
「あ、マナヤさんの方なんですね。あれ、でもそれじゃアシュリーさんはどうしたんですか?」
問いかけてくるジェシカに、テオは引き攣らないように注意しながら笑って見せる。
「結婚はできませんけど、二人は通じ合ったみたいですよ」
「わ、そうなんだ! おめでとう……とは言えないけど、良かったですね」
と、手を叩いて心底嬉しそうに笑うジェシカ。
結婚した場合、それは毎年『成人の儀』のために村に訪れる役人に確認される。そこで初めて、公式に『結婚した』という記録が残る。
一般人は重婚できないため、戸籍上テオと同一人物であるマナヤは、アシュリーと公式に婚姻することはできない。
(そのために、貴族になるという手もあったけど)
貴族になれば、重婚も許される。政治を担当する貴重な貴族は、血筋をしっかりと残しておかなければならないためだ。家族の人数が多い貴族家は、それだけ政治に通じた人員が豊富ということで重宝される。
しかしそれを加味しても、テオもマナヤも、そしてアシュリーも貴族になることは望まなかった。この村を故郷にしたかったからだ。
「……あ、そうだジェシカさん」
「どうしたんです? テオ君」
「その、パトリシアさんのことなんですが。色々あって、召喚師と『男性』が怖いみたいなんです」
「……あぁ、そういうことですか」
男性が怖い、という部分で察したのだろう。
テオの説明に、ジェシカは眉を下げてパトリシアを見やる。彼女は召喚師の男性数名に囲まれ、顔色が悪くなりつつあった。
「できればジェシカさん、彼女のこと気にかけて貰えませんか」
「わかりました、任せて下さい。――はい皆さん、あんまりパトリシアさんをいじめない!」
すぐにジェシカは、手のひらを叩いて男たちを黙らせに入る。
察したように、あと二人いる他の女性召喚師も、パトリシアへと笑顔で近づいていった。
(みんななら、パトリシアさんと仲良くできるかもしれないかな。特に、ジェシカさんは)
ジェシカも、パトリシアと同じような緑髪をしていた。二人で並べば、姉妹のようにも見えるかもしれない。
彼女をこの村へ連れてきたのは、このためでもあった。
セメイト村は、ほぼ全員が召喚師に対して非常に寛容な村だ。この村ならば、召喚師であるパトリシアも普通の生活を体験することができる。彼女の心を癒すのに、最適の場所なのではないかと考えていた。
「そういえばテオ君。せっかくだから、マナヤさんにも出てきてもらえないかな? 彼にも話しておきたいことがあるんだ」
そこへ、ジュダが切り出してきた。
(そうだ、あの件も言っておかないと)
そこでテオも、もう一つの用件を思い出す。
「その前にジュダさん、皆さん、ちょっと大事なお話があるんです」
「うん? どうしたのだ、テオ君」
真面目な雰囲気を察して、ジュダが顔を引き締めた。それに釣られたか、パトリシアを取り囲んでいた者達も静かになり、テオに注目する。
「皆さん、マナヤから『対召喚師戦』を学びましたよね」
「ああ」
「その件で、お話しておかなきゃいけないんです。マナヤのこと……そして、『流血の純潔』のこと」
***
テオは腰掛け、皆に話した。
マナヤが、人を殺してしまったこと。そのために『流血の純潔』を散らし、あらゆる人に『殺しのビジョン』を見続けていること。マナヤがそれを乗り越え、テオらを守るために戦う決意をしてくれていること。
今も苦しみながら、騎士達や学園の生徒に実戦訓練を施していること。
そして、アシュリーが彼の心を支えているということ。
「そう、か。マナヤさんが……」
一通りの話を聞き終わったジュダが、沈痛な面持ちでつぶやく。他の皆も、表情が沈んでいた。一緒に聞いていたパトリシアも涙を浮かべている。
「ですから、皆さん……身を守るな、とは言いません。でも、人間相手に戦うのであれば、殺さないようにだけ注意してください」
そうテオは締めくくる。
あのように苦しんでいる人を見るのは、テオにももう嫌だった。全てをマナヤに押し付けた自分が言えたことではないが、人殺しなど絶対に経験したくないし、誰にもして欲しくはなかった。
「その、さ。テオ。実は」
「カルさん?」
そこへ、躊躇するようにカルが話しかけてくる。
「実はもう……俺達、この村で戦ったんだよ。『召喚師解放同盟』と」
「えっ!?」
思わず椅子を鳴らして立ち上がってしまったテオ。そんなテオを宥めるように、慌ててカルは付け足した。
「い、いや、俺達は直接殺してはいないんだ! トドメは、この村に来てた騎士さん達が刺してくれてたから!」
テオらが、王都の学園で召喚師候補生達に教導することが決まった時。
召喚師解放同盟が、テオらの故郷であるこの村を狙ってくる可能性は高い。そのため、ディロンはこの村に対人戦闘経験を持つ騎士達を派遣してくれていたのである。
「ただ、唐突に召喚モンスターが村の中に飛び込んできてさ。多分、『跳躍爆風』で防壁の外から放り込まれたんだと思う」
「その時、我々もすぐに駆け付けたのだ。召喚モンスターに人を殺されるわけにはいかなかったからな」
その言葉を、やや年の行った召喚師が引き継ぐ。オルランだ。
「マナヤさんから教わった知識が、役立ったよ。人的被害は出さずに、モンスターを封殺することができた」
「逃げようとした召喚師達を、騎士さん達が追ってトドメを刺してくれたんです」
悲しそうに目を閉じたジェシカが、オルランの隣に並ぶ。そして、恐怖にすくむようにその身をかき抱いた。
「あの時の騎士さん達、すごい剣幕だったんです。冷たい瞳というか、あれが『殺気』ってやつだったんでしょうか」
小さくジェシカの体が震えていた。皆もその時の事を思い出したのか、顔が青ざめている。
「テオ君のその話を聞いて、ようやく合点がいったよ。騎士さん方のあの恐ろしい雰囲気は、そういうことだったのだな」
「ジュダさん……」
「わかった、十分に気をつけることにしよう。皆、それでいいな?」
ジュダが皆を見回し、全員がそれに即座に頷く。
(良かった……)
ほおっと大きく安堵の息を吐くテオ。
マナヤが、対人戦をこの村の召喚師達に教えたこと。マナヤは、ずっと気にかけていたのだった。
人を殺すことの意味。倫理的な問題というより、人間でなくなるかのような感覚の方が問題だ。だからマナヤはずっと怖れてきていた。自分が教えたことが、故郷の召喚師達を苦しめることにはならないかと。
「心配するな、テオ。俺達は、たとえ召喚師解放同盟やらが相手でも、殺しはしないよ。……スコットさんとサマーさんのことを思うと、許せねえって気持ちはあるけどさ」
「カルさん……」
カルが、わしわしとテオの頭を撫でながら複雑そうに笑う。
「それにさ。マナヤさんから教わった、対召喚師戦のこと。俺達が、騎士隊の召喚師さん達に教えることになったんだぜ?」
「え、そうなんですか? カルさん」
「ああ、それで――あっ、ジュダさん! あの件、言っといたほうがいいんじゃないですか?」
突然、カルはそう話を振る。それで思い出したように、ジュダはテオに顔を向けた。
「そうだった。テオ君、実はこの村は近々、拡大することになるかもしれない」
「拡大?」
村の拡大。それは文字通り、村を防壁ごと一回り拡大して面積を増やすことだ。人口が増えた場合や、畑の規模を広げる場合などに行われる。
建築士の力を使えば、防壁を広げつつ移動することも可能だ。既にある家屋を、土台ごと移動させてしまうことも難しくない。
「ああ、国からの要請でな。この村を、召喚師育成や印象改善に使いたいそうだ」
「そうなんですよ! この村の人達、召喚師への偏見が少ないでしょう? 召喚師候補生の子達に、希望のある暮らしを見せながら育てたいって方針らしいんです!」
「召喚師以外の、学園の子達も数名ずつ来られるようにするそうだ。召喚師と共闘する未来を、この村を参考にして各地に広める一環だと聞いた」
皆が興奮したように、次々と話し始める。
村の拡大は、ただそれだけでも一大イベント。しかもそれが、召喚師が主役となるようなものだったので、誇らしく感じているのだろう。
このセメイト村が、召喚師育成の第一線となる。マナヤが伝えてきた、『コウマ流召喚術』を広めるための。
テオの心にも、誇らしさが満ちた。
――ドウッ
「えっ!」
と、そこへ鈍い爆発音のようなものが響く。
聞き慣れた救難信号の音だ。が、いつもよりも音がやや小さい。
慌てるテオとパトリシアに対し、他の者達は落ち着いている。入り口に近い位置に立っていた一人がすぐに扉を開けて外の様子を伺いに行った。テオもすぐさま飛び出す。
「青い救難信号……」
距離的に、防壁の丁度真上あたりだろうか。そこに細く青い光の柱が立ち上っている。『青』は、緊急性が低いが用心が必要という意味だ。
「ふむ、さっそく来たか」
と、リラックスしきった様子でジュダがテオの隣へとやってくる。そして、後をついてきた他召喚師達を見回した。
「あの方角、担当しているのは確か……」
「私です」
ジュダの逡巡するように呟きに応えたのは、彼とほぼ同年代の男性召喚師。
「オルランさん!」
「大丈夫だ、テオ君。ジュダさん、行ってきます」
オルランがニッと笑いながら、テオの肩を叩く。ジュダがゆっくりと頷くのを確認した彼は救難信号の方角を見据え、目の前に手のひらを掲げた。
「【ナイト・クラブ】召喚」
人間より二回りほど大きなサイズの、巨大な銀色の蟹。冒涜系の中級モンスター、夜襲の大蟹だ。
オルランは召喚したその背によじ登り、しがみつくような形で呪文を唱えた。
「【跳躍爆風】、【跳躍爆風】」
タイミングよく跳躍爆風を二連打し、ナイト・クラブがオルランを乗せたまま一気に前方上空へと高く高く跳び上がる。
それを目で追うように空を見上げるテオ。
「――ヴァンパイアバット?」
跳び上がったオルランが、はるか上空で巨大なコウモリのようなモンスターを召喚したのが見えた。伝承系の中級モンスター、ヴァンパイアバットだ。
目を凝らすと、オルランはナイト・クラブを空中で送還し、そのヴァンパイアバットの足を掴んだのが見える。
直後、テオは目を剥く。
オルランは、ヴァンパイアバットに掴まった状態でグライド飛行したのだ。跳躍爆風の移動速度を乗せたまま、一気に防壁辺りまで飛んでいく。
「えっ、どうやって!?」
思わず驚愕の声を上げてしまった。
(ヴァンパイアバットじゃ、人間の体重を支えられないはず……)
マナヤの教本にも書いてあったのだが、モンスターは人間が『乗る』ことができるモンスターと『乗れない』モンスターに分かれる。主に、一定以上の体格、すなわち十分なHPを持っていることが乗れる条件だ。
ヴァンパイアバットは軽量でHPも低く、人間が乗ることはできない。
「驚いたかい? 我々が最近見つけた方法でね。飛行モンスターに乗れないまでも、掴まって降下飛行しながら高速移動できるんだよ」
くつくつと面白そうに笑いながら、ジュダが説明してくれた。
ヴァンパイアバットに掴まって『飛ぶ』ことはできない。が、跳躍爆風で一定高度まで跳び上がった後、ああやって飛行モンスターの足に掴まる形になれば、徐々に高度が落ちてはいくがグライド飛行のような移動ができるらしい。
おそらく、マナヤがやっていた遊戯には存在しなかった移動方法だ。
「あ、あの、援護に行かなくていいんですか?」
「問題ないよ。青い信号なら、普段通りだ。例の防衛機構にモンスターがかかったんだろう」
暢気な召喚師達の様子にテオが問うが、ジュダは全く意に介さない。
他の召喚師達も、まったく慌てていない。通りすがりの者達も、オルランの飛行を仰ぎ見ながらリラックスしていた。もはや日常茶飯事となっているようだ。
「僕、ちょっと行ってきます!」
一体どんな戦い方をしているのか、知りたい。
戦いの緊張感より、好奇心が増してテオはすぐさま救難信号の方向へと走り出した。
「【プランジショット】!」
「【フレイムスピア】!」
「【ライジング・アサルト】!」
信号が上がった場所に到着した頃には、既に他の者達が戦い始めていた。
が、防壁の外に出たわけではない。防壁の内側から、弓術士が曲射で反対側へと矢を撃ちこんでいる。防壁のてっぺんに昇っている黒魔導師が、防壁外に向かって炎の槍を発射しているのも見える。さらに防壁の外で剣士が跳び上がり、防壁てっぺんへと着地しているのも視界に入った。
「状況は!?」
やや息を切らしつつ、その様子を伺っている女性に問いかけるテオ。が、その女性はあっけらとした様子で話し始めた。
「テオさん! ああそっか、テオさんは初めて見るんですね。大丈夫ですよ、多分もうそろそろ片付きます」
「これは、一体……?」
「村の皆で作った、防衛機構です。少数のモンスターをおびき寄せて、こうやって安全な場所から狩るんですよ」
と、女性は防壁の方へと視線を戻した。
少し逡巡したあと、テオは駆け出し、防壁の上に続く階段を駆け上がる。そして防壁の裏側を覗き込んだ。
「これは!」
防壁の裏は、例の四角い出っ張りがついていた。その四角い建造物の内側は空っぽで、『コ』の字に細い通路ができている。その通路の中で、数体のモンスターが渋滞を起こしている。
防壁のてっぺんから、建造物上端の足場へと行き来できるようになっていた。そこに立った村人達が、建造物内に閉じ込められたモンスター達に遠隔攻撃を食らわせている。
「【レン・スパイダー】召喚、【電撃獣与】」
見れば、オルランもその建造物の上で、オレンジ色の人間大の蜘蛛を召喚していた。『レンの蜘蛛』、冒涜系の中級モンスターで、蜘蛛糸の塊を発射して攻撃する能力を持つ。
その糸塊を食らった、通路内のモンスター。糸が一気にその全身に絡みつき、その動きを封じている。さらに電撃によって、そのモンスターの動きも硬直。
「【応急修理】」
さらにオルランは、通路の最奥に向かって呪文を唱える。その先は、コの字通路の行き止まり。そこにいる青いネコ型の機械モンスターが、敵モンスターと接敵した状態で身体の損傷が修復されていた。
おそらく、オルランの猫機FEL-9だろう。
「よし、よくやったオルランさん! 【ドロップ・エアレイド】!」
動きの止まった敵モンスター目掛けて、剣士が通路内へと飛び込む。直後、蜘蛛糸にからめとられたモンスターに、強烈な一撃を叩き込んでいた。
「あ、危ない!」
剣士が、モンスターの攻撃を受けてしまう。そうテオは焦ったが、しかし他のモンスターはその剣士に目もくれない。通路の最奥に立っている、猫機FEL-9しか目に入っていないのだ。
「戻ってきな、トレント! ほら、出口だ!」
「おっ、ニスティさんサンキュ!」
と、オルランのすぐ傍に居る建築士の女性が、飛び降りた剣士の近くへと手をかざす。通路内の壁面にぽっかりと穴が空き、剣士はその穴をくぐって防壁内側へと戻っていった。
「そりゃ、食らいな!」
剣士が防壁の内側に避難した後、その女性建築士はついでとばかりに壁面から岩の槍を突き出す。憐れ、後続の敵モンスターはその岩槍に刺し貫かれた。
「すごい……」
流れるような連携に、テオは戦闘中にもかかわらず見惚れる。
それからたった数分で、鮮やかに野良モンスター達は始末されていった。
「よーし、おつかれさん!」
パンッ、と皆が順にハイタッチを繰り返す。オルランもそれに混じりつつ、倒した野良モンスター達を封印していった。
「――素晴らしいです! これが、例の防衛機構なのですね!」
いやにハイテンションなバリトンボイスが、防壁の内側から聞こえる。
見下ろしたテオの視線の先で、興奮顔のランシックが小躍りしそうや様子で見上げてきていた。
外
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■□□□□□□■
■■■■■■□■
■猫□□□□□■
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■■■防壁■■■
防衛機構の内部構造は、図解にするとこんな感じ。結構シンプルです。




