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おっぱいにふれる

 かわいい妹、みこの……おっぱい。とっても触りたい。手でむにむにして、あわよくば……ほおずりしたい。


 でも、でも、そんなことしたら……私は……。


 私がまだ触れようか触れまいか悩んでいると「あ、そうだよね」とぷちぷちとパジャマのボタンを外し始めた。


「え、ちょっと……」私は戸惑う。


「ほら、これならかたいのわかるよ」と肌着になって胸を張る。……暗いからはっきりとは見えないけれど、ふくらみはより強調されているのがわかる。この薄布越しに、妹の……女の子があるのだ。


 なんでこんなにどきどきしてしまっているのだろう……。胸……おっぱいなんて一緒にお風呂はいるときによく目にしているのに。そんなときは興奮なんてしたことない。


 今のみこを私は『妹』ではなく……『恋人』として見ているから変に意識しちゃってるのかもしれない。つまりごっことしては正しいのかな、と自分を納得させてみる。


「あ、ちょくせつさわる?」と下着をお腹からめくろうとする。


「う、ううん! 服の上からでいい!」とはっ、とあせった私はみこの手をとめる。


 いま、直接触ったりしたら手だけではなく口まで出てしまいそうだ。私の理性は天に昇り、消えてしまう。本能のけだものとなって、妹をメスに堕としてしまうかもしれない。天使のようなみこを、堕天使にしてしまう。


 おそるおそる、手を伸ばす。冷静に……冷静に。暴走しないように、理性を保ったままで。


 おっぱいを……さわるだけだ。姉として……妹の成長を確かめるために。体に異変がないか、見てあげるだけだ。どうしようもない言い訳をしながら。



 根本から、そっと……ふれる。


 ぷに。未熟なつぼみが、けだものの手で摘み取られる。


 「あっ」こえが、もれる。


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