立ち止まる、下駄。
「た~まや~」
「ねぇ、それってなんなの?」
打ち上がるたびに不機嫌だった
彼には気付かれないように
所々から「鍵屋~」とか そんなの意味も知らない
過ごしやすい春先に知り合い そして初夏 お祭りにて
まるで青春を謳歌している 浴衣に身を包んだ二人
ドーンと夜空に浮かぶ 立ち尽くしていた
仕上げの花火にも負けない 頬っぺたに柔らかい感触
もっと早くに気づいていれば なぁ
「美味しいね、これ」
「でしょ? 良いよね」
りんご飴で 誤魔化した
「た~まや~」
「ねぇ、それってなんなの?」
打ち上がるたびに不機嫌だった
彼には気付かれないように
所々から「鍵屋~」とか そんなの意味も知らない
過ごしやすい春先に知り合い そして初夏 お祭りにて
まるで青春を謳歌している 浴衣に身を包んだ二人
ドーンと夜空に浮かぶ 立ち尽くしていた
仕上げの花火にも負けない 頬っぺたに柔らかい感触
もっと早くに気づいていれば なぁ
「美味しいね、これ」
「でしょ? 良いよね」
りんご飴で 誤魔化した
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