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転移魔法失敗!

 短編のつもりで書いていたら、思ったより長くなったので分割いたしました。


「うわぁ…失敗した……」


 魔導師のヴァージニアは転移魔法(テレポート)に失敗して見知らぬ土地に来てしまった。


「隣町なら歩けばよかった…。てか、ここどこぉ?!」


 ヴァージニアが周囲を見渡してみると、何やら海らしき水面が見えた。

 波が打ち寄せる音が聞こえてきた。


「失敗しすぎてかなり遠くまで来ちゃったみたいだね…」


 元いた場所も隣町の近くに海も湖もないし、魔力の減り具合から相当遠くまで飛んでしまったようだ。


「はぁ…。魔力が回復するまで、ちょっと散策しようかな」


 魔力回復薬は持っているが、勿体ないので使わずにおこうと思った。

 少し体がだるいぐらいなので歩いていても問題ないだろう。


「なんか地面が濡れている…。雨が降ったとか…?」


 雨は降っていなかったし、周辺地域にも雨は降っていなかったはずだ。


「そんなに下手くそじゃなかったはずなんだけどなぁ」


 空を見ると青い空が広がっていた。

 雲は見当たらない。

 これだけ地面が濡れているのに、雲一つない。

 そんな急速に天気が変わったのだろうか。


(なんか…変だよここ……。何がとは言えないけど……)


 そう思いながらキラキラ光る水面まで歩いた。

 水面に到着して左右を見てみると、やはり海のようだった。

 遥か遠くに見える水平線が絶望感を植え付けてきた。

 悲しみを堪えながら海岸線の近くをトボトボと歩き、それとなく違和感を確認する。


(もしかして…普段はもっと水位高い?)


 背筋がヒヤリとした。

 早くこの島から出ないと沈むかもしれないからだ。


(早く魔力溜まってー!)


 魔力回復薬を飲もうかと思ったが、次も失敗するかもしれない。

 それも海の上だとしたら、かなりまずい。


(あ…でも、海に落ちたら薬飲めないか…)


 立ち止まってカバンから魔力回復薬を取り出す。

 手に持った薬の小瓶をじっと見つめる。


(安くないんだよなぁ…)


 思いっきりため息をついた。

 隣町なら歩いて行けばよかったと改めて後悔した。

 小瓶を恨めしそうに見つめながらカバンにしまった。

 そしてまたトボトボと歩きだした。


「あれ?」


 10分も歩かないうちに見慣れた場所に戻ってきたようだ。

 なんなら自分の足跡も残っている。


(あまり大きくない島なんだね…。次は島の中を見てみようかな)


 最初に転移した場所に戻って、そこから探索しようと思う。

 魔力はまだ半分も戻ってきていないので、まだ時間がある。

 水没までの時間があるのかは分からないのだが…。


(よし!少しでも高いところに登って時間稼ぎをしよう!)


 両拳を握って決意した。

 島の中心部を目指して歩いた。

 すると最初に降り立ったすぐ近くに、こぢんまりとした遺跡らしき建物があった。

 どうやら木々の陰に隠れて見えなかったらしい。


「うわぁ…凄いけどますます怪しい……」


 遺跡にはフジツボのような物が沢山ついている。


(なんか怖い……)


 遺跡の中を覗いてみると、あまり装飾がない簡素な作りをした。


(中に入らない方が身のためだよね…?)


 罠が仕掛けられていたら大変だ。

 迂闊に触っちゃいけない。

 そう思いながら、遺跡の周りをぐるりと回ってみた。


(小っちゃい遺跡だ)


 1分もかからずに遺跡の正面に戻って来られた。


(……そういえばここってどこら辺なんだろう?)


 今更ながら地図を見てみる。

 もちろんただの地図ではない。

 地図上に自分の現在地が表示される便利アイテムだ。


(作った人、特許で大もうけだろうなぁ…)


 地図を広げると自分の現在地が表示された。


「えっ?!」


 思わず声が出てしまった。

 何故なら現在地は海のど真ん中だったからだ。

 現在地の部分を拡大してみたが、それらしき島はなかった。


「どういう事??」


 地図には島は書き記されていないので、普段は完全に海の中にあるようだ。


「って事は島のどこにいても沈むんだ…」


 すぐに脱出した方がいい。

 しかし、現在地はどの大陸からも遠く離れている。

 近くに島もない。

 どおりで水平線しか見えなかったはずだ。


(本当だったら魔力が空っぽになっていてもおかしくなかった距離だ…)


 寒気がした。

 ヴァージニアの顔は真っ青になっている。


(全回復しても届くか分からない…)


 へたり込もうと思ったが、地面が濡れているのでしなかった。


(遺跡に何かないかな…。脱出のヒントとか…)


 そっと遺跡内に入ったが何もなかった。

 一部屋しかなかった。

 地下への階段も見つからなかった。


「な、何もない…!」


 がっくりと肩を落とした。

 この島に来てから何回落ち込んでいるのだろう。

 はぁ、とため息をついた瞬間、ずるりと足を滑らせてしまった。


「ぬあぁああ!!」


 なんとも格好悪い悲鳴を上げて転んでしまった。

 お尻が痛い。

 手も痛い。

 なにより心が痛い。


「踏んだり蹴ったりだぁ…」


 目が潤んできた。

 ゆっくりと立ち上がり、途中で壁に手をついた。

 すると一気に虚脱感に襲われた。


「なっ!」


 慌てて手を話した時にはすでに遅かった。

 回復しかかっていた魔力をごっそりと奪われていた。


「そんなぁ…」


 だが、何のために魔力を吸い取られたのだろうか。

 その疑問はすぐに解決した。


「今度は何?!」


 遺跡が光り出したのだ。

 そしてお決まりのように出口が塞がれてしまった。


「待って!扉なんてなかったじゃないっ!!」


 どうやらせり上がってきたようだ。

 扉を叩いても開くわけないのに手の平で叩いてしまった。

 悲しいものだ。


(閉じ込められた…。何が目的なの?)


 他にも犠牲者がいたら人骨なり他の生き物の骨なり落ちているはずだが、それらは見当たらない。

 もしかしたら跡形もなく始末されてしまうのだろうか。


(せ、せめて骨は…)


 そんな事を考えていたら、今度は激しい物音がし出した。

 地響きのような低い音だ。


「!!」


 驚いて周囲を見てみる。

 床が動き出して、地下へ続く階段が出現した。


「うわぁ…」


 怪しさしかない。

 しかし、進むしかなさそうだ。

 ヴァージニアは意を決して一歩ずつ階段を下りていった。

 遺跡は相変わらず光っているので暗くはない。


(地下は濡れていない…)


 足元の心配はしなくてよさそうだ。

 一本道をどんどん進んで行く。


(他の島や大陸に繋がってたりしないかなぁ…)


 仮にそうだとしたらかなりの距離を歩かねばならない。

 とんでもない時間がかかるだろう。


(どこまで続くの?)


 魔力は生命を維持出来るギリギリまで奪われたので、足取りは重く思ったより進んでいない。

 どんどん進んでいたつもりだったが、全然進んでない気がする。

 それともずっと同じ風景なので、そう思ってしまうのか。


(全身が重くなってきた…)


 ヴァージニアは息切れもしてきた。

 足元はふらふらと覚束ない。


(もしかして酸素も少ないのかな?)


 幻覚も見えてきた。

 一本道の先に厳かな雰囲気を醸し出す部屋が見えたのだ。


「ハァ…ハァ…あれ……?」


 どうやら幻覚ではなく本物の部屋だったようだ。


「ハァ…ああ、すごい……」


 部屋には精密な装飾がなされていた。

 遺跡の外観とは全く異なっている。

 ヴァージニアは息を整えてから部屋の中に入った。

 もう罠がどうこうとは考えていないようだ。


(入り口の部屋より広い…)


 壁に顔を近づけてみた。

 こんなに綺麗な装飾を間近で見られるなんて夢にも思わなかった。

 そう思うくらいの装飾が壁や天井、それに床にもされていた。

 なんだか踏むのが申し訳ない。


(なんだろう、これ…)


 奥の壁に柱があった。

 この柱が一番豪華だった。

 何やら模様が描かれている。

 もしかしたら古代文字かもしれない。


(なんて書いてあるんだろう?)


 とても興味をそそられた。

 なので、つい不用意に触ってしまった。


「っ!!」


 柱が光り出した。

 目を瞑るほどではなかったが、ヴァージニアの影を濃くするくらいの光はある。

 ヴァージニアは一歩下がり、何が起こるのか見守った。


(……何が起こるの?…いや、起こって欲しくないけどね。出来ればどこかの島か大陸に…水没しない場所に移動出来たら…)


 少ししたら光が収まった。

 何故光ったのか分からない。

 ただ単に接触すると光るのか。

 そう考えながら、柱に一歩近づいた。


(触ったらまた光るのかな?)


 そっと手を伸ばした時だった。

 柱が動きだした。


「えっ?」


 いや、動いたと言うより、開いたの方が正しい。

 驚いていたら、柱から何か出てきた。


「ひぃぃぃい!」


 出てきた何かがヴァージニアにもたれ掛かってきた。

 また格好悪い悲鳴を上げてしまったヴァージニアは、お尻をついて倒れた。

 もたれ掛かってきた何かの下敷きになってしまったのだ。


「ぅわぁぁ…たすけ…助けて…」


 小さな悲鳴を上げて藻掻いた。

 必死で藻掻いていたら、ヴァージニアの手の指に何かが絡まった。

 長い何か、細くて長い、まるで髪の毛のようなものだった。


「何これ…」


 ヴァージニアの手には黒い髪の毛がみっちりと絡まっていた。


「ぃいいい!!」


 慌てて、もたれ掛かってきた何かを払いのけた。

 だが、髪の毛は絡まったままだ。

 感触が気持ち悪かった。


「ととと、取らなきゃ…あああ………?」


 時間はかかったが、何とか髪の毛を取れた。

 そしてヴァージニアは払いのけた何かに目を向けた。


「え…?」


 そこには人間の子どもが横たわっていた。

 身体的特徴からして少年だ。

 ヴァージニアは慌てて、少年の下腹部を彼の長い髪の毛で隠した。

 下腹部を隠すと少女のようにも見える。

 少年は目を瞑っているが顔が良いのが分かる。


「なんでこの子が?え?何?どういう事?!」


 色々と突っ込む所が多すぎる。


 何故柱の中に?

 そもそも柱なのか?

 少年は生きているのか?

 いつから中にいたのか?

 何の目的で中にいたのか?

 何故裸なのか?


 次々と疑問が沸いてきた。


「まずは生きているかだよね…。よし!」


 少年が呼吸をしているか確認した。


(胸が上下しているから呼吸している。よし、生きている!)


 次は、何故いつからこの柱だか棺だかの中にいたのかだ。

 これは少年に聞かないと分からない。


「あ!」


 ヴァージニアはカバンから毛布を出して少年にかけてあげた。

 毛布といってもハーフサイズなので持ち運びも便利だ。


「よし…これでチラリの危険はなくなった…」


 少年はまだ寝たままだった。

 この部屋まで来る途中に最近人の出入りがあったようには見えなかった。

 痕跡を消したのか、それとも少年がここに来たのはずっと前なのか。

 謎は深まるばかりだった。


「う…」


 寝ている少年から声が聞こえた。


「だっ大丈夫?おーい…」


 ヴァージニアは恐る恐る少年に声をかけた。


「う…ん……」

「おーい…大丈夫かー」

「ん?」


 少年はパチリと目を開けた。

 髪の毛と同じ黒い目をしているのかと思ったが、不思議な色をしていた。

 見る角度によって色が違って見えた。

 虹色とでもいったら良いのだろうか。


「えーと、大丈夫…かな?」

「……」


 ヴァージニアが声をかけると少年は、ゆっくりと体を起こした。

 まだ目をパチパチさせている。

 少年はヴァージニアの方を向いた。


「えっと、おはよう。君の名前は何て言うのかな?」

「?」

「あー、私はヴァージニア。あなたの名前を教えてくれる?」

「…?」


 少年はヴァージニアの言葉が分からないようだった。


「んーどうしよう。とりあえずここから出ないとなぁ…。でも閉まっちゃってるだろうからなぁ」

「……」


 少年はじぃっとヴァージニアを見ていた。


「ああ、そうだ!私の着替えを着せよう」


 カバンからTシャツとズボンを取り出した。


「はい、両腕を上に上げてー。こう、やってみて」

「?」


 服を着せようとヴァージニアは少年の腕を持った。

 その時だった。

 さっきとは違う感覚を味わった。

 全身の皮膚、神経、脂肪、筋肉、内臓、骨、血液、細胞、とにかく全部を探られたような気がした。

 とにかく気持ち悪かった。

 全身がゾワゾワ、ビリビリ、モゾモゾした。


「っ!!」


 少年の腕から手を離すと、その気持ち悪さは治まっていた。


(何?何が起きたの?この子に触ったから?)

「……だいじょうぶ?」

「え?」


 さっきまで喋らなかったのに急に少年が喋りだした。

 最初から話せたのだろうか。

 それとも、やはり何かされたのだろうか。


「だいじょうぶ?」

「う、うん大丈夫だよ。ほら、両腕を上に上げられるかな?」

「うん」


 少年は両腕を上げた。

 ヴァージニアは少年に触れたらまた気持ち悪くなるのかと思い、覚悟してTシャツを着せた。


(あれ、何ともない…。さっきのは気のせい…?)

「よし、着られたね。あ、髪の毛…」


 少年の長い髪の毛をTシャツの襟元から出す。

 長いので大変だった。


「結ぶか…。ちょっと待って。ヘアゴムどこかな…」


 カバンからヘアゴムを2本出した。

 少年の背中側にまわり、少年の後頭部の下側で結んだ。

 このままだとまた絡まって大変そうなので、三つ編みにした。

 長いので大変だった。


「はぁ…。後はズボンだね…。自分で穿ける?」

「?」


 少年は首を傾げた。


「この穴に足を入れるの。こっちとこっちね」

「…やってみる」


 ヴァージニアは後ろを向いて少年がズボンを穿き終わるのを待った。


「できた!」

「お、ちゃんと出来て偉いね!」

「えへへ…」


 少年は照れて笑った。


(可愛いじゃないか。何者なのか分からないけど悪い子じゃなさそう)

「ベルトあったかな。後は裾をめくろうね」


 少年のズボンにベルトをして裾も捲った。

 その間、少年は大人しくしていた。


「ありがとう」

「どういたしまして」


 少年はにっこりと笑顔になった。


「うーん、どうやってここから出ようかなぁ…。魔力も回復してないし…」

「こっち」

「え?」


 少年は柱だった物を指さした。


「ここ」

「何かあるの?」


 柱だった物の陰を覗くと、何やら隙間があった。


「もしかして、動かせる?」

「うん」


 ヴァージニアと少年は一緒に柱だった物を横にずらした。

 すると上にいける階段があった。


「やった!」


 二人は階段を上っていった。

 ヴァージニアは地下に降りたよりも上っている気がした。


「まだ?」

「まだみたい…」


 もしかしたら山の上だったりしないだろうか。

 それともあの一本道はゆるい下り道だったとかだろうか。

 どちらにしろ、早くここから抜け出したかった。


「あ!」


 少年が声を出した。

 ヴァージニアが足元から視線を上げると、階段が終わっているのが見えた。

 少年は階段を駆け上がった。


「おそとがみえるよ!」

「本当に?」


 ヴァージニアも力を振り絞って階段を駆け上った。

 階段を上って出たところは、さっきの遺跡とよく似た所だった。


「おみずあるよ」

「え?」


 遺跡の出入り口の近くまで水が迫っていた。


「嘘っ!」

「ほんとうだよっ!」

「いや、そうじゃなくて…。まぁいいや。この遺跡の上に登れないかな?」


 ヴァージニアは出入り口から顔を出して覗いてみた。


「のぼるの?」

「うん、そうだよ。出来る?」

「やってみる!」


 ヴァージニアは先に少年を遺跡の上に登らせた。

 小さな遺跡なのですぐに登れたようだ。


「はやく!」

「うん…」


 正直疲れ切っているので登れるか分からないが、やってみるしかない。

 ヴァージニアは意を決して、遺跡の外壁に足をかけ指もかけた。


「ふんっ!」

「がんばれー」

「ぬぬぬ…」


 少しずつ登った。

 最後は少年が手を引っ張ってくれ、漸く遺跡の上に登ることが出来た。


「はぁ…はぁ…」

「だいじょうぶ?」

「うん…ありがとう…平気……そうだ」


 ヴァージニアは地図を取り出して地図を確認した。


「ここも地図にない…」


 周囲を見渡すと遺跡以外は水没しているようだった。

 僅かに木の先が見えるぐらいだった。

 階段が伸びていた方向を見てみるが、その先は何もなかった。

 最初に降り立った島はもう水没したようだ。


「危なかった…。ああ、今もか…。」


 この島から脱出しなければ同じだった。

 再び地図を見た。


「えっと…正距方位図法にして、一番近い場所はっと…」

「ちず、へんになった」

「これは方角と距離が正しいんだよー。よし、ここだ!行った事ないけど、緯度と経度を強く意識すれば行けるはず!」

「みず、きた!」

「もう?仕方ない…」


 ヴァージニアはカバンから小瓶を取り出して一気に飲み干した。


「おお、力がみなぎるぞ!」

「すごーい!」

「ふざけてる場合じゃなかった。はい、こっち来て。くっついて」

「わかった!」


 少年はヴァージニアに抱きついた。


(大胆だね…)

「よし!転移魔法(テレポート)


 ヴァージニアと少年が飛び立ってから数分後に遺跡は水没した。




 分割したと言いつつ、書き終わっていなかったりします…。

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