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さびしいと

作者: 甚八

石原吉郎さんの詩「さびしいと いま」を下敷きにしました。

なので二次創作です。

アレだったら消します。

青い空 北風が吹く

灰色の街 乾風が抜ける

誰かが云う さびしいと

俺は確かに聞いた さびしいと

顔を覆い隠し 誰もがどこかへと急ぐ

無感動と無関心の 冷たい駅の手摺りみたいに

肩を並べた不寛容の雑踏で

誰かが堪え切れず洩らした


青い空 北風が吹く

灰色の街 乾風が抜ける

誰かが云う さびしいと

俺は確かに聞いた さびしいと

乾いた砂利の 砂埃の舞う

吸い込んだ肺の 胸ばかりが熱く

誰かの呟きに 心奪われる程に

誰もかもが同じ宿命を背負い

誰もが孤独を分かち合い

互いを孤独で分かつのだ

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