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~プロローグ~

こんにちわ、リルンです。ネガティブ思考症シリーズを出した者です。まだ完結はしてないのですが、新しい小説投稿したいと思いまして…w いや、あらかじめネガティブ思考症シリーズはノートにて書いてるんですよ?w ノートではもう完結はしてるんです。ですが、ここに打ち込むのがなかなかの作業でして…ちょっと息抜きに違う小説です。ですが、今回もシリーズ物ですww 今回は、覚醒現象伝説シリーズです。これは書いてた当初はシリーズにせず、一つで終わらせる予定でしたが……書いてるといつの間にかシリーズにしないと終わり方的におかしくなってしまったんですよ…。それでシリーズ物にして、設定も細かくしてみました。ノートの方でもまだ書き切れていないので…投稿は遅くなるかもです…御了承を…。それではどうぞです!


※この小説には残虚な表現がかなりあります。そういうのが苦手な方は回れ右して下さい。

 赤い月が輝く夜。今日は月蝕の日でもないのに、妙に輝くその赤い月は、美しく怪しげな物だった。だが、この月はとんでもないことを引き起こす、危険な月だ。


 『覚醒現象伝説』という物を御存知だろうか? これは古くから言い伝えにある、恐ろしい物。赤い月を見ることで、人間が覚醒し、覚醒人間となり、自我を無くし、暴れ狂い、たくさんの命が奪われる……。これを恐れ、人々はこのことを『覚醒現象伝説』と名付けた。


 そしてこの赤い月こそが、覚醒人間を生み出す月なのだ。静寂な夜だが、周りには赤い物体がそこら中に転がっている。赤い肉、赤く温かい水。鉄くさい臭いが、村を包む。


 そんな村に1軒、怪しく光る家があった。村の中で一番大きく、立派な家。村の物とは感じさせない、豪華な造りだった。


「ごめんネ」


幼く、可愛らしい声が家の中で響く。そこには赤い人形が二つ。その人形は酷い形をしていて、さらには鉄くさい臭いもする。もちろんのこと、開かれたままの目には光を宿さない。目からは涙が出ている。上半身と下半身が真っ二つに分かれた、その奇妙な人形はふと、首が取れた。そして広がる赤い水。剥き出しになる骨。


「……私の……せいで……貴方ハ……こんなコトニ……」


人形の前に立つ、一人の少女。しかし少女もまた、赤かった。白いフリフリの服に赤い華が奇妙に咲いていた。すると、少女の綺麗な青い目が点滅し、真っ赤になる。目付きも獣のように、鋭くなった。


「……憎イ……」


そう言うと、少女は人形の首を手に取る。そして、少女は首を握り潰す。


「……処理、完了」

ネガティブ思考症シリーズでは、章に分けて、投稿していたので、凄く長くなってましたので、今回から章内でも区切りを付けて、投稿していきたいと思います。

とりあえず、短くプロローグです。本番は次回からですね。ここの時点で残虚な表現あるので、これで駄目だな…と思った方は続きに行かないことをお勧めします。今後もこのような表現がかなりあると思うので…。大丈夫な方は続きも読んでいってもらえたら嬉しいです。

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