すげえ まじで ほんとうに 略してスマホ。
スマホはどんなことができるのか。災害時においての想像をしてみよう。
スマホは超便利。
何でも出来る。
情報伝達ツールであり、照明であり、音を鳴らせる機械であり。
照明とか音とか、は?と思うかも知れないが、瓦礫の下に閉じこめられた事を考えてごらんなさい。
部屋の明かりの代わりにスマホを使える。
声を上げられず人に見つけてもらえない時に音を鳴らせる。
実はすんごい事なのよ。
電話はもちろん重要。
まあ、災害直後は掛からない物と思って電池を温存する事。
皆電話したいんだよ。
だから誰も掛からない。
パンクしているケース、中継基地がやられているケース、色々ある。
その間に電池はみるみる減っていく。
補給はいつできるか分からない。
これじゃ相手から電話がようやく通じてもすぐにきれちまう。
本当に必要なタイミングまでは電話をしない事。
不安なのは分かるんだけどね。
そして何より情報が取れる事。
災害時、何が怖いって情報がない事が怖い。
一体何が起こっているのか、どこで起きているのか、どうすればいいのか。スマホがあれば、ありとあらゆる情報が取れる。
実際東日本大震災の時にはSNSが情報共有の手段として有効に機能し、多くの人の命を、生活を助けた。
後々聞いた話だと、「○○で充電が出来ます!」とか「○○小学校で炊き出し!」って情報まで流れていたとの事。
命を守る為に、情報は絶対必要。
昔はラジオだったけども、より細かいケアが出来るようになったね。
あ、もちろんラジオも情報源として有効。一家に一台あれば便利。
そうそう。この事に関して。
SNSというのは、主体者がいない。誰かが運営している訳ではなく、使用者の善意に基づいて運営されている。
湧くんだ、バカが。
一番恐ろしいのは「デマ」。最悪人の命を奪う結果になる。
流した本人は冗談だと思ってるだろうけど、被災者は何が本当かなんて吟味している余裕がない。
デマを信じて移動したら何もなかった、なんて事になったら命の危機だ。
はっきり言うが、「デマ」を流す輩は人殺しと変わらないと思うぜ。
直接か、間接かの違い。殺人なんだよ。
自分がやろうとしている事が何なのか。一度胸に手をあててから確実な情報発信をしてほしいもんだ。
なんて事をここで言ってもしょうがないんだがね。
だってこの文章を読んでくれてる人間は皆真剣だから。
デマを流そうなんて、バカな考えを持つ人間が震災について考えるこの文章を読むはずがない。
この辺が何ともジレンマではあるが、私にできるのは情報発信だけだ。悲しいねぇ。
まあ私はスマホ持ってないんですがね。ガラケーも十分便利。