けっきょく薬局大冒険
タイトルの元ネタ、伝わるのだろうか。本文と関係ないし。
今回はお薬の話を少しだけ。
元気ですか!
元気があれば何でも出来る。
元気じゃないですか?!
元気じゃないと何にも出来ない。
ありがと~!
はい、導入終了。
皆様は普段薬など飲まれてますか?
飲んでない?そりゃ重畳。
飲んでる?そういう人向けのお話よ。
今時分、薬局へ行けば大抵渡される「おくすり手帳」。荷物が増えて面倒ね、なんて風にも思うけども、これが災害時には役に立つ訳。
何せあなたが体調を崩した、怪我をした、そんな時に対応してくれるのは、主治医とは限らない。あなたとは初対面で、どんな病気を抱えてるのかなんて知るはずがない。
薬ってのは厄介なもんで、稀に他の症状を悪化させたり、体質とぶつかって変な症状を出してしまったりする。医療関係者の意図とは別の反応ね。
それで困るのは治療を受けるあんた。そうならない為にどうするか?
「履歴書(おくすり手帳)」を持っておくのさ。
案外、そう言うところで生死の境が決まったりする物だ。
日常生活で持参しろ、とまでは言わないけれど、非常時に持ち出す物の中に忍ばせられるよう、意識はしといてねって話。
薬もいつ手に入るか分からない物資の一つ。近くの大きめの病院の位置や情報などを予め取っておくのも大事な予防策でっせ。
何にせよ、災害のしんどいところは、災害そのものじゃなくてその後の長~い復旧期間の方なのよ。万全は難しいにせよ、情報を取るなり対策を講じるなりは必ずあんたの命を助けるよ。
20170404追記:
非常時に持ち出す荷物に、普段使っているような薬の名前を書いた「薬メモ」なんてのも用意しておくといいかもよ。大まかにでも分かると助かる。
一番いいのはお薬手帳。これは間違いない。それがダメならあらかじめ用意しておいた薬メモ。それも用意してないなら、薬の名前を自分で覚えておくこと。それもダメなら…いや、自分の体の事だ。もう少し関心を持ってやんなよ。
そうそう、市販で買った薬ってのは、お薬手帳には掲載されない。だが、時たまバッティングする事があるから要注意だ。風邪薬、頭痛薬、その他諸々。ちゃんとお医者さんに自己申告するように。
あと災害時の強いストレスで体質が変わる事がままある。その事にパニックにならず、落ち着いて対策を考えような。結論がすぐに出るかは分からないが、焦って「何で!? 何で!?」ってなっても意味がないどころが悪化の原因になったりもする。深呼吸して一回落ち着こう。