「金なんてケツを拭く紙にもなりゃしないぜ~!」
ある種似たような世界観かも。世紀末が来るぜ。
某世紀末な漫画の最初の方の台詞ですね。けだし名言。諭吉ではなく聖徳太子がばらまかれるあたり、時代を感じます。
災害の規模にもよりますが、お金ってのが正常に使えないケースがまま出てきます。
①今が商機!と値段を釣り上げてくるお店
②物流が死んでて、物を買おうにもそもそも物がないと言う状態
③物資が不足していて買い物に制限が掛かる(一人○品まで)
災害全てに当てはまる、と言う訳じゃないですが、まあそう言う事もある、という事で頭の片隅に置いてもらえれば。
災害時は平常時じゃないですから、お金さえ払えば思うように物資が手に入る、なんて甘い考えは捨てましょう。持っててもいいですが、買う事を前提とした避難計画はやめましょう。みんな物が欲しいんです。あなただけじゃないんです。
思ったような値段では買えない事もあります。商魂逞しいですね。ちなみに震災が落ち着いた後にはその業者さん、大変だったみたいですが。知ったこっちゃないですが。
物流が死ぬと言う事について。
結構あっさり死にます。道路が寸断されればトラックは入れません。ヘリで送るってもいつになる事やら。
私ん所は原発騒ぎの影響をもろに受けまして、トラックの運ちゃんが来たがらず、物流が死にました。まあ誰だって放射線降り注ぐような場所へ行きたくはないですわな。(特に当時は放射線に関する情報が余りにも少なすぎた)
お陰で近所で物買うとかが難しく、まあ苦労しました。買い置きあって良かった。
これは特殊なケースではありますが、何が起こるか分からないのが災害です。
災害時にはお金より食糧が貴重です。日持ちのする食糧は家に置いておくようにしましょう。
あ、もちろんお金を投げ捨てろって話じゃないですよ。いや、おひねりよろしく私にぶつけてくれても構いませんが。喜んで拾います。出来れば紙だと痛くないし喜びも大きいのですが。
嘘です。冗談です。ああん、石は投げないでください。
あってありすぎるという事もないし、なくても大丈夫って話でもないです。
世紀末は極端にしても、いつも通り物が買えるなんて考え方は甘いって話。