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星のマント

作者: みつ


ある魔法の世界が、ありました。その世界では、魔法が使えました。


魔法を使えるようになるには、条件があります。


「星」が、その人に当たることです。


分かりやすく言うと、流れ星が、人に直撃するみたいなことです。


そうなった人は、魔法を使えるのでした。


みんなが、そうなるわけでは、ありません。


だから、そうなった人は、それを示すために、星のマントを付けていました。


星のマントを付けている人は、色んな魔法を使えました。その人によって、使える魔法は様々でした。


星のマントの人は、魔法が使えるので、その世界では、その力を発揮して、世の中を良くするために懸命に頑張っていました。



しかし、ある時から、魔法を使えるようになった人たちの中で、魔法を悪いことに使う人たちが出てきました。


また、魔法が使えないのに、魔法のマントを付ける人たちも出てきました。


そんなことになり、この世界は混迷しました。そこでエライ人たちが、話し合った結果、


「星のマントは、誰も付けてはならない」


ということになりました。そして、誰も星のマントを付けなくなりました。


その世界には、確かに、魔法がありました。でも、今では誰が使えるのは分かりません。


誰かが、何かを願った時に、願いが叶うかもしれない世界・・


もしかしたら、魔法が使える人が、それを知って叶えてあげているのかも・・


そんな世界には、博物館に星のマントが、今も飾られています。


誰にも付けられなくなったマントが少し寂しそうに・・・.


(終わり)

ジャンルを「童話」にしようか迷いましたが、敢えて「ファンタジー」にしてみました(-.-)

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