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不機嫌は伝染する

掲載日:2024/03/20

不機嫌は伝染する。


例えば、現場に作業員が私を含めて7人いたとして


1人が不機嫌になり、道具を乱暴に扱い、大きな音を立てながら仕事をすれば


他の1人は上手く機嫌を取るように努めるだろうが、


他の3人は負けじと不機嫌になるだろう。


私は、無言、無表情を貫くようにしている。


私が不機嫌に見えるのであれば常に不機嫌だし、上機嫌に見えるのであれば常に上機嫌だ。


「どうしたの?」と聞かれれば

「なんでもないよ」と答える。


休みの日。


私には、休みなど必要ないのだが


やることとしては、人気の少ない深夜から早朝にかけ、自宅の隣にある公園で、野良猫や鳩を網で捕獲し、1匹、1羽捕まえる度に自宅へ持ち帰る。


これを繰り返し、大体捕獲できるのは


猫なら3〜5匹。鳩なら0〜2羽程度だ。


私は、各々の胴体を縄で縛り、身動きを取れない状態にし、各々の口へ、ウィスキーを少しずつ流し込む。


どれくらいの量で、どのような変化が起こるか、息絶えるまで、ゆっくり流し込み、それを昼過ぎまでまじまじと観察する。


これを人間にやるとどうなるだろうと、観察しながらいつも思う。


男だろうと女だろうと、若者だろうと老人だろうと関係ない。試してみたい。表向きの理由としては、差別が嫌いだから。


不機嫌は伝染する。


私を含めて7人いたはずの作業員。1人はどこへ行ったのか、君はわかるかい?

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