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誰が為の晩餐を

作者:へっぽこ
世界を諦めていた。一日一日生きることさえ困難なのだ。今日も誰かに奪われる。世界が俺を棄てるなら俺だってそんな世界、いらない。

そう思っていた。あの白く美しい少女に出会う迄は。
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